光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成18年8月

5月巡回伝道報告

筑豊(前)地区 大和 顕栄

23日 定禅寺 8人
23日 福円寺 21人
24日 種善寺 13人

新緑深まりゆく中、久しぶりの好天気に恵まれての今回の巡伝であった。各会所とも行き届いたお世話を頂き、また熱心なる聴聞を賜り心より感謝しております。

定禅寺 開催直前にご住職の近親者の訃報が入るという事態となったが、例会は通常通りに実施。無事終了させて頂いて有難かった。
福円寺 夜席で午後7時より新住職冨永秀元上人の維那指導のもと、8時まで熱心なお勤めがなされた。称名の声のよく通る本堂での念仏は、本当に心地良い。
種善寺 5・6月は農繁期で昼間大変お忙しいところをよく参集精進して頂き誠に有難い。本堂での三味仏様の慈悲の相好を拝しつつの念仏は、如来様と心が通うおもいがして大変結構である。

今回の巡伝の法話は、私共念仏者の高齢化の進行を考え、老後を如何にして生き甲斐を持って心豊かに明るく暮らしていくか、その心構え等についてお話させて頂いた。まだ不充分な内容であったので今後も検討を重ねていきたい。

筑豊(後)地区 佐野 隆和

25日長安寺 15人

不寒不熱の浄土を連想させる5月新緑にかこまれた候、長安寺様の巡伝。
念仏の合間に聞こえてくる野鳥の声、雄が雌を呼ぶ声と学者は言う。何故に雄が雌を呼ぶか、生命を永遠に伝えようとする法身如来の聖意の表れ(大順業力)。
春の朝に鳴く鳥の声、秋の夕に鳴く虫の声、如来の呼び声ならざるはなし。心して聞け虫の声。
楽しい巡伝の旅であった。

筑豊(後)地区 石原 義道

24日 西福寺 15人
24日 浄光寺 6人

今回は「帰命」についてのお取り次ぎをさせて頂いた。如来様をお慕いして如来様と共に過ごす。生活において、如来様は私達のこころの迷いを解いて、さわやかな5月の光のような自由なこころへと導きお育て下さるのです。

筑後地区 今井 裕光

19日浄源寺休会
20日 浄土寺 休会
20日 浄福寺 15人
20日 竜川寺 休会
21日 摂化院 休会

浄福寺様だけのご縁でしたがおおくの方々のお集まりでした。お話は「光化の心相」。自身の如来化が現世利益に繋がる旨を分かって頂いたようでした。

北九州地区 金田 恭俊

19日舎月庵 18人
20日 大願寺 55人
20日 戸畑光明会 8人
21日 円応寺 休会

初めての巡伝で緊張致しました。しかし、このような貴重な巡伝の縁を頂くこといよって、更にお念仏・勉強に励むことができ、そして、人にお念仏の心を繋いでいくという、使命感と慶びを得る事ができました。至心に感謝いたします。

お話は「清浄光」について。亡くなった方を思う気持を縁として、お念仏をお称えしておりますと、その真心に如来様がお宿りくださり、亡くなった方を通して私達も如来様の御光明がいただけてまいります。

そうしますと、如来様の清浄光のお働きによって私達の心も清められ、心が清められるからこそ、亡くなった方々の思いが見えて参ります。その思いはそれぞれでしょうが、皆さんに共通した思いがあります。それは亡くなった私達の為にお念仏をお称えしている「あなた」も、共に如来様のお力によって救われて欲しいということです。

そのような思いが見えて参りますと、これまでは亡くなった方への一方的なお念仏であったものが、これからは亡くなった方と共に歩むお念仏になってまいります。

そのように亡くなった方々とも思いが繋がってまいりますと、私達がお念仏をお称えして心が清らかになって幸せを得るということが、実は如来様・亡くなった方・そしてお念仏をお称えしている私達の本当の喜びとなるんですよということ、そしてその喜びが、子供・孫・子孫、または人から人へと世界へと永遠と繋がっていく、お念仏による喜び幸せの連鎖になっていくということ等をお話させて頂きました。

合掌

聖恵(めぐみ)病院 冨永 秀元

19日 60人

昨年2月に続き2度目のご縁を頂いた。

係りの方より、法話が終わって童謡「ふるさと」を患者さんと一緒に職員も皆で合唱するという話があったので、「わがふるさと浄土」と題してお話させていただいた。その場にいる皆の心が一つになって、童謡「ふるさと」の大合唱が起こり、詩に込められた作者(高野辰之)の想いと患者さんの顔がぐるぐると頭をめぐり、涙がこぼれそうになった。

熊本地区 安永 弘史

22日荘厳寺休会
23日 善樹院 45人

五月晴れに恵まれ、お寺には熱心なお参りがありました。

最近、お寺に参る方が減ってきた、とよく耳にしますが、善樹院様では、ご住職とお母様が近所に住むお檀家さんの家を回って、参詣するよう呼びかけられたそうです。そのひたむきな教化のお姿に、感服いたしました。法要後は、お檀家の皆さんと一緒に本堂でお食事を頂きました。

合掌

大分地区 慶田 太龍

4日 善光寺 22人
5日 長昌寺 休会
5日 迎接寺 24人
6日 蓮華寺 46人

初めての大分地区の巡伝でした。ゴールデンウィークの最中でまた農繁期前にもかかわらず多数の参加を頂き有難うございました。

善光寺様では菅野上人と国宝堂で晨朝の礼拝を一緒にさせて頂きました。また迎接寺様では永徳上人より、お話が終わってからホテルまで先導していただきました。蓮華寺様では鶴山上人より法話についての貴重なご教示を頂けたことは、有難くもったいないことでした。沢山の仏縁を頂き有難うございました。

島原地区 金田 隆栄

25日 慶厳寺 32人
25日 安祥寺 14人

私達の阿弥陀如来さまには、本願成就、光明摂取、来迎引接の三種の徳があり、それぞれか必ず救い、必ず育て必ず迎えで下さるという働きがあると思います。そこで今回は必ず育てて下さるという光明摂取の面を「無財の七施」の教えでお話させて頂きました。私達がお念仏を致しますと、そこにその如来さまの光明により自然と私自身の内面、表情、行動に変化を生じ、つまり「無財の七施」がおのずと出来てくるという事をお伝え致しました。

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