光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成26年5月

3月巡伝報告

大分地区 辻本 良明

◇4日 善光寺 25名
◇5日 迎接寺 休会
◇6日 蓮華寺 40名

善光寺様では、すでに早咲きの桜が咲いており、春の訪れを感じながらの巡伝となりました。続く迎接寺様は急遽休会となりましたが、方丈様から車で杵築市内を詳しくご案内いただき、思わぬ観光旅行となりました。

蓮華寺様では前日の夜は、鶴山瑞教上人にご接待いただき、今熱心にやっているパネルシアターの話で盛り上がりました。法話は礼拝儀の「至心に感謝す」を拝読し、昨年亡くなった 「やなせたかし」さん作詞のアンパンマンの歌詞から、「あなたは何のために生きてきましたか?」という命題を伝え、自分が生まれてきた訳とは何なのかを考えていただきました。若い看護婦さんが喜びの中で語った自分の使命の話、刑務所での教誨中に若い受刑者が涙ながらに語った祖母への思い…などを紹介しながら、心闇き私たちは大切な事に気付かずにうかうかと毎日を過ごしている。しかし、大悲召喚のみ声に驚いた後は、それまでとは全く違った自分になっているという話をいたしました。 

唐津地区 炭本 義空

◇19日 安養寺 35名
◇20日 浄泰寺 70名
◇21日 九品寺 70名

お三ヶ寺ともに彼岸法要でした。
何時もご参詣の方が多いのに感動いたします。法話は「不断光」についてお取り次ぎいたしました。

熊本地区 鶴山 瑞教

◇22日 荘厳寺 45名
◇23日 善樹院 25名

両寺とも20年ぶりの訪問であった。

荘厳寺 ご老僧はお元気で、まだオートバイに乗って走っておられるとの事、しかし耳の方は完全に聞こえないようです。老奥様は老人ホームに十年来入所。老夫婦お二人ともに篤信者。今回もその印象は変わらなかった。跡を継いだ住職さんも親の血を受けてなかなかの篤信者。老若供に念仏信者の血が流れている事を有り難く思う。

善樹院 先住の福田信順上人は、無住の寺に入山して檀家を百軒までに増やしたところで過疎化の嵐にあい檀家は減少の一途という。全国的な問題ながら、寺門護持の多難さをお察し申し上げた。

法話は妙好人「荒巻くめ女」の紹介をさせていただき、次の歌についての所感を述べました。
一、この家はミダ仏様のお家ぞと 思うてモノを深くつつしみ (不断光)
二、魂の行き先ここと思いおき 浮世のことは柳なりけり (知慧光)
三、ああうれし死ぬる日にちは何時なりと 仏まかせの日々は安けし (歓喜光)
四、嫌われて世に永らえおろうより 花に生まれて仏の前に (平等性智―無辺光)

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