きくことも
いとなつかしや
南無阿弥陀
わがたらちねの
み名とおもへば
『道詠集』二三七頁
〈意訳〉〔称えるのみならず〕聞いただけでも、なんと懐かしく〔慕わしい〕「南無阿弥陀」〔なのでしょう。それは、〕我が御親の御名と念うからです。
〈賛〉 洗心甘露水 悦目妙華雲 同生機易識 等寿量難分 楽多無廃道 声遠不妨聞 如何貪五濁 安然火自焚 出典―善導大師『往生礼讃』
著 者 藤堂恭俊
発 行 てるふる
定 価 2,750円(税込)
昭和34年に、弁栄聖者生誕百年記念として出版され、長らく絶版となっていた藤堂恭俊著『弁栄聖者』の改訂増補版(A5サイズ、ハードカバー、約380頁)が「てるふる(為先会)」より復刊。木叉上人著の弁栄上人伝『日本の光』には記されていない史実など、その生涯を伝える貴重な文献の一つ。また著者が本誌に寄稿されたものや著者が遷化の直前に記した手記(詩歌)など「光明随筆」として増補しています。
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