光明の生活を伝えつなごう

光明主義と今を生きる女性

光明主義と今を生きる女性 No.24 母の日におもう

昭和45年「大光明」6月号より抜粋

熊野 好月

私は光明会員の家庭で父なる人は熱心な念仏行者であるのに母なる人がクリスチャンであったり、また科学万能の信仰をもっている家をいくつか知っている。そこのお子さんは、決まって母親の信仰についていく。父は孤立である。それでも信仰のある母はまだよい、全然物質主義でかたまり、全然拝む事を否定する母親がある、折角少年別時に来て手を合わせる事を覚えても、家でやめさせるお母さんさえある。そういった家庭や国に育った子供は将来どうなる、思えば寒心の至りである。

私達、お念仏の尊さ、有難さを、人生行路の上に多少なりと体験してこそ、この道を辿らせて戴いておる、田中先生のお歌に

うなさるる 悪夢の人を ゆりもせで
雲金銀の 月見るは誰れ

力はなくとも一人でもいい、この有難さを伝えたい、なやむ人にこの会を紹介したい。これが菩薩行ではあるまいか、女は弱し、されど母は強しとか、弱い力も結束すれば強いものになる。
全国光明婦人会はこうした同性を一人でも多く目覚める方へさそうために、一日も早く結ばれる必要がある。

母親が子に対する影響力の如何に強いかを思う時、母性予備軍、即ち若い女性の宗教者が如何に重要なものかを「母の日」を迎えて、改めて痛感させられた次第であります。

合掌

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