光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成29年1月

11月巡伝報告 (地区全て休会の会所は割愛)

《佐世保地区》 大谷 仙覚

◇22日 善隣寺 12名

 立冬を過ぎて寒さが深まっていく中で、ご住職・若上人様をはじめ、御寺族や檀信徒の皆様に温かく迎えて頂きました。法話は「光明摂取の文」をお取次ぎさせて頂きました。真剣に聞いて下さり、厚く御礼申し上げます。
 

《筑豊地区》 石崎 秀篤

◇23日 定禅寺 5名
◇23日 福圓寺 9名
◇24日 種善寺 13名
◇25日 長安寺 休会

 三ケ寺共に法然上人の御法語の「一枚起請文」より「知者の振舞いをせずして、只一向に念仏すべし」を讃題にして、三心・四修のお話を致しました。一向とは“掃除をすること”であり、悟りを開いた周利般特(お釈迦様の弟子)の話を例えに一つの事でも徹底して続けることが大切である事(お念仏も同様である事)を話しました。各寺院のご住職様より貴重なアドバイスを頂きまして厚く御礼申し上げます。合掌
 

《大分地区》 尾関 快照

◇4日 善光寺 22名
◇5日 迎接寺 休会
◇6日 蓮華寺 25名

 大分地区はもとより、巡伝に出るのも初めてでした。善光寺様・蓮華寺様にお伺い致しました。法話は「歓喜光」を讃題として、自分の体験を基に“お念仏とのご縁とそのはからい”“苦悩からの救いとその有難さ”についてお話し致しました。初めての巡伝布教を以前からのご縁の深いお寺様でさせて頂いた事、初めて一般の方に向けての布教で、お伝えする事の難しさ・今後の課題・反省点等々沢山有りましたが、本当に有難く貴重な体験をさせて頂きました。

《唐津地区》 今井 裕光

◇19日 安養寺 35名
◇20日 浄泰寺 40名
◇21日 九品院 40名

 11月の当地区巡伝は格寺共「十夜法要」でした。光明主義から少し外れましたが、
  お十夜の赤ローソクや真如堂
  渋柿を見上げて通る十夜かな
の俳句を題材にして1時間十夜のお話を致しました。その中、輪廻の里を離れて…を重点にして、もう此の娑婆世界には帰ることのない各々のお念仏との勝縁を力説したつもりです。沢山の方々の御参詣があり頭の下がる思いでした。

《熊本地区》 花房 尚美

◇22日 荘厳寺 15名
◇23日 善樹院 20名

 今回初めて熊本にお伺いいたしました。「歓喜光」についての法話でした。お話のあと手話を交えての歌を皆さんと共に歌いました。荘厳寺様のご住職に貴重なお話を頂きまして心より感謝申し上げます。有難うございました。合掌

《山口地区》 山上 光俊

◇25日 長命寺 17名
◇25日 西蓮寺 18名
◇26日 極楽寺様 休会

 このたびの山口地区の巡伝は初めての法縁でした。長命寺様、西蓮寺様の両会処では高齢者を対象として「み光の花束をあなたに―み光の中の私、私の中のみ光」と題して、大御親様にお任せ申し上げて生きることの大切さを分かりやすい例話を交えてお話をいたしました。
 11月25日午前、長命寺様につきますと二期桜が咲いていました。ご住職様はパソコンのプログラミングができる専門家でした。ソフトを作り皆さんをサポートしておられます。
 また、人権擁護の活動にご多用の様でした。奥様は寺庭婦人会会計事務でご活躍の事でした。特筆すべきことは法然上人が松虫尼に差し上げていた名号を拝見できたことでした。徳本行者のように法然上人も名号を信者に差し上げていた事実に感動しました。
 25日午後、西蓮寺様につきまして、本堂横の浄本上人のお墓参り懐かしく思いました。
 京都の大学生のころ、浄本上人の法話を拝聴して温もりのあるお人柄に感銘しました。浄本上人が弁栄聖者を大畠駅でお出迎えされ深く感動し帰依されたことが思い出されます。
 聖者が御布教さてから数年後でしょうか、昭和二年の別時会の写真をご住職様から見せていただきました。山城に建てられた西蓮寺本堂前に数百人の参加者が写っていました。信仰の炎が広がっている感じですね。ご住職様が聖者揮毫の「観自在」を拝見させていただきました。珍しく隷書体で揮毫され「釋辨榮」のサインがありました。法然上人も「釋源空」と号されたことを思い出し、釈尊に直結された気持ちを感じました。ご住職は現在、浄土宗研究所所長です。講話を遠くから何度か拝聴しておりました。璽書道場から帰山されたとのことで御多用のようでした。副住職様が大きな支えになっていらっしゃるなあと想像しました。帰りに大島橋まで先導して下さり助かりました。
 両会処で大変ご厚情に浴し、心から篤くお礼を申し上げます。

以上

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