光明の生活を伝えつなごう

光明主義と今を生きる女性

光明主義と今を生きる女性 No.14 聖者から女性へのメッセージ

○○子君よ。あなたに全く賢婦の光を添うるものは酷なる砥石なり。あなたを平凡の婦として衆人敢えて感ずるものなきに至りなば、あなたが栄華の夢を結ぶときなり。人いかなるものにても気質のザビなきものなし。之を磨きみがきて光をあたうるものは砥石なり。砥石に触るる艱難なり困苦なり。此の艱難困苦こそ賢婦の光を発揮せしむる良材なり。

若し人栄華に耽る時は唯表面に娯楽あるが如きなれども精神の億に一道の如来の光を発見すること能わず。外面の艱難に処する時精神の奥に認むべき慈悲の光ほど世に深遠にして且つ尊きものなし。若し人、終身この光を認むることなきものは即ち無明なり。闇に入るものなり。

一に吾が愛する処の○○子君よ、あなたの今日の境遇に対して実に同情に耐えざる処、○○子君よ、あなたが三人の子女を念じなさるよりはまた深く大いなるミオヤの愛念がその御身の上にかかりしことを記憶したまえよ。ガンセなき三人の御子ども衆は、あなたの慈愛の我が身にかかることを何ぞ知るべきぞ。然れども愛のふかき母としてなぞ思わざるべきぞ。お子そも衆はさは存ぜざれども母上の愛はつねにかかりし如く、こなたは存知せざるも如来は過ならす愛念したまうを、御子ども衆をおもうにつけて、大いなるミオヤを忘れそ。

『ミオヤの光』第4巻200頁より

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