西蓮寺例会
内藤規利子
西蓮寺は赤白の沈丁花があちこちで満開でした。大輪の赤い椿、大輪の赤白染分けの椿、クリスマスローズがとてもきれいでしたきれいだった葉牡丹の花が長く伸びていました。書院には生花展に出しても見栄えのするくらいの超豪華な花が活けてあり思わず「ワーッすごい!!」と言っていました。私の大好きなグロリオサ、ちょっと変わった菊などでした。
3月26日大田敬光上人様御指導で例会が開かれました。御法話の一部です。
少し早いけれど花まつりのお釈迦様の御尊像に甘茶をおかけしました。かわいくて嬉しかったです。お釈迦様の半生を大きな絵をめくりながらお話下さいました。第一巻の終。つづきは又…。藤堂俊章上人様が編集された弁栄聖者お慈悲のたよりを私からお願いしたのをお読み下さいました。
困苦は精神を鍛える道具
聖きみひかりをもていつも照さるる身のほどをわすれたまうな。夜も昼も、いつくしみのふかきみおやなる如来は目には見へねど愛護し玉うことをおもひ、忍びがたきをしのび耐えがたきを能く堪ふ御身のために御めぐみのふかきみおやはいかに御じひの心をかけなさるのでありませう。
たゞたふとき御名をとなへて御めぐみにあたためられんことをいのりなされ。かんなん困苦は精神をきたゆる道具であります。鉄を見玉へ。かちやに百たび千たびまつ赤にやかれてはまたたたかれてきたへ上げられたる鉄は名剣となって宝とせられ、火にも焼かれずたたかれもせぬ鉄はくされてしまふ。
みおやのふかき御じひはふかきなやみとまたたのみをふかくするところにかかることまたふかし。
奥様のオルガンで「降誕讃歌」「いかなる日にも」を皆でうたいました。
ここからは内藤のことです。
今年も桜だよりがきかれる頃となりました。私は来年の桜は見られるだろうか?とよく思いますが今年もどうやら見られそうです。
今年は息子の子、娘の子の下の二人が高校受験となりました。息子の子も頑張って志望校に合格。本当によかったです。娘の子は吹奏楽部で(土)(日)(祭)長期の休みもなく一年生から頑張っていて三年生の時「全国大会」にまで行くことになって娘は「勉強する時間がないけれどどうなるんだろう」と心配していました。「全国大会」もすみ三年生は退部。時間はあるようになったもののすぐに勉強の方を向くという訳にもいかずしばらくはボーッ?としていたそうです。内申点も満たし部活動での活躍もあったので志望校への推薦をしていただくことができ喜んだのも束の間。面接の練習が始まり苦手なことなので四苦八苦…。孫娘は「苦手だから成長できるようにやってみよう」と推薦で受験することを決めたと言っていたそうでう引っ込み思案の私はあっぱれ!と思いました。
今年から愛知県の公立高校は「一般」「推薦」同日受験になりました。「勉強はしなくていけない」「面接の練習はしなくてはならない」と大変なことになり娘は「推薦にしてもらわなければよかった…」と嘆いていました。さすがに受験日が近づくとやっと勉強にもエンジンがかかったとのことですが、娘はずっと心配していました苦手だった面接も受験日2日前には少しはスムーズに話せるようになったそうです。その結果は…。無事合格することができました。「スローテンポだけれど途中で投げ出したりせず頑張ったので仏様が見守っていて下さったような気がする…」と娘は言っていました。二人の孫娘の合格を願った主人と二人の応援団。応援したかいがありました。
テレビドラマで実話だという阿部サダヲさん出演の「下剋上受験」を少し見ました。勉強の苦手な小学生がお父さんと一緒に勉強して合格するまでの話。「不合格」と「合格」の時を放映したのですが本人始め周りの人達の様子がまるで違い本当につまされました。主人に「不合格だったらこういう風だったんだよね、よかったね」と言い久々に嬉しいことでした。「下剋上受験」の女の子の制服姿の何とかわいいこと、しっかり瞼に残っています。孫娘達の制服はどんなかな?見られる日を楽しんで待っています。「下剋上受験」の女の子の言ったこと「私の成績はなかなか上がらず逃げ出したくなったこともありました。皆さん勉強は世界が変わります。思いっきり変わります。見たことの無い世界になります。頑張るだけじゃなくたどりついて下さい。」と言っていました。これから勉強できる機会にある皆様方思い切り勉強頑張ってみて下さい。私はお念仏を頑張ってお称えしたいと思います。皆さま方は「桜さく」になるように…。私は人生の花を咲かせたい…。
南無阿弥陀佛