光明の生活を伝えつなごう

中部支部だより

中部支部 平成18年4月

名古屋・西蓮寺会場

内藤 規利子

西連寺にはロウ梅が咲き、葉ボタンが幾鉢も並んできれいでした。
2月19日、大田弘光上人様ご指導で例会。ご法話の一部です。

(お上人様が浄土宗新聞に掲載された記事を読んで下さいました)
「名古屋の街を歩きつづけて36年」「托鉢でお念仏の縁結び」「数をとるとお念仏ができますよ」
街を歩いて喜捨をいただく托鉢をほぼ毎日、40年近くも続けている。3万遍以上のお念仏を日課として実践している僧がいる・・・。(私も今までいろいろ聞いてはいたが、へえ・・そうだったの・・・と思うことが書かれておりました)

お念仏は称えなければいけないと分ってはいるが、つい忘れてしまう。口癖にするために数を取って称えてください。お説教は聞いたらすぐに漏ってしまうザルで受けずにコップで受けて下さい。反省があって初めてお念仏が出る。辛い目に合ってもお念仏の教えが徹底して分ると「私が悪かった、私も悪かった」ということが分る。「こうなるのもご縁」と受け取って反省、お念仏を称えていくより仕方がない。黙々と20年30年やっていく。こんな私だからアミダ様にお頼みしてお念仏をする。とにかくお念仏を相続してください。

私にはよくショックなことがダブルでやってきます。そんな時はお念仏が出来ます。情けないが困った時の仏だのみです。娘も最近ショックが続けてやってきて、お念仏がよく出たらしい。「やっぱりお念仏しかないね」の言葉を嬉しく聞きました。順境も逆境もともに如来様のお慈悲と聞いておりますが、本当にそうだと思います。良い時も悪い時もお念仏の道を歩いていこうと思っています。

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