光明の生活を伝えつなごう

中部支部だより

中部支部 平成21年9月

名古屋・西蓮寺会場

内藤 規利子

西蓮寺の池には大きな鯉が涼しそうに群れており、玄関先に「なんじゃ、こりゃ」というようなサボテンを見つけました。カメラでパチリ!
7月12日、太田敬光上人様ご導師で例会が開かれました。御法話の一部です。

今頃は楽しいこと、面白いことが世の中にあふれている。旅行者の宣伝、テレビにはお笑い番組などがズラーっと並んでいる。こういうことだけでは「おかしな世の中になってしまうよ」-ということでお釈迦様、法然上人、弁栄聖者のお説きになった方向で自分の生き方を考えてみないととんでもない変な世の中になってしまう。月に1回のお寺参りなどが大切だと思います。又そういう事が大切だと思う人が増えてきたような気がします。

先ごろ東京で阿修羅展(奈良興福寺)がありました。この仏像がとても人気があり、どういう訳かよく分からないけれど若い人が集まっています。手が六本、お顔が正面、横向きと三つあり、一つは憂いに沈んでいるような、もう一つは悲哀の悲しそうな顔をしている。真ん中のお顔は「そういうものはいろいろあるでしょうが、それに負けてはいけない。明るい気持ちで生きていきましょう!」という希望のお顔立ちをしています。

阿弥陀経の終わりの所に「阿修羅」のことが出ています。お釈迦様が阿弥陀様のことをお説きになった時、舎利弗、諸々のお坊様方、夫人、世間の人たち、阿修羅も聞いていた。阿修羅は「難しいことだなぁ」と思いながら聞いていたが、聞き終わってから大喜びして「はっきり受け取らせていただきました」。阿修羅は前は戦いで凶悪な恐ろしい悪鬼悪神と言われていたが、お釈迦様の教えをお弟子達と聞いているうちに教化されてだんだん善神に変わり、ついにはお釈迦様を守る守護神になってくれた。(阿修羅像はとても千二百年も前に出来た仏像とは思えない今で言う「イケメン」です)

若奥様のオルガンで「さんだんのうた」を皆で歌いました。

(私事)

去年3メートル以上になって見事に咲いた皇帝ダリヤ、新芽がさっぱり出てこない。ようやく出て喜んでいたら、すぐ隣から又芽が出て「こんなに大きくなる木がどうなるんじゃ!」と思っていたら、早く出た方が後から出たのに場所を譲って斜めに伸び、きれいに三本並んでいます。

植物もちゃんと考えているんだ!と感心している私です。今では2メートルになって枝葉も大きいためその下の普通なら短い花が太陽を求めて1メートルも伸び、小型のヒマワリも斜めに伸びきれいに咲いている。心霊界の太陽であらせられる如来様の光を浴びなくては私達の心の花は育たないと聞いています。また花々に教えられました。一心にお念仏を称えなければ・・・と思いました。

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