機関誌ひかり 第613号 平成22年2月号
経の糸を
心の玉に
つらぬきし
み国の友は
恋しかりけり
『御慈悲のたより』下
機関誌ひかり第613号
2月1日 発行
表紙:弁栄聖者作 白衣観音
- 全国光明会年間行事スケジュール
- 弁栄聖者百回忌に向けて
- 聖者の偉業 No.1 弁栄聖者の偉業
- ご道詠
- 子供と一緒に学びましょう 光明主義とは何ですか?
- 光明主義と今を生きる女性 No.1 聖者から女性へのメッセージ
- 月かげの歌の諸相その2 河波定昌
- 能生法話 辻本光信
- 光り輝く浄土への道33 山上光俊
- 法然上人と親鸞上人そして弁栄上人7 熊野忠道
- 感動説話 石原義堂
- 弁栄上人遺墨画集のご案内
- 科学文明の闇を照らすもの 江角弘道
- 回向から摂取へ1 佐々木有一
- 光明主義 河波定昌
- 写仏のすすめ1 金田隆栄
- 仏像ファッション 金田隆栄
- 支部だより|中四国支部|
- 光明修養会図書出版・特別会員及び賛助会員のご案内
- 財団本部レポート・清納報告
- こちら ひかり編集室
編集長就任の挨拶 (金田恭俊)
この度、塩先晋照上人の後任として、ひかり編集室編集長を拝命いたしました。編集の仕事もしたことがなく、またお念仏の実践に於いても教学に於いても諸大徳に遥かに劣るこの私に編集長の仕事が務まるとは思えませんでした。
しかし、私は、弁栄聖者の御遺稿を初め諸大徳に導かれ、「暗闇の生活」から「光明の生活」に入ることができた身でございます。光明の世界に入る前も凡夫、入った後も凡夫であることはかわりません。ですが心情は、迷い子が親を得たように一変致しました。この御恩には何としても報いていきたいという思いで一杯であります。
しかしながら、小さきこの私だけで一体何ができましょう。私にできる事は、ただ光友の皆様方の霊性を貫く如来様の「法の糸」にすがることのみでございます。蝶のあの小さな羽ばたきが未来の天候を変えるといいます。光友の皆様の思いが如来様の聖意と一つになるとき、この大宇宙を震動させる力となることを信じます。
「ひかり」誌には、如来様の光明中に一人でも多くの人を導いていこうという志を持たれた方々が、無償で原稿を寄せてくださっています。光友の皆様、どうかこの真心を通して如来様の聖意がひとりでも多くの人々に届いていきますよう、ご協力をお願い申し上げます。この「ひかり」誌を通して、如来様の「法の糸」が一人でも多くの真心に通っていきますように。
南無阿弥陀仏