光明の生活を伝えつなごう

関東支部だより

関東支部 令和2年9月

一行三昧会

佐藤 蓮洋

◇日 時:7月5日(日)9時~15時
◇会 場:光明園
◇参加者:15名

 関東支部の依処となっている光明園も、コロナ禍により3月の下旬から6月まで例会のお念仏会がお休みとなっていました。
 この日が約3か月ぶりの開催となりましたが、玄関には手指の消毒液、靴・バック・服などの除菌スプレーが用意されていました。また、本堂ではソーシャルディスタンスをとった座席配置、換気のための襖の開放、消毒スチームの設置等がなされ、明るすぎないように窓には黒幕が張られていました。
 お念仏もマスク着用でしたので、最初は違和感がありましたが、時間が進むとお念仏をお称えすることに集中したのか、自然に大きな声を出していました。ただ、口元が暑くなっていました。
 午前中は晨朝の礼拝、聖歌、お念仏、午後は聖歌、昏暮の礼拝、お念仏をいたしました。皆さんの元気なお顔とお念仏の声に、いつもの安心感と穏やかな雰囲気を感じていました。
 茶話会はコロナ感染拡大に注意して、飲み物はペットボトル、袋入りお菓子を各自に取っていただきました。久しぶりの再会に、注意しながらもマスク越しにお話ができ、嬉しく思いました。
     

ご講話と念仏会

佐藤 蓮洋

◇日 時:7月19日(日)10時~15時
◇会 場:光明園
◇参加者:10名

 梅雨のため雨が続いていましたが、少し晴れ間が出て、汗ばむほどのお念仏会になりました。換気を促進する扇風機と冷房が心地良かったです。
 午前中は晨朝の礼拝、聖歌、お念仏、午後は聖歌、お念仏をいたしました。
 午後に、光明園の責任役員である伊藤力氏よりお知らせとご挨拶がありました。
 「光明園の園主・代表役員として約4年お努めいただきました大南龍昇上人が、3月31日をもって退職されました。コロナ禍のために、光明園の役員会開催が遅れ、正式な発表が遅れてしまいましたが、私が、7月5日の合同役員会で代表役員に選ばれ、就任いたしました。光明園様には40代のはじめにご縁をいただき、河波上人に「お念仏によくいらっしゃいました。」と迎えていただき、帰るときに「また、きてくださいね」と、優しいお顔で接してくださったことを思い出します。
 大南上人には、いつも導師として三昧仏様の真正面で、微動だにせずに一心にお念仏するその後ろ姿に感激をしておりました。今回、代表役員という重責を担うことになりましたが、皆様のご支援をいただきながら努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。」とのご挨拶がありました。お話の中で、長年勤務された光明学園相模原高等学校の副校長時代の思い出をお話しいただき、弁栄聖者そして岡本校長のご遺志であるお念仏を絶えさせることなく、継承してきたエピソードがとても印象的でした。法然上人は「愚に還る」とおっしゃられましたが、伊藤代表役員は「お念仏に還る」とのお言葉で最後を締めくくられました。
 大南上人には、機会があれば、光明園・園主としての4年間の思い出をお話しいただきたいと思っています。
 コロナ禍の第二波が心配になりますが、早い収束を祈念致します。

女性の会

佐藤 蓮洋

◇日 時:7月9日(木)13時~15時
◇会 場:光明園
◇参加者:3名

 関東支部の行事として、数年前より「女性の会」を開催しています。これは、金田理事長より女性が中心となって活動をすることも大切であるとのお声があり、発足した経緯があります。
 現在は、2名~6名、月1回の集まりですが、お念仏を中心として、聖歌、写経、写仏、お茶、手話などを楽しみながら活動を行ってきています。
 今回は新しい試みとして、お念仏1時間の後に、弁栄聖者百回忌記念として発刊された「墨蹟仏画集 山崎弁栄」の所収作品の中から、親縁図(観音菩薩様が赤子を抱いている絵図)を選び、絵図をゆっくり鑑賞するとともに、解説文を皆で順番に読みました。絵図を比較する中で特徴的な箇所を探したり、説明文のエピソードについて想像力豊かに感想を話し合ったりしました。弁栄聖者のご本を拝読するときとは異なる身近な話題に和やかで楽しい一時となりました。仏画集はとても厚く、全部を読み切ることはできませんが、このように少しずつでも楽しく学んでいきたいと思っています。
 「女性の会」という名称も、女性のみに限定しているのでは・・・という意見もあり、今後は名称変更も考えながら、多くの皆さんとご一緒にお念仏と仏画集を中心に、いろいろな工夫を出し合いながら楽しく過ごす会としたいと思います。
 ご都合のつく方は、是非、ご参加ください。

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