機関誌ひかり 第778号 令和6年10月号
法悦の
妙なる味を
おぼへずば
霊長と生れし
かひやなからん
『道詠集』二一八頁
〈意訳〉〔念仏三昧によって得られる霊的な〕法の悦びを実感できないような人生であったならば、「霊長」と〔自称する人として〕生まれた甲斐がないでしょう。
機関誌ひかり第778号
10月1日 発行
表紙:表紙 弁栄上人筆「福聚海無量」愛知県 法城寺蔵
〈現代語訳〉〔観音菩薩は〕広大なる海のような無量の福徳を具えている。
〈解説〉『観音経』の経文であり、観音さまを讃える言葉であるが、弁栄上人は観音さまは、念仏者が目指すべき模範の姿であるから、念仏者の心境の深まりも伝えているのであろう。
- 各会所行事予定
- 光明の福音 山崎弁栄を読む 14 若松 英輔
- 新発見光明資料 88 ひかり編集室編
- 能生法話「生意気」 辻本 光信
- 子供と名号探し 金田隆栄筆
- さえられぬ光に遇いて 14 熊野 好月
- キリスト教と光明主義 その94 近藤 伸介
- はじめての念仏 06 願誉昭教
- 光明主義と今を生きる女性 山本サチ子
- おすすめ本 16 大田実成
- 支部だより
- 唐沢山別時の報告