声をだして「なむあみだぶつ」とおとなえすることをお念仏というんだよ。
ころんで怪我したりすると、
「お母さん、痛いよ。助けて」って声をだすよね?
テストの点数がよかったら、
「お父さん、ねぇねぇこのテスト見て」って言うよね?
それと同じで、目には見えないけれど、
お父さんお母さんのようなあみだ様に
「助けて」だったり「今日一日がんばったよ」という気持ちで、
「なむあみだぶつ」とお称えするんだ。
そうすると、いつもみんなの真ん前にいて必ず守ってくれるよ。
そして、いっしょに喜んでくれるよ。
お父さん・お母さんと一緒に買い物に行って、
もしも迷子になったとしたらどんな気持ち?
こわくなって、さみしくなるよね。
そして「お父さーん!お母さーん!」と泣きながら叫ぶよね。
そうすると必ず、お母さん・お父さん、そばに来てくれるよね。
その「お父さーん!お母さーん!」と「なむあみだぶつ」は同じなんだ。
目にみえないから気づかないけど、「なむあみだぶつ」とお称えすると、
あみだ様、そっと助けてくれるんだ。
迷子の時だけじゃない。不安な時、心配な時いつもそっと助けてくれる。
だから、「あみだ様お守りください」と心をこめて、
「なむあみだぶつ」とあみだ様(如来様)の名前を呼ぶんだ。
毎朝お仏壇の前に座って、「なむあみだぶつ」と10回となえて、
「如来様おはようございます、今日も良い子でありますように、おまもりください。」とたのみましょう。
だまって学校にいっちゃうと、如来様が悲しむよ。
いつも見守ってくれる如来様だから、
誰も見ていなくても、きちんとお掃除をすると如来様は喜ぶよ。
誰も見ていないぞと思って、虫や動物をいじめると如来様が悲しむよ。
そして家に帰ったら、大きな声で「ただいま」っていいましょう。
そしてお仏壇の前に座って、「なむあみだぶつ」と10回となえて
「今日も一日ありがとうございました。今から宿題をがんばります。」
と言いましょう。
「なむあみだぶつ」とおとなえすれば、良いことをするのが楽しくなるよ。
「なむあみだぶつ」とおとなえすれば、悪いことがだんだんできなくなってくるよ。
毎日毎日なむあみだぶつ。そうしたら、どんどんよい子になって
如来様も、お父さんも、お母さんも喜んで、
みーんな幸せ!
「なむあみだぶつ」