9月巡伝報告

《大分地区》西　徹空

◇4日　善光寺　休会
◇5日　迎接寺　休会
◇6日　蓮華寺　27名

　台風のために今回は蓮華寺様のみの実施でした。会所に到着した時にはすでに念仏一会の最中で、活気ある木魚の音と念仏の声が響き渡っていました。また、「至心に讃礼す」のところでは、十二光仏の合間に蓮華寺の婦人会先亡会員の回向を、住職の恒教上人が心を込めてお勤めされていました。お念仏のご縁を結ばれた者、先立たれた方が共々に蓮華寺の法筵を同じくしお浄土を荘厳讃嘆しておられる気がして尊く有難く思われました。

《唐津地区》　石崎　秀篤

◇19日　安養寺　休会
◇20日　浄泰寺　休会
◇21日　九品寺　休会

　お三ヶ寺ともに彼岸法要でしたが、台風のため休会となりました。

《熊本地区》　稗貫　光遠

◇22日　荘厳寺　20名
◇23日　善樹院　20名

　台風16号の影響を受けて飛行機のフライトが心配されましたが、無事に到着する事が出来ました。今回尊い法縁を頂戴し、熊本地区の巡伝を担当させて頂きました。秋のお彼岸ということも有りまして、各会所とも盛会でした。善樹院様は先代住職の次男様が昨年資格を取られて、御夫婦揃って山口からお手伝いに来られていたのが印象的でした。毎回感じることでは有りますが、九州の大らかさ・温かさ・熱い者に触れさせて頂き心から感謝申し上げます。死んでからの極楽往生ではなく、現在只今から如来様の大いなる光の中に共に生きて往く、現当二世を貫くお念仏のみ教えを力強くお取り次ぎさせて頂きました。

《聖恵病院》　辻本　光信

◇23日　124名

　入院・通院の方をはじめ、安松院長・職員の方々まで沢山の人の参加を頂きました。年配者が中心なので、西条八十の「かなりや」を一緒に歌いお話のテーマとしました。「歌を忘れたカナリヤは･･･」で始まるこの歌は、慈しまれることによって本来の力を取り戻すことが出来たという物語でしみじみとしたものを感じます。昔から誰でもが知っている歌を一緒に歌い、法話のテーマとする事は高齢者の施設や病院では特に有効と思いました。