光明の生活を伝えつなごう

光明主義と今を生きる女性

光明主義と今を生きる女性 春

山本 サチ子  自宅から300mほどの所にタワーマンションが建っている。その庭を歩いていると優しい梅の香りがした。香りに近づくと、そこには七分咲きの紅梅がひっそりと咲いていた。風には冷ややかさが残るが、それはまさしく春の…

(続きを読む)

光明主義と今を生きる女性 呟き

山本 サチ子  一月ももう半ばを過ぎた。月日は駆け足で過ぎていく。街の風景は街路樹も公園のバラの花も全て剪定され、わびしい風景に様変わりしている。彩りの少なくなった街に華やかさがほしいと思いながら遊歩道を歩く。しばらく歩…

(続きを読む)

光明主義と今を生きる女性 ひとりでは生きられない

石川 ゆき絵  「人に迷惑をかけないように」と子どものころ父に言われて育った。『迷惑』の中身は、人の手をわずらわせる・誰かのじゃまをする・ひとさまに物資を乞う、などだったと思う。よそさまの協力がなくとも自分の力で生きる強…

(続きを読む)

光明主義と今を生きる女性 「七五三」~七歳の儀式に思う~

山本サチ子  四姉妹の一番下の孫が七歳の七五三を迎えた。これまで深く考えることもなく我が子や孫の七五三のお祝いをしてきました。けれど今年、この末っ子で七歳のお祝いもおしまいだと考えたら、今さらですが本来の意味を改めて調べ…

(続きを読む)

光明主義と今を生きる女性 戦後の人々の暮らし

山本サチ子  戦後生まれの私は戦争を知らない。私の子供の頃の戦争の知識は、家族や学校のクラス担任から第二次世界大戦の話を聞かされたことくらいです。戦争を経験した人々からすれば私達子供は頼りない弱々しい存在だと思われていた…

(続きを読む)

光明主義と今を生きる女性 択法眼(ちゃくほうがん)

石川ゆき絵  老眼がひどくなり、近くのものが見えにくくなった。白内障にもなってるのかな、いろいろまぶしい。半世紀生かさせてもらっているのだから、命の器である体は衰えていくなぁ、と、しみじみ実感する。老化をなげいても仕方が…

(続きを読む)

光明主義と今を生きる女性 戦争

山本サチ子  散歩をしていると鳥のさえずりが聞こえました。耳を澄ませば今度はさらに大きな声で「ホーホケキョ」と上手に鳴きます。私は林の側に佇みその声の美しさに聞き惚れました。あぁ…なんて美しい音色で鳴くのでしよう…この美…

(続きを読む)

光明主義と今を生きる女性 この食は命 ~『いただきます』『ごちそうさま』~

石川ゆき絵   ブラジルの田舎にて家族三人で始めたレストラン「ゑん」が五歳を迎えた。とても小さな店なのだが、多くのお客さんが訪れてくださっている。五年間ここで、食堂を営めていることがとてもうれしい。どの料理も胸をはってお…

(続きを読む)

光明主義と今を生きる女性 幸せとは

山本サチ子  世界にコロナ禍の問題が生じて以来、私は「幸せ」ということがとても気になりだしました。世界中が外出もままならぬ世の中になってしまいどんどん自由が奪われていく気がします。改めて人の幸せについて考えさせられること…

(続きを読む)

光明主義と今を生きる女性 河波上人のお導き

鎌尾光栄  今年の四月に、早くも、前光明園の園主であられた故河波上人の七回忌を迎えます。昨日のニュースで、強い寒波の到来によって上人の眠る京都福知山の地に雪が降りしきる様子が映し出されていました。私がお参りさせていただい…

(続きを読む)
  • おしらせ

  • 更新履歴

  •