光明の生活を伝えつなごう

子供と一緒に学びましょう

子どもと一緒に学びましょう No.17 バルセロナオリンピック

1992年、バルセロナオリンピック
日本の男子マラソンではメダル確実といわれていた
谷口浩美さんが出場しました。
マラソンがスタートして、中間をすぎた所に、
選手が水をのむところがありました。
そこで、谷口選手は後ろから来た選手に
足をふまれてしまいころんでしまいました。
さらにくつまでぬげてしまい、
はきなおすのに、30秒もかかってしまいました。
それでも谷口さんはそのあと、
ぐいぐいとおい上げていき、8位になることができました。
テレビでみている日本の人はみんなくやしくてたまりません。
このオリンピックにむけて谷口選手がどれだけ
練習して、苦労してきたか。
「あの選手さえいなkれば谷口はメダルをとれたのに」
そんな気持ちでいた日本の人はたくさんいました。

でも、谷口選手はゴールのあとのインタビューで、
「くやしい」とか
「あの選手さえいなければ」
そんな暗いことはいいませんでした。
谷口選手は笑顔でさわやかに、
「こけちゃいました」

その意外な一言で、
テレビのまえで見ていた日本の人はみんな感動して、
あの選手をうらむ気持ちなんて
もうどこかにいってしまいました。

笑顔の力ってすごいね。
人のいやーな気持ちを、
一瞬で吹き飛ばして、
喜びの笑顔に変えるんだから。

お念仏して光をいただくと、
いつもニコニコあかるい笑顔の生活ですよ。

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