光明の生活を伝えつなごう

子供と一緒に学びましょう

子どもと一緒に学びましょう No.15 笑顔の力

アハハ。イヒヒ。ウフフ。エヘヘ。オホホ。
ニヤニヤ。シメシメ。ワッハッハ。・・・・。
人の笑っている声や様子を、
文字にするとこんなにたくさんあるんだね。
それと同じだけ、いろんな笑顔があるよね。

テレビの面白い番組で笑う。
好きな人に会って自然に笑う。
遊んでいて友達と笑い合う。
赤ちゃんがイナイイナイバーで笑う。
こんな楽しい笑いもあるけれど、イヤな笑いもあるね。
友達がすべってころんで、つい笑っちゃう。
うそで笑うときもあるね。

できたらイヤな笑いじゃなくて、楽しい、明るい笑いがいいね。
そんな優しい笑顔でいつもいたいし、まわりの人もいてほしい。

今、3月に東日本でおきた地震で、たくさんの日本の人が、
悲しくつらい思いをしていて、くじけそうになっている。
家がなくなって、大切なものがなくなったんだ。
だから学校の体育館などで沢山の人が一緒に生活しているんだ。

そんなだから、みんな笑顔があまりないんだ。
そして、その周りの子供たちも、大人が暗い雰囲気だから
笑顔でいちゃいけないと思って、だれも笑わないんだ。

いつまでも、こんな暗い気持ちじゃだめだ!と思ったお兄さんが、
子供達と遊びはじめたんだ。

すると子供達にだんだんと笑顔が出てきたんだ。
そうしたら、はじめてお話した子ともみんな
いつのまにか友達になってたんだ。
子供達は遊ぶことで、友達をたくさん作るんだな。
そしてさらに笑顔がはじけてくる!

そしたら大人の人達も、子供の明るい声と笑顔にさそわれて、
笑顔がこぼれてきて、暗いところが明るくなってくるんだ。
知ってた?みんなが楽しく笑顔でいることで、
大人の人は、実は笑顔と元気をもらっているんだよ。
そして、「よーし、子供達が笑顔でくらせるようにがんばるぞー!」
って立ち上がることができるんだ。
谷川俊太郎さんという人がこんな詩をつくっている。

子どもはなおもひとつの喜び
あらゆる恐怖のただなかにさえ

本当にそうなんだよ!
みんなが遊んで、笑顔になって、友達もつくる。
そして、大人も元気にする。
だから、お友達と仲良く遊ぶことは、みんなの大切な仕事なんだな。
もちろん勉強も!

いつもニコニコでいられるように、
優しい仏さまをおもって「南無阿弥陀仏」と称えよう!

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