光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成23年1月

11月巡伝報告

大分地区 今井裕光

◇4日 善光寺 25名
◇5日 長昌寺 休会
◇5日 迎接寺 18名
◇6日 蓮華寺 35名

「業」に関して業感縁起-頼耶縁起-真如縁起-法界縁起-六大縁起
聖者の如来蔵縁起等の説明により「親の因果が子に報い~」等の迷信の答えについて皆様方と一緒に考えさせていただきました。三ヶ寺のお寺様より過分なる御もてなしを頂き厚くお礼申し上げます。

北九州地区 菅野眞慧

◇20日 大願寺 13名
◇21日 戸畑光明 8名
◇21日 円応寺 休会

どちらも初めて伺う会所でした。天候も良く、夜になっても暖かな一日で、参加される方々も気持ち良くお念仏されておりました。大願寺様から車で移動して古民家のアトリエ「月のうさぎ」で美味しいバイキングのランチを頂きました。法話の席はなんと曹洞宗常楽寺様の本堂。奥様に「浄土宗の木魚のお念仏はよいですね。」とのお言葉を頂きました。
戸畑光明会では岸田ご夫婦の暖かいおもてなしを受け、結婚式の戒律を務めた祖父真定和尚の当時の写真を見せて頂きました。どちらの会所にもお別時に参加されて顔見知りの人が多く、改めてお念仏のご縁の尊さを感じました。

福岡地区 石原義堂

◇15日 福岡光明 6名
◇25日 正法寺 休会

11月は浄土宗の寺院は「お十夜法要」の季節。阿弥陀如来様の尊い親ごことのご本願を有り難く頂くときです。法然上人の四季(春夏秋冬)の詠歌に顕された如来様の尊いお育てとお導きをお話させていただきました。

佐世保地区 石崎秀篤

◇22日 善隣寺 12名

秋晴れの中初めての佐世保巡伝。
本堂で「礼拝儀」にてお勤めの後、「無礙光」についてお取次ぎさせていただきました。
弁栄聖者は「如来の神聖が人の道徳心の基礎となる。」と述べられているように、お念仏申すことによって道徳律が自分の心の奥底から確立せられてゆくと説かれております。
なかなか上手にお話をすることができませんでしたが、法話をお聞き下さる態度に大変心暖まるものを感じました。

唐津地区 松岡光規

◇19日 安養寺 50名
◇20日 浄泰寺 50名
◇21日 九品院 60名

唐津地区巡伝は、十夜法要ということで、多くの参詣者がありました。
今回は法然上人の「一枚起請文」より「念仏を信ぜん人は只一向に念仏すべし。」ということで、十夜法要のいわれに触れながら話をしました。
貴重な実演の場を頂きありがとうございました。

熊本地区 川端勝教

◇22日 荘厳寺 50名
◇23日 善樹院 30名

布教内容:「縁をいかす」

我はただ仏にいつかあおいぐさ
心のつまにかけぬ日ぞなき

仏(人財産名誉仕事家族におきかえるとおもしろい) あおい(あう=合う、遭う、縁にあう) あおい祭りつま(端、心の隅っこに置いておく)かけぬ(心にかける、一つの事を常に心掛けること)
会いたいという目的に向かって心の隅っこに思っていると仏様に気付き仏様に対するヒラメキが伝わる。
縁の生かし方。
柳生家の家訓:小才は縁に出会って縁に気付かず 中才は縁に気付いて縁を生かさず 大才は袖すり合った縁をも生かす。
不可思議の縁「袖すりあうも多生の縁」
才能の有無は「心のつまにかける」ことが大切縁に繋がり、才能に繋がり仕事に繋がり、努力を続ける。心がけである。
1、こころのつまにかけないとき:無縁、素通りする
2、こころのつまにかけるが会いたいという気持ちが弱い(軽い):縁を逃がす。
3、心のつまにかけて会いたいという気持ちが強い(重い):縁を生かす。
①人間万事塞翁が馬
②法然上人の報恩蔵(図書館)での善導大師の御文との出会い(二祖対面)
都合の良い縁、悪い縁によってすべてが縁とヒラメキと気付かされる。縁のすべてを生かす(塞翁が馬)の精神が念仏である。
皆さんも常になんでもよろしいので、一つこころのつまにかけてください。
お子様の成長を願い、仕事、社会貢献、地域貢献、家族、その願いが思っているだけ、心のつまにかけるだけで自ずと願いが叶っていくのです。成功、幸せの第一歩ですよ。それにより、仏様に気付かされるのです。

筑豊A地区 炭本義空

◇23日 定禅寺 8名
◇23日 福円寺 18名

このたびも不断光についてお取次ぎさせていただきました。

山口地区 菅野浄光

◇25日 長命寺 13名
◇25日 西蓮寺 25名
◇26日 極楽寺 休会

山口地区は、初めての巡伝でした。天気にも恵まれ長命寺様、西蓮寺様、皆さん、熱心に聴聞下さり、話し易い雰囲気でした。
(継続は力なり)御住職の日頃の教化の賜ものだと感じました。

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