光明の生活を伝えつなごう

子供と一緒に学びましょう

子どもと一緒に学びましょう No.14 どうやったら信じられる?(その2)

前回は「どうやったら信じられる?」というお話をしました。
もう少しその話をしよう。

熱心にお念仏している方を見ていると、
なぜ、この方はこんなに一生懸命にお念仏しているんだろう?
この人のお念仏や頭を下げている姿をみてると、
「本当に仏さまがいるみたい!」って、子供ころよく思っていた。
そして、いつもニコニコしていて、とっても優しいんだ。
僕もこんな大人にないらいなーっていつもそう思っていた。

弁栄上人というお坊さんの一生が書いてあるご本を読んでも
同じことを思ったんだ。
「こんな偉い人になりたいなー」

僕は自分のことばかり大切にしているのに、
この人は自分だけじゃなくて、
周りの人をとっても大切にする人なんだ。
そして、出会った人はみんな、喜びの涙を流しているんだな。
僕はそんな風になれないと思ったけど少しでも近づきたいと思う。

どうしたら仏さまを信じられるのか?
それはねー、言葉でぼ説明じゃー信じられないよ。
でも、仏さまの光に照らされた人に少しでもふれると
信じたいと思えてくる。

暖かいものが伝わってくるんだ。
仏さまの光は見えないけれど、照らされている人は見えるんだな。
太陽の光は見えないかれど、照らされたものは見える。同じだね。
お念仏するとこんな人になれるんだ!って思う。
だから信じたいと思って、南無阿弥陀仏と称えようと思うんだ!

そんな光に照らされている人に、出会えるといいね。

そんな光に照らされた弁栄上人が自分の心の様子を
こんな風歌っているよ。
ちょうど春だからピッタリの歌だ。

歓びの  よろこびの
光にあはば  光に照らされると
とことはに  いつまでも
のどけき春の  のどかな春のような
心地こそすれ  心地でいられます

自分の力じゃ、日本を春にできない。あたりまえだね。
自分の心も、自分の力じゃ春にでいないぞ。
光と時を待つことが必要だ。
さあ南無阿弥陀仏と毎日毎日お勤めして、
君の心の中も、のどかな春のようにしてもらおう。

この『ひかり』の中でどんどん弁栄上人のことを紹介していくから
がんばって読んでみてね。

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