光明の生活を伝えつなごう

中部支部だより

中部支部 平成21年2月

名古屋・西蓮寺会場

内藤 規利子

西蓮寺はすっかり落葉して赤、ピンクの椿などが咲き、大きな葉牡丹が幾体も植えてありました。玄関には「仏法は現世来世の道しるべ」の句が・・・。本当にそうだと思います。

12月14日に大田敬光上人様ご指導で例会がありました。12月は4日が弁栄聖者ご祥当ということと、お釈迦様が悟りを開かれたのが8日の成道会ということで、仏説阿弥陀経を皆でお上げしました。ご法話の一部です。

弁栄聖者は漢文のお経を分かりやすく『礼拝儀』にして下さいました。光が無いと世の中暗いよ、ということで光明会と名付けられた。どうしたら心の中に灯りが付くか?「ここから灯すんだ!ここから灯すんだ!」を実行されたのが弁栄聖者を始め、その他の各お上人方です。私たちにも一人ひとりの使命に大きなものがある。いま世界は真っ暗闇のようなもので、皆暗い気持ちになっている。その中で明るい気持ちで生きていけるということが証明されるとなったら、それは大したもんだなぁということになるはずです。

若奥様のオルガンで「仏はいつも柔らかに」を歌いました。93歳の大奥様から幼稚園児までの混声合唱団?です。愛知光明会は毎回むずかしい歌を歌います。初めは皆おそるおそる歌っていますが、どんどん上手になってくるのが分かります。

  1. 仏はいつも柔らかに 私の心をみつめてる いらいらするわたしを ナムアミダブ ナム
  2. ビルの窓から見る並木 今日は緑に雨がふる こころなごむひととき ナムアミダブ ナム
  3. 狭い舗道をあるくとき 私の心によみがえる わすれはてたふるさと ナムアミダブ ナム
  4. 仏はいつも柔らかに 私の心をみつめてる いらいらするわたしを ナムアミダブ ナム

(私事)

お祭りの日、子供や孫たちが我家へ集まりました。お獅子をかついで「元気を出してワッショイ!」と町中を歩き、獅子宿でお菓子をいただいた後で家に入ってわいわいがやがやと楽しい半日を過ごしました。帰る時、皆で仏前に座って同唱十念で南無阿弥陀仏を称えました。息子の長女(小1)が一番大きな声ではっきり称えているので思わず嫁に「上手だねぇ」と言ったら、「おじいちゃんに仏様をいただいてから(主人が今夏親子別時に参加しさせていただいた折に頂戴したカード式の三昧仏様をお土産にあげた)毎日欠かさず称えているんですよ」とニッコリ。私はとても嬉しく思い、これからもずっと続けていってほしいと願っています。継続は力なり、と言われていますから。

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