光明の生活を伝えつなごう

光明主義と今を生きる女性

光明主義と今を生きる女性 早春

山本 サチ子  新河岸川の土手を歩いていると、梅の木のてっぺんにメジロを一羽見つけた。せわしなく枝を渡り歩いている。  隣の木には蝋梅が咲いていて、モズが一羽留まっていた。愛くるしい目をした二羽の小鳥たちは蜜をついばんで…

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光明主義と今を生きる女性 互いに助け合って

鎌尾 光栄  数年前、神奈川県の大山詣りをした折、下山途中に岩の階段で転倒して足首を骨折してしまいました。人生初の手術と松葉杖生活で、日々の暮らしも儘ならなくなり、多くの人に支えられていることを実感しながらも、心が塞がる…

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光明主義と今を生きる女性 腕時計

山本 サチ子  漸く冬らしい季節の到来です。ここ埼玉ではあまり秋景色が感じられなく、今年の紅葉は諦めていました。けれども先月、京都で清水寺を訪れた際にその思いは覆されました。清水寺から眺める京都の街並みと周囲の秋景色は言…

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光明主義と今を生きる女性 台所から世界を観る 

山本 サチ子  これまでに経験した事が無いほどの暑い夏が収まり、短い秋も束の間の気候で締めくくられた。過去から考えられない気候変動が世界各地で起こり、また世間では恐ろしい事件が発生している。それに追い打ちをかけ物価高が起…

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光明主義と今を生きる女性 水辺にて

石川 ゆき絵  ブラジルの常夏の地にご縁をいただき暮らしている。常夏とはいえゆるやかな四季があり、12月は真夏で、日本とは反対に7、8月は肌寒い日もあり雨季となる。今年の雨季は特に雨が多く、その恩恵にてわが家の前の湖はよ…

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光明主義と今を生きる女性 地球はきれいだからいっぱい遊んでね

石川 ゆき絵  音楽が好きで高校生の時からバンドを組んで歌っていた。最初に組んだバンドは「ガガーリン」と名づけた。「地球は青かった」と言った世界初の宇宙飛行士の名前だ。  二〇二四年春。桜の咲く頃、故郷福岡に急遽一時帰国…

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光明主義と今を生きる女性 猫と人間

山本 サチ子  冬の寒さが抜けきらない。桜の開花が近いとニュースになったものの、関東では雪が降ったり、厳しい寒さがなかなか遠退かない。春の訪れを待ち遠しい気持ちでいると庭からそっと囁く声がした。「めじろが、清美オレンジを…

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光明主義と今を生きる女性 時代

山本 サチ子  冬の寒さが春一番の風と共に遠のいて行った。寒さは、身も心も引き締めて人を鍛え上げる良さを備えている。ここ数日は南風が吹き温かく、過ごしやすい気候が続いている。二月にしては暖かすぎるが、ようやく春の訪れを感…

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光明主義と今を生きる女性 「さえられぬ光に遭いて6」を読んで

山本 サチ子  ひかり誌に連載されている2024年1月号の「熊野好月」尼著『さえられぬ光に遇いて』の「聖者のみ手に惹かれて」を読んだ。 そこに、次のような弁栄上人と好月尼との対話が記されている。   私〔=好月尼〕が当初…

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光明主義と今を生きる女性 長女と山菜

山本 サチ子  知人から葉書が届いた。「年賀状を差し控えます。」年末になると毎年、訃報の知らせが届き驚きと落胆の気持ちでいっぱいになる。同時にこの方は良い人生を送り召されただろうか? 知人の相方を深く知っていたわけではな…

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