光明の生活を伝えつなごう

関東支部だより

関東支部 平成25年1月

平成24年度(第36回)大巌寺別時念仏会

植西武子

◇日 時:平成24年9月14日(金)~16日(日)
◇会 場:檀林 龍澤山 大厳寺
◇導 師:藤本浄彦様
◇参加者:50余名(寺関係者、幼稚園教諭、保育園保母、一般参加者)

今年のお別時は暑かった昨年を上回る猛暑の中で実施されました。気象状況は年々その記録を更新しているかに感じられました。中には体調を崩す方も出るほどでした。

そんな中で汗で目を開けておられないといいつつ奮闘されている大木魚の方に励まされて皆様一心にお念仏に励みました。お別時は次のようなスケジュールで行われました。

日程

14日 入堂・開会式(10時~)
15日 起床・入堂(5時~) 朝食(7時半~) 晨朝の礼拝(9時~) 昼食(正午) 夕食(17時)
昏暮の礼拝(19時) 退堂・就寝(20時半~)
法話 午前・午後各1回(総計6回)その前後は念仏三昧
16日 閉会式(16時) 解散(16時半)

はじめに

本年度より、導師が河波定昌上首より藤本浄彦様に変わりました。その紹介をも含めて、最初に長谷川匡俊様よりご挨拶がありました。

「大厳寺別時は過去35年間、佐々木隆将、杉田善孝、藤堂俊章、荻野円戒、河波定昌の各上人によって導かれてきた。そして、36回目となる本年より藤本浄彦上人が導師としてご指導下さることになった。」

導師紹介として「昭和19年山口県生まれ、ドイツ・マールプルク大学研究員(1982~1983)、仏教大学客員教授、浄土宗総合研究所嘱託研究員(1987~)、山口県西蓮寺二十一世住職(2002~)、浄土宗総合研究所所長(2012~)」

導師・藤本浄彦様からの挨拶
「昭和37年~41年東京にて学生生活を過ごす。上京に際し、祖父浄本上人からの言葉『念仏さえ忘れなければ・・・』を重く受け止め、それに努めた。ヨーロッパで哲学を学び、帰国後、河波上首にも紹介される。東京青年光明会で法友と活動する中で、彼等の念仏への熱心さに学ばせてもらった。その間、田中木叉上人宅をも度々訪問し、指導を受ける。いろんな方とのご縁で今日の自分があると思う」

ご法話

ご法話は『口称念仏の味わい:「光明摂取」について』というタイトルでお話下さいました。

「法然(1133~1212)と弁栄(1859~1920)と貫くもの」という副題の下にA4版で7ページに亘る資料を準備してお話を展開されました。非常に学問的な内容を綿密に、解きほぐしてお話し下さいました。内容的に大変興味深いものでした。(詳細は「ひかり」にて掲載する予定です)

別時雑感

藤本浄彦様のお話は「法のつどい」で1、2度お聞きしたことがありましたが、それ以外ではあまり機会がありませんでしたので、興味深く拝聴しました。

非常に内容の深いお話でした。お話の中で時々、触れられる祖父である藤本上人への深い思いが感じられました。四十数年前にお訪ねした時の瀬戸田の風景が懐かしく、遠い昔に思いを馳せました。

大厳寺様のお別時で、いつも感じる事ですが、とても落ち着いた雰囲気が保たれていることです。ゆったりとした中にきちんと規律が守られていることです。特に幼稚園の先生方や保育園の保母さん方は、無言の中でしっかりと仕事をこなしておられます。学ぶべきは我々の方で、参加態度を改めるべきと反省しました。

大厳寺様は来る度にお庭が整備され、まさに文化苑さながらの雰囲気です。河波上首がよく話される宗教と文化との拘わりの深さを感じさせられます。

おわりに

毎年のことながら、休憩時間のために茶菓の準備から食事に至るまで、心温まる接待をして下さいました。その上、先生方がいろいろとご活躍下さるお陰で参加者はお客様のようで心苦しく思いました。その分、心置きなく修行にはげませて頂きました。大厳寺の皆様に心よりお礼申し上げます。

感謝の気持ちを込めて、参加者一同合掌したい思いです。そのご恩に報いべく、来年も法友を誘って参加したいと思います。

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