光明の生活を伝えつなごう

中部支部だより

中部支部 平成18年6月

名古屋・西蓮寺会場

内藤 規利子

西蓮寺にはかわいいしだれ桜が満開、他の花々も沢山咲いていて私を迎えてくれました。
4月16日、大田弘光上人様ご指導で例会です。お上人様はお葬儀をすませて急ぎ戻られお話し下さいました。ご法話の一部です。

お念仏は(訳がわからずとも)ただ称えればよい。これと同じことで(体にいいと言われている)糸引き納豆でも(どんな栄養があるのかはわからずとも)ただ感謝して食べればよい。「このネバネバがいいらしい」ということだけで感謝して食べる。体に入れば同じこと、知らず知らずうちに血となり肉となってくれる。お念仏もありがたいと思って称えればよい。

お念仏も数をとれば励みになる。万歩計を手に以てカチカチとお念仏を称えて下さい。「葬儀の時はお念仏のことが分かってもらいやすいので、私は葬儀の後必ずお念仏のことを話します。」「あぁそうだったんですか」とよく言っていただけます。

韓国の方々はとても御先祖、祖父母両親を大切にされ、法要などとても大事にされるそうです。ある人が「私も年をとったら韓国へ行きたいくらいだ」と言っていました。日本人も他国のいいところは見習わなくてはいけない。仏前では立ち礼拝の五体投地でおまいりするとよい。それでお念仏を真剣にする。真剣さが足りないんです。念仏に励んで下さい。

前回の例会のお茶の時のことです。お上人様がお話下さっていると、私の4歳の孫娘が手を合わせていきなり大きな声で「ナムアミダブ ナムアミダブ ナムアミダブ」。皆んなびっくりしました。どうもお話を聞いていたらしい。きっと母親のおなかの中にいる頃からお念仏を聞いていたせいかな?と思いました。せっかく芽生えた法の種、朽ちることなく花を咲かせてほしいと思います。

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