光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成29年12月

10月巡伝報告

《筑後地区》 炭本 義空

◇19日 浄源寺 休会
◇20日 浄土寺 22名
◇20日 浄福寺 10名
◇20日 竜川寺 休会
◇21日 摂化院 休会

 今回の巡伝は、前日の雨もあがり好天に恵まれての巡伝でした。浄土寺様・浄福寺様共に「不断光」のお取り次ぎでした。つたない話に最後まで御聴聞頂き有難うございました。

《糟屋地区》 西 徹空

◇13日 西林寺  70名
◇14日 珠林寺  60名

 西林寺様は11月に「お十夜法要」が三日間勤まるそうですが、今回の10月の例会も十夜法要にむけて、予習の十夜法要とのことで厳修されました。ご住職による古式の十夜法勤行は、深まり往く秋をしみじみと感じさせる物が有りました。珠林寺様は15分ほどの休憩を挟んで前後1時間ずつ、計2時間の法話をするのが10月の例会の習わしだそうです。私には初めてのことでしたので、一つのテーマを二席にわけるか、別々のテーマで二席の法話をするか迷いましたが、結局前者の形でお話ししました。結果はどうだったかは分かりませんが、私には良い勉強と体験になりました。

《福岡地区》 辻本 良明

◇15日 福岡光明会 12名
◇16日 正法寺 20名

 福岡光明会様は今回で二回目です。薄味で美味しく仕上がったご飯を頂いてから、お話をさせて頂きました。「生まれているのに生まれて無くて、生まれてないのに生まれているものなあに?」との問いかけから、若いお母さん看護師さんの我が子に対する深い思いを知ることが出来たお話をさせて頂きました。さらに私の父の今際の際の言葉から、伝えたい事が有ればそのような生き方をしなければ子供に決して伝わらないという話、三十三回忌を迎えるあるご夫婦の生き方から、お金の使い方でその人の人生が分かるという話をしながら、実際には光に向かう生き方とは逆の方に向かってしまう。如来様と共に生きる光明生活とは・・・という事をお話ししました。久しぶりの正法寺様では、目の前の人に一度色を付けてしまうとなかなか消すことが出来ないことを嫁姑の例を出しながらお話ししました。若くして無くなった息子さんの携帯電話に入る彼女からのメールをどうしたら良いかの相談を受けて、私が必死に奮闘した話をお伝えし、あれで良かったのかという私の悩みを解決して下さったのは大阪学院大学の安田先生の一言。必死に生きる姿を全て南無阿弥陀仏と受け取る事を教えて頂いき、私自身が救われていったお話をお伝えしました。

《佐世保地区》 金田 恭俊

◇22日 善隣寺 20名

 今回は、阿弥陀様を忘れないお念仏の大切さをお伝えいたしました。阿弥陀様にお任せしなければと思いながら、自分で信仰をなんとかしようとしている人が多いのではないかと感じています。そうではなく、お任せできない私が、お任せできていくお念仏の功徳についてお取り次ぎいたしました。貴重なご縁に感謝いたします。合掌

《諫早地区》 大谷 仙覚

◇25日 慶巖寺 20名
◇25日 安祥寺 10名

 初めての諫早巡伝でした。慶巌寺様・安祥寺様ともに、熱心にメモを取られるお檀家様が居られて大変熱心だなーと感心致しました。温かく迎えて戴き心より御礼申し上げます。

《北九州地区》 大谷 仙覚

◇20日 大願寺 15名 
◇21日 円応寺 15名

 二ヶ寺様とも今年二回目の巡伝でした。大願寺様は写仏会も併修されて居られ、和気藹々とした空気の中お迎え頂きました。円応寺様はご住職の教化・若上人のご努力で檀信との皆様がよく耕かされているなーと感じました。法話は「如来様の本願への宮仕い」に関してのお取り次ぎでした。

《筑豊地区》 多賀 学昭

◇23日 福圓寺 17名
◇25日 長安寺 22名

 晩秋の好天に恵まれての巡伝でした。福圓寺様は夜の例会でしたが、17名の方が参加して熱心にお念仏を称えておられたのが印象的でした。以前は夜の例会が1名しか無いときも有ったとか・・・。ご住職の熱心な教化が稔って、比較的若い方々が昼間の勤務を終えて例会に参加して下さるようになったそうです。有難いことです。長安寺様では大谷決正上人の穏やかな笑顔にいつも癒やされる思いです。お斉の後の念仏では、上人の打って変わったかの様な決然たる大木魚に会員の皆様が引っ張られる感じです。ご住職の笑顔の奥に有る情熱を感じました。お話は、聖徳太子以前の仏法の真髄は「真俗一貫」という点に有ること。お念仏こそはその精神を生かし切った教えで有り、真心一つのお念仏で全ての方が皆必ず如来様の光明の中に導かれ救われていくことを強調して結と致しました。少々堅い話にも拘わらず熱心に聞いて戴き心より御礼申し上げます。

《大分地区》 今井 裕光

◇4日 善光寺 21名
◇5日 迎接寺 休会
◇6日 蓮華寺 32名

 この度の法話は、「不断光」についてでした。常恒不断とは・・作仏・度生とは・・を中心に、一〇八煩悩の正式な説明の仕方(根本煩悩6×六根×三世=一〇八の間違い)等々をお話ししました。小生の悪いところでもある難しい話になってしまい、お集まりの方々にご迷惑をお掛けしました。それでも熱心に聞いて下さる優しさに頭の下がる思いです。次回はずーと易しい話を・・・と思っておりますので!

《聖恵病院》 菅野 浄光

◇28日 113名

 聖恵病院は3回目のご縁だと思います。今回は新しいホールで、三昧仏様とお木造仏様のおられる新しい会場でした。素晴らしいホールです。ここはデイケアーの一端として開かれているとの事です。百名を超えるお集りの方々に圧倒されそうでした。法話は「振り向けば、ご恩を受けし人ばかり」をテーマに話しました。安松上人の病院を中心とした介護、ホーム入居者への気配り等々にご活躍の姿勢に、小生も期待しております。

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