光明の生活を伝えつなごう

機関誌ひかり

機関誌ひかり 第613号 平成22年2月号

【今月のご道詠】

経の糸を
心の玉に
つらぬきし
み国の友は
恋しかりけり

『御慈悲のたより』下

機関誌ひかり第613号   2月1日 発行
表紙:弁栄聖者作 白衣観音


編集長就任の挨拶 (金田恭俊)

この度、塩先晋照上人の後任として、ひかり編集室編集長を拝命いたしました。編集の仕事もしたことがなく、またお念仏の実践に於いても教学に於いても諸大徳に遥かに劣るこの私に編集長の仕事が務まるとは思えませんでした。

しかし、私は、弁栄聖者の御遺稿を初め諸大徳に導かれ、「暗闇の生活」から「光明の生活」に入ることができた身でございます。光明の世界に入る前も凡夫、入った後も凡夫であることはかわりません。ですが心情は、迷い子が親を得たように一変致しました。この御恩には何としても報いていきたいという思いで一杯であります。

しかしながら、小さきこの私だけで一体何ができましょう。私にできる事は、ただ光友の皆様方の霊性を貫く如来様の「法の糸」にすがることのみでございます。蝶のあの小さな羽ばたきが未来の天候を変えるといいます。光友の皆様の思いが如来様の聖意と一つになるとき、この大宇宙を震動させる力となることを信じます。

「ひかり」誌には、如来様の光明中に一人でも多くの人を導いていこうという志を持たれた方々が、無償で原稿を寄せてくださっています。光友の皆様、どうかこの真心を通して如来様の聖意がひとりでも多くの人々に届いていきますよう、ご協力をお願い申し上げます。この「ひかり」誌を通して、如来様の「法の糸」が一人でも多くの真心に通っていきますように。

南無阿弥陀仏

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