1月巡伝報告
大分地区 岩沼 光裕
4日 善光寺 48名
5日 長昌寺 休会
5日 迎接寺 休会
6日 蓮華寺 40名
今回大分地区は、三日間の内、5日の長昌寺様、迎接寺様は休会でありました。
4日の善光寺様、6日の蓮華寺様は年頭にもかかわらず多くの方々が熱心に聴聞して下さいました。継続は力なりの言葉通り伝統の重みを感じます。それに答えるべく精進し、無能上人のお言葉「はじめには もの憂かれしが 今はまた 念仏せざれば わびしかりけり」の如くの境地に近づきたいと思っています。
合掌
福岡地区 富永秀元・安永宏史）
15日 福岡光明会 12名
16日 正法寺 45名
福岡光明会 久しぶりの御縁だった。いつものことだが、今回はこの事を伝えようと思いつつ高座に上がるが、必ずといってよいくらい伝えきれずに終えてしまう。先日の新聞にある外国人タレントの方の日本人の外国語学習についての記事が出ていた。「単語のつなぎ方や文脈の構成などを覚え、言葉を見事に繰れるようになったとしても、どんな姿勢で何を伝えるかという技術以前の問題がある」・・・と。念仏をせずに高座に上がるな！と言われているような気がした。
正法寺 新年、霙まじりの冷え込む中、本堂では、参詣の皆さんが木魚を打って念仏を申しておられました。これも偏に、ご住職の熱心な教化の賜と感服いたしました。
お寺様では、一年を通じ様々な行事が予定されてあります。その年初めの法要に御縁を頂いたことに感謝いたしております。
合掌
北九州地区 岩沼 光裕
20日 大願寺 15名
20日 戸畑光明会 10名
21日 円応寺 休会
今回は鶴山恒教上人の代講として勤めさせて頂きました。
大願寺においてはお檀家様の家に訪問してお話をさせて頂きました。お話の後は新年の集いとして新年会があり、お正月料理を頂きました。
大願寺・戸畑光明会においても干支の話をし、「正月の飾りの願いと私達の後世に伝えるべき信仰」というテーマでお話しさせて頂きました。両会場も熱心に聴いて頂き、大変嬉しく思いました。
合掌
聖恵（めぐみ）病院 炭本 義空
講師事故のため行くことができませんでした。
筑豊A地区 多賀 学昭
23日 定禅寺 6名
23日 福円寺 50名
24日 種善寺 26名
大寒の厳しい冷え込みの中の巡伝であった。
定禅寺では少人数の例会ながら皆さん熱心に聴いて下さり、有難く思いました。終了後ご住職大庭上人としばし歓談。学生の頃偶然にも東京で同じ町内に下宿して同じ銭湯に通っていたことが判明、遠い昔の学生の貧乏生活を語り合って話に花が咲きました。
福円寺は新年の役員会に引き続いての例会で沢山のお参りがありました。「例会終了後は新年会だから早めに終わって下さい」と冨永秀元住職に釘を刺されていたにもかかわらず、ついつい時間経過。暖房はあれども底冷えする夜でしたが皆さん我慢して聴いて下さいました。
種善寺では余りに寒いので、礼拝儀とお念仏を本堂で済ませた後は庫裡のお座敷で法話を勤めました。暖房と皆さんの熱気で汗をかきながらのお話。季節にちなんで皆で「冬の夜」を唄ったり、インドでも思い出話などを交じえながら弁栄聖者のお悟りと華厳教学の「心仏及衆生是三無差別」との関係などについてお取り次ぎさせて頂きました。
定禅寺様の書院の床に飾ってある空外上人の書「一二三四三二一」、毎回訪れる度に拝見している筈なのに今回殊の外「いいなー」と心にしみました。お上人の書がいかにも楽し気に見えるのです。何度となく目にしているのに機縁というものは本当に不思議なものです。
筑豊B地区 金田 恭俊
24日 西福寺 22名
24日 浄光寺 休会
25日 長安寺 15名
「南無阿弥陀仏」についてお話致しました。今回は特に如来様の大慈悲について。
私達は寒い暑いと不満をいうけれども、太陽がなければ、マイナス270度で生きていくことができません。たとえ、0度の寒さであっても、270度も暖めてもらっています。しかし私達は太陽が暖めてくれるのは当たり前と思っていますから、感謝の言葉は出てきません。しかし太陽は不満を言う者であっても、分け隔てなく暖めてくれます。
如来様もそうです。如来様の光明も普く世界を照らして、私達の心を暖めて下さっているけれども、それを当たり前と思って感謝する心がありませんと苦しい時、悲しいとき不平不満しか出て参りません。
合掌
筑後地区 今井 裕光
19日 浄源寺 休会
20日 浄土寺 30名
20日 浄福寺 休会
20日 竜川寺 13名
21日 摂化院 休会
門松は 冥途の旅の一里塚 馬駕籠もなく とまりやもなし
年頭の巡伝で新年の心構えを一緒に確かめさせて頂きました。
浄土寺様は鏡開きとの事で大勢のお集まりでした。
竜川寺様も夜席にもかかわらず大勢の方々のお集まりで頭の下がる思いです。
二カ寺様とも厚く御礼申し上げます。
