乳房のひととせ 上巻 中井常次郎(弁常居士)著 ◇聞き書き その八 別時中の法話〈つづき〉 (二)如来の三縁 (二日午後の説教) 親縁、近縁、増上縁の三縁により衆生は救われる。衆生、行を起して、口に仏名を称うれば、仏これ…
(続きを読む)乳房のひととせ 上巻 中井常次郎(弁常居士)著 ◇聞き書き その八 別時中の法話〈つづき〉 (二)如来の三縁 (二日午後の説教) 親縁、近縁、増上縁の三縁により衆生は救われる。衆生、行を起して、口に仏名を称うれば、仏これ…
(続きを読む)乳房のひととせ 上巻 中井常次郎(弁常居士)著 ◇聞き書き その八 別時中の法話〈つづき〉大正9年6月2日 黒谷光明寺塔頭瑞泉院にて (一)念仏三昧を修する時の心の定め方 (二日の朝)〈つづき〉 一 択法覚支(ちゃくほう…
(続きを読む)乳房のひととせ 上巻 中井常次郎(弁常居士)著 ◇聞き書き その八 別時中の法話〈つづき〉大正9年6月1日夜 恒村医院にての話 (五)善悪の意義 様々な方面から、善と悪との定義ができる。道に叶いたる行は善であって、これに…
(続きを読む)乳房のひととせ 上巻 中井常次郎(弁常居士)著 ◇聞き書き その七〈つづき〉 大正9年6月1日夜 恒村医院にての話 (二)光明主義の宗趣 念仏三昧を宗となし、往生浄土を体となす。 宗とは法の貴ぶ所、体とは行の帰趣する処。…
(続きを読む)乳房のひととせ 上巻 中井常次郎(弁常居士)著 ◇三 黒谷の別時〈つづき〉 〈大正9年6月〉3日の朝、4時半に起きて恒村氏宅を訪ぬれば、門前に三島郡の鈴木憲栄さんが立っていた。朝食まで一同御念仏を申した。食後、私はカメラ…
(続きを読む)乳房のひととせ 上巻 中井常次郎(弁常居士)著 ◇三 黒谷の別時 〈大正9年〉6月1日の午後、上人様は入京された。一同は喜色満面でお迎え申した。この別時中、上人は恒村さん方で宿泊される事になり、夜のお念仏と御説教もお宅で…
(続きを読む)乳房のひととせ 上巻 中井常次郎(弁常居士)著 ◇常習犯 神通力の事は、お経の中に、沢山説かれてあるが、私はそれ等を事実であるまいと思っていた。しかるに弁栄上人遷化の後、熱烈なる信者の中に、天眼、他心、宿命等の神通力が現…
(続きを読む)乳房のひととせ 上巻 中井常次郎(弁常居士)著 ◇聞き書き その六 講演 大正9年3月7日午後 京都市田中大堰町の中井宅にてなされた弁栄上人の講話(つづき) 〈宗教の意義〉 本論〈つづき〉 夢に意識の夢と、阿頼耶の夢とあ…
(続きを読む)乳房のひととせ 上巻 中井常次郎(弁常居士)著 ◇聞き書き その六 講演 大正9年3月7日午後 京都市田中大堰町の中井宅にてなされた弁栄上人の講話(つづき) 〈宗教の意義〉 本論 西洋の骨相学の書に、眼から下は天性(本能…
(続きを読む)乳房のひととせ 上巻 中井常次郎(弁常居士)著 ◇聞き書き その六 講演 大正9年3月7日午後 京都市田中大堰町の中井宅にてなされた弁栄上人の講話 宗教の意義 序論 宗教には学説と実行との二面があります。学説ばかりでは心…
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