光明の生活を伝えつなごう

関東支部だより

関東支部 令和5年2月

光明園 12月の報告

佐藤 蓮洋

◇4日(聖者の祥月命日)は一行三昧会・弁栄聖者報恩念仏会を開催しました。13名参加いただき、午前中は、晨朝の礼拝、お念仏、聖歌「心田田植歌」をお称えしました。午後は伊藤代表役員のご挨拶、「弁栄聖者御略伝」の拝読(花輪さん)、聖歌「弁栄聖者哀悼歌」(伴奏:遠藤さん)・昏暮の礼拝のお称え、回向を行い、弁栄聖者を追悼いたしました。
 伊藤代表役員からは、勤務されていた光明学園において、弁栄聖者の創立の魂を学園内で引き継がれバトンタッチする貴重なお話を伺うことができました。お念仏のご縁を引き継ぐ志の大切さをあらためて学ばせていただきました。
 聖歌「弁栄聖者哀悼歌」は初めてのお称えでしたので、まだ慣れないこともあり、今後の練習が必要であると感じました。
 茶話会では、ネット検索等により光明園に出合い、初めてお念仏に来られた2人の方(20代)を交え、弁栄聖者のエピソードに花が咲きました。

◇18日は令和4年の最後の例会となり、11名参加。午前中は、晨朝の礼拝、聖歌「心田田植歌」を、午後は伊藤代表役員の年末のご挨拶、聖歌「諸根悦予讃」をお称えしました。
 その後、8月から花輪さんに講師役をお願いし4回目となる「弁栄聖者の御教え」を皆輪になって、学びました。これは、木叉上人(光明園の初代園主)の「年頭法語」を通して、聖者の御教えを深める目的で、花輪さんが準備された資料を解説して、質疑応答を行う形式になっています。いままでに、「木叉上人の入信の径路―弁栄聖者との出会」「光明三昧―信心を養う方法(『田中木叉上人遺文集』より転載)」「摂取門での十二光の全体イメージ」「無意識の根底から働く大ミオヤ」「浄土三部経との関連」「四大智慧の概要」等々の資料をいただきました。聖者の御教えを、多角的に、重層的に、文献的に説明していただきながら、皆さんと共に相互に学び合い教え合いながら、ゆっくりと消化していきたいと思います。なお、来年は「一心十界」のお話からスタートとの予告がなされましたので、楽しみです。

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