光明の生活を伝えつなごう

中部支部だより

中部支部 平成21年7月

名古屋・西蓮寺会場

内藤 規利子

西蓮寺の木々は緑が深くなって紫陽花が咲き、他にもいろんな花が咲いていました。大きな鉢に細かい浮草がびっしり。孫娘たちが「何これ?」と言ってのぞき込んでいました。

5月24日、大田敬光上人様ご指導で例会が開かれました。ご法話の一部です。

浄土宗のお経本は大変良い構成でよくできています。お経をお読みする時は、姿勢を正してお経本を開いて胸の前で両手のひらの上に挟むように頂いておじぎをします。
(浄土宗日常勤行聖典の一部を皆でお読みしました)

香 偈
願我身浄如香炉 願我心如智慧火
念念焚焼戒定香 供養十方三世仏

願わくば我が身の浄きこと香炉の如く、願わくば我が心智慧の火の如くにして
念念に戒と定の香を焚き、十方三世の仏に供養し奉らん

お香を焚く時の気持ちがこのようにまとめられている。香炉はきれいにしておかなければいけない。マッチの軸など入っていたり、いろんなことで汚している人がいるが、香炉はいつもきれいにして神聖にしておかなければいけない。私の身がこの香炉のように清らかでありたいものだ。私の心が智慧の火のように生き生きとして、智慧の塊のようなものでありたいものだ。一瞬一瞬に戒(いましめ)と定(心が落ち着いていりる)が身についてくる。ありとあらゆる仏様にお仕えする気持ちを表している。自分の心を励ますという意味合いにもなっている。

(若奥様のオルガンで「いかなる日にも」と「降誕讃歌」を歌いました。)

(私事)

5月17日、主人と私は弁栄聖者九十回忌の法要に参加するために早起きをしました。外を見るとあいにくの雨にがっかり。でも家を出る時はやんでよかった。「のぞみ」の窓から見る山々からは霧が上がって明るくなってきました。

京都へ着いて7時33分のバスに運良く乗れてラッキー!バスを降りて知恩寺はどこ?近くにいた若い子が親切に教えて下さって「良い旅をして下さい」と。今時こんないい子がいるんだと嬉しくなって知恩寺へ。広い広い。あちこち行ってようやく木魚の音を頼りに受付にたどりつき、やれやれと思いました。

衆会堂へ入るとご回向の時間で、次々出てくる懐かしいお名前に昔のことを思い出しておりました。休み時間に懐かしい法友方にお会いして喜び合いました。

  • 九十回忌法要
  • 記念法話 河波定昌上人様
  • 記念写真
  • 昼食
  • 閉会式

バイオリンと二胡の演奏も聴かせていただいて無事終わることができました。

それから法友宅にお邪魔しました。お念仏を称えた後いろいろと良いお話をお聞きして夕食までご馳走になり、あやうく浦島太郎になりそうでした。

駅へ当てずっぽうで行ったのに、自分で時刻表で組んでもこんなにうまくいかないような発車間際の列車に乗れ、乗り換えも2分ほどででき楽に帰ってこれました。弁栄聖者に守っていただけたようなとても良い一日でした。ありがとうございました。

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