光明の生活を伝えつなごう

中部支部だより

中部支部 平成19年8月

名古屋・西蓮寺会場

内藤 規利子

西蓮寺には真赤な花が三種類も咲き、華やかでした。玄関には「拝む心は生きる喜び」の書が・・・。蓮の実で作った飾り物もあり、その穴に色とりどりの布が丸く入っていてとても可愛い。小2の孫娘が不思議がっていろいろ聞いていました。今後蓮の華が終わった後を見せてやりたいと思います。

6月24日、大田敬光上人様のご指導で例会、ご法話の一部です。お経がとても大事ということで「浄土宗日常勤行聖典」を説明を受けながら、皆で上げました。

香偈=香花を捧げ身も心も清浄にせしめ給えと念じる、十方三世の諸仏に供養する心持ちで。
三宝礼=真心を捧げて仏・法・僧の三宝を礼拝する。
四奉請=釈迦弥陀二尊及び十方の如来菩薩方をご請待申して、加護を願う。
懺悔偈=過去及び現在の自分の悪業行為の一切を仏前に悔い改める。
十念
開経偈=遭いがたき仏教の法門に遭い、今これを聞くことを得る喜びを讃える。
四誓偈=御本願の広大なお力と仏様の無限の慈悲を説かれた経文で、無量寿経の中にある。
本誓偈=今までのお経を上げた功徳を極楽往生に振り向ける。
十念
一枚起請文=元祖法然上人の御遺訓。
摂益文=念仏を申す人はことごとく如来の大慈悲の光明に救われる思いで唱える。
念仏一会
総回向偈=三界万霊一切の諸霊怨親平等に皆利益と法悦を蒙らしめ給えと念じる。
十念
総願偈=仏様のご誓願と長いご修行にならって、私共も努力実行して仏道を成就することを誓う。
三唱礼=南無阿弥陀仏とお別れするため称える念仏。
送仏偈=仏菩薩をお招きした勤行、今それを終わって仏菩薩をお送りする。
十念

尊いお経であっても難しく、法然上人様の真意が仲々伝わりにくい。法然上人様のお心を伝えるために弁栄聖者が「礼拝儀」を作られました。

「礼拝儀が光明主義の中心なんですよ」と、お慈悲の便りに書かれています。皆様もお慈悲の便りをお読みになって下さい。

礼拝儀しか上げたことのない孫達も振り仮名を便りに一生懸命お経を上げていました。

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