禅宗のお坊さんで、ばんけい禅師という偉いお坊さんがいました。このお坊さんが晩年になって、自分の体をとてもいたわり、長生きすることを強く願っていました。 そんなばんけい禅師ですから、食事のときには、ご飯の量などをしっかり量…
(続きを読む)禅宗のお坊さんで、ばんけい禅師という偉いお坊さんがいました。このお坊さんが晩年になって、自分の体をとてもいたわり、長生きすることを強く願っていました。 そんなばんけい禅師ですから、食事のときには、ご飯の量などをしっかり量…
(続きを読む)古いインドのお話です。王舎城というところに、バラモンという一番身分の高い家系の賢い子供がいまいた。この子は、お父さんと死に別れ、母の手一つで育てられました。あるとき、「お母さん、お父さんは毎日どのようなことをして過ごして…
(続きを読む)人の悪口、批判ばかりしているときに、こんな例えばなしが胸をつきました。 家のお隣さんの様子が、気になってしかたがない男性がいました。 その男性がいつものように、お隣の家をのぞきながら、こうつぶやいていました。「あの家の障…
(続きを読む)大地を一歩一歩、ふみしめるご飯を味わいながら、かみしめる愛する人をギュっと、だきしめる子どもの手をしっかり、にぎりしめる試合の前に気を、ひきしめる 南無阿弥陀仏と仏さまのお名前をお称えするときも同じように、一声一声、てい…
(続きを読む)きたないなーあっちいけよなーじゃまだなーうるさいなー こんな思いがよく私の心にあるでも、同じものを見ているのにまったく反対に思うときもある 汚いドブを掃除しているおじさんきれいだなー 手にとまったハエ人なつっこいなー 道…
(続きを読む)おはようございます。はじめまして。こんにちは。 こんな、あいさつって簡単なことなのに、しない人やいいかげんな人がけっこういる。反対に、気持ちのいい笑顔のあいさつをもらうとうれしくなる。 私は、子供のころから人見知りで、は…
(続きを読む)「わっしょい、わっしょい」「エッサ、ホイサ」「ソイヤ、ソイヤ」楽しそうに、賑やかに、おみこしかついでいったいなにしてんの? おみこしには神さまがのっているんだってそしてその神さまをたたえたり感謝をしてるんだってさ そのわ…
(続きを読む)この手のグーをパーにするのは簡単なのに 心のグーをパーにするのはやけに難しい ぐっと離さない欲張りグーふりあげた怒りのグー閉ざして暗い愚かなグー そんな心のグーをパーにして解き放てばいいだけなのに・・・ 春のお日さまのよ…
(続きを読む)お釈迦さまの活躍した頃のお話です。 王舎城(おうしゃじょう)というところに、とても欲の深いお金持ちの男がいました。この男は親孝行もしない、賢者の教えも聞かない、老人を敬うこともせず、わがまま放題な暮らしをしていました。そ…
(続きを読む)江戸時代のお話です。天台宗のお坊さんで、鳳潭さんという人がいました。彼は子供の頃から、京都の町から比叡山に毎日登り、仏教の教えを聞きにいっていました。 ある日のこと、天台宗の大切な教えを学べるということで、沢山の人が集ま…
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