光明の生活を伝えつなごう

近畿支部だより

近畿支部 平成31年2月

平成三十年近畿支部弁栄聖者ご祥当会

佐野成昭

 十二月二日(土)午前十時より午後四時まで京都山科念仏道場にて合計十二名の参加者を得て弁栄聖者ご祥当会を開催しました。島根県向西寺住職の山上光俊上人をお導師としてお迎えし、二席のご法話を頂きました。維那と大木が筆者。
 時間割は午前十時より朝の礼拝とお念仏。十一時法話、十二時昼食、十三時聖歌「聖きみくに」で始まりお念仏、 十四時ご回向、十分後法話、三時半聖歌「のりの糸」、座談会で十六時終了。
 ご法話は次のように理解しました。
午前の席 今年は天変地異で被害。「君達はどう生きるのか」の漫画本が流行っている世の中。
 最近笑ったり、仏の微笑を念じて念仏すると良いです。阿弥陀仏と私達は親子だ。お父さんという気持ちで呼ぶのが良いです。『無辺光』や『一葉舟』(弁栄上人の思想記載)を出版した岡先生は、『礼拝儀』は、「この一冊に大宇宙のすべての真理が含まれているのですよ」と語っている。当時の直弟子達は、阿弥陀様を大ミオヤ様として仰ぎ、弁栄上人を応化身のミオヤとして仰いでおられた。弁栄上人は、弟子達に「あなたの真正面に今おられるのですよ。居て下さって、見て下さり、念って下さっているのですよ。今見える見えない関係なくそうなのですよ」と説明されています。それを「信・愛・欲」の「信」として、お念仏して行くことが非常に大切です。
 弁栄上人は当時、朗らかで微笑をよくなされていました。心温かく人格的に人々に接っせられました。私は48日間こもって念仏して、分かったことですが、私が今、弁栄上人のお陰で光明主義のお念仏ができたのは、私の前の世、前の世と考えて行く内に、前の世から阿弥陀様が「私のことを念っていたんだよ」というメッセージを受けて感涙し、自力で頑張るのではない、他力が働いているから「我」を捨ててお念仏するというふうに変わりました。そして、午前中の最後は、弁栄上人の年頭法語を読まれました。
午後の席 午後からは、笑うとどんな効果があるかを、幸せとか快感を感じるセロトニンとかドーパミンというホルモンが脳内に出て医学的にも良い等いくつも例を話されました。笑いは、免疫力が高まり体にも良い研究結果が出ています。周囲の人にも良い影響を与えます。心に明るい太陽が照ります。弁栄上人は心霊界の太陽はもっと明るいと言っています。み仏の微笑を念じて行くとポジティブで明るい光明生活が出来ます。最後に「つんく」作の「ポジティブ太郎」の歌の歌詞を紹介して終わりました。(以上)

平成30年度光明会理事会議事録

 

矢野 司空

日時  平成30年12月10日16時から
於   エルイン京都
出席者 金田隆栄 矢野司空 岩月卓朗
    石原義堂 伊藤力 友田達祐 辻本光信
欠席者 川端勝教

1、開会・同称十念

 

2、代表理事挨拶
財団護持協力への感謝の意と、弁栄上人百回忌に向けての抱負が伝えられる。
3、定数確認・資料確認
(定数8名/出席7名/欠席1名)事務局より、会議構成員の半数以上の出席があることを踏まえて、会議の成立宣言がされ、会議資料の確認がされる。
4、議案審議
規定により議長を代表理事が勤め、以下の議案が審議された。

1号議案 【平成31年度事業計画作成の件】
事業計画案が事務局より提案され審議される。以下決議内容。

【継続事業】
  • 月刊「ひかり」誌の発行
  • 関係書籍の頒布と絶版書籍の再版。
  • ホームページの更新
  • 関係書籍の電子化
  • 活動助成金の交付(教化費・研修会助成費・伝道師育成費)
  • 弁栄上人百回忌記念行事の実施
【恒例事業】
第45回「法のつどい」 於)光明学園相模原高校
5月11日(土)~12日(日) 
 講師1:藤本 浄彦師
 講師2:加藤 智 師
 講師3:長谷川匡俊師
 講師4:土屋 正道師
【特別事業】
山崎弁栄上人百回忌音楽法要並びにシンポジウム  
5月12日(日) 於)光明学園相模原高等学校 
午後1時~3時
 ◎山崎弁栄上人百回忌音楽法要
 導師 八木季生増上寺法主
 音楽演奏 光明学園和太鼓部 矢野司空(尺八) はちまん正人氏(ピアノ) 
午後3時~5時
 ◎特別講演  若松英輔氏
 ◎シンポジウム「弁栄上人の現代的意義」
  パネラー  若松英輔氏 藤本浄彦師 藤田庄市氏
  コーディネーター 近藤伸介氏
弁栄上人遺跡参拝
5月13日(月)午前7時~午後4時
【会議】
第1回理事会平成31年5月11日 於)光明学園
第2回理事会平成31年12月
評議員会平成31年6月

2号議案 【平成31年度収支予算書作成の件】
収支予算書案が事務局よりあり審議される。以下決議内容。
平成30年度の収支状況と平成29年度の収支決算に基づいた予算書が承認される。
近年、「ひかり」誌購読料の納付が減少し、また特別会費・賛助会費の納入も減ってきているため「ひかり」誌発行回数を年10回とし、購読料は据え置くことで発行を継続することが確認された。
3号議案 【弁栄上人百回忌について】
実行委員会に於いて作成された資料に基づき各行事が承認された。
4号議案 【役員改正について】
平成31年3月末をもって理事の任期が切れるが、評議員会において決議された内容に従って実施することが確認された。

5、その他
佐野上人提案の「礼拝儀」の改定について、具体的な変更内容について審議し、必要であれば改定委員会を理事会のもとで構成し、「法のつどい」終了後検討することが確認された。
6、閉会・同称十念
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