光明の生活を伝えつなごう

中部支部だより

中部支部 平成29年11月

西蓮寺例会

内藤規利子

 西蓮寺の本堂の前に薄が穂を伸ばし秋を感じました。赤と白の彼岸花があちこちに咲き名前の知らない赤い花が咲いてきれいでした。夾竹桃が一輪ポツンと咲いていてかわいかったです。書院には珍しい蘭が豪華に活けてありました。大型台風が来るとのことで娘から電話、「台風が来るって言うけれどお母さんどうするの?」「お母さんは何としてでも行くから…」と言うとあれこれと心配している。息子からも電話、「お母さんは何としてでも行くから…」と答えると何の彼のと心配している。そして「あわてて行かないように気をつけて…」と。どうなるかと思ったけれど一日中ポツリとも降らずラッキーでした。9月17日大田敬光上人御指導で例会が開かれました。御法話の一部です。私からお願いして藤堂俊章上人が編集された弁栄聖者御慈悲の便りを訳しながらお読み下さいました。
 第十五 無量寿仏と同年無量寿の寿は命、絶対無限なる宇宙はことごとく大ミオヤの身と心なのである。宇宙間少しもミオヤの身と心ならざるものはない。その無限の大ミオヤは私達の信仰の心の中に全身を容れて余す所なし。親のものは子のものである。宇宙大の我とする大ミオヤの有が即ち子たる吾が有である。宇宙に比べれば一つの塵のような地球である。その地球の一つの塵のような我が身、うたかたの寄るべなきものにはあれども心という実に不思議の我を以て全宇宙に斉しき吾である。阿弥陀仏を念ずる吾が心すなわち是れ阿弥陀仏である。阿弥陀仏たる我が心である。人々が言ったように一念弥陀を念ずれば一念の仏、念々弥陀を念ずれば念念の仏との言、常に仏心と相応する時は我が心これ仏の心に間違いない。人々が「あなたの年は今いくつですか」。答えて曰く「無量寿仏と同じですよ」然らば「無量寿仏はおいくつに年を召しておられるのですか」曰く、「私と同じ年だ」と、実にここに到って徹底したのである。

 計算できない命を私達は心の中にもらっている。いつ息が止まっても心配ない。息が止まったというだけで次は極楽浄土へそのまま移らせていただける。後のことは後の人が心配すればいいだけ私は心配すること一つもないよ。いろんなことを考えるとあれはこうなってこれがこうなったら困ったなぁ私はどうしちゃったのかなぁ…いらんことは考えなくていい、考えてみてもどうにもならないことを心配してもどうなるものでもないですよ。心配する時に南無阿弥陀仏と(南無とはお任せ)お任せします。安心してお任せしましょう。
「歌をうたうということはうたっているうちに皆の気持ちが歌の気持ちにさせてもらえるから有難いんですよ」
奥様のオルガンで「ほとけはつねに」「燈炬讃」「月影」「四弘誓願」「法然上人頌」を皆でうたいました。

ここから内藤のことです。
 運良く新しい治療ができることになりました。「良く効いていますよ。よかったですね」と先生が言って下さって有難いです。まだ眠くてだるいのですが痛い所もよくなってつかまらずに立ち上がることも歩くこともできるようになり自転車にも乗れるようになって近くなら用足しもできるようになり嬉しいです。食欲も出てよく「美味しい!」と言うようになりました。辛い毎日でしたが嬉しいことが…。我が家の前に広い空地がありすぐ側にマンションが建ったこともありいつか家の前もマンションが建つかもしれない…。空き地には折々にいろんな花が咲き一番は「背高泡立草」。秋には一面に黄色くなり見事なものでした。空が広く月がきれい!山上光俊上人から「お月様を如来様の白毫に見立ててお念仏して下さい」とお聞きしてからそう思って拝んでおりました。南向きの家なので日当たりがよく雪が降ってもじきに溶けてしまうので一度も雪かきをしないで済みました。でも良いことばかりでは無くヤブ蚊が出てくる、道端には草がはみ出してくるので草を刈ったり草取りをするのが大変で年を取ったら出来なくなるなぁ…。なんて思っていたのにそれどころか病気をして草取りもできなくなって第一巻の終わり。その頃です。空地に何か出来るらしい…と聞いたのは。何が出来るんだろう?そのうち整地され草取りの世話はなくなりました。私はマンションが建つのは日が当たらなくなる。人目が多くなる。などで嫌でした。できることならば建売住宅がいいなぁと長年願い、如来様にもお願いしていました。ナント建売住宅が8棟建つことになりよかったぁ!!! 私の願いが叶って…。私が寝込んでいる間にガーガー、トントンと建ち始め基礎を見ると我が家の前3軒が車庫のため北側が空いていて日当たりの心配もなくなりこれ又ラッキーでした。我が家のボロが目立ちますが♪狭いながらも楽しいわが家~。住みやすい町なのでここに居たいと思います。今はまだフラフラしていますがお念仏をお称えして頑張りたいと思います。
南無阿弥陀仏。

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