光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州光明会だより 令和5年5月

2月巡伝報告 前号つづき

《北九州地区》稗貫 光遠

◇21日 円応寺 15名

 穏やかな天気に恵まれて、北九州の巡伝を担当致しました。円応寺様は今回初めてのご縁であり不安も有りましたが、矢野上人と話している中に以前に、私が「おてつぎ奉仕団」で指導員をしている時に、円応寺様が登嶺され、その時に私が担当させて戴いた事が分かりよく覚えているとの事でした。御住職と同世代と言うこともあり、温かいおもてなしを頂戴しながら話に花を咲かせて楽しいひとときを過ごせました。御寺内様には御高配を賜りました事を深謝申し上げます。

3月巡伝報告

《大分地区》 西 悠哉

◇4日 善光寺 10名
◇5日 蓮華寺 14名

 大谷上人の代講で大分の巡伝のご縁を頂きました。天候にも恵まれました。両会所ともお集まりの皆様方に暖かく迎えて下さり、私の拙い話に熱心に聞いて下さいまして頭の下がる思いです。「巡伝師は会所に育ててもらうのだ」との言葉を胸に精進して参ります。

《唐津地区》 西 徹空

◇21日 11時 九品院 50名
◇21日 13時 安養寺 40名

 九品院様は築二百年になる本堂の大修理が完成したそうで、外部も内部も、言われなければそれと気づかない様な雰囲気です。しかし、話を聞けば目に見えない部分の補修補強工事や仏具に至るまでの古式仕上げ等、単なる修理と言うよりは伝統的建造物の復旧保存事業というべきもので、冨田上人ならではの見識に感銘いたしました。
 春の彼岸法要が奉修されましたが、雨天にも拘わらず沢山の参詣が有りました。又初めての試みにピザ・パン・菓子などのマルシェが開催されて、春らしい賑わいを見せていました。
 安養寺様も彼岸法要が厳修され、多くの方々の熱心な御聴聞をいただきました。法要後境内に新築された善上人の書庫を見学させて頂きました。仏教・歴史・文学等の専門書がものものしく収蔵された書庫の独特な雰囲気に触れていると、法然上人が一切経を拝読されたという「報恩蔵」もこんな雰囲気だったのかと想像が膨らみました。これも良い経験をさせて頂きました。

〔報告は次号につづく〕

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