光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成19年5月

九光婦人会発会式並びに総会のご案内

九州光明会では婦人部の組織固めのため、下記の計画を立てております。詳細は後日ご案内致しますが、よろしくお願い申し上げます。
日時 平成19年6月14日(木)
会場 大分地区 蓮華寺
会費 2千円(昼食・写経道具一切を含む)

2月巡伝報告

福岡地区 炭本 義空

15日 福岡光明会 16人
16日 正法寺 30人

福岡光明会の主催で4月29日・30日に摂化院で子供別時が開かれます。ひとりでも多くの子供さんが参加して下さることを念じております。私も孫をつれて参加させていただきます。

正法寺様は初めての御縁を頂きました。山門に掲げられている扁額が空外上人の書で、ちょっと感動もし、うれしい気持ちでいっぱいになりました。「あ、また、ここで空外上人に会うことができた」と。お念仏のおかげだなぁと。

北九州地区 金田 隆栄

20日大願寺 35人
20日 戸畑光明会 12人
21日 円応寺 15人

大願寺では、お釈迦さまの涅槃の月でもありますので、大涅槃図を掛け、皆様と供養しご焼香しました。三会所の法話は、少しでも若い人たちにお念仏を勧めたいので「こう塾」を開きたいと念願し、その事についてお話をさせていただきました。

①目的は「光」る人生(知)、「幸」せな人生(情)、「孝」行の出来る人生(意)。

②その為にはどうしたらよいか、ただどこでもいつでも日常生活の中で「南無阿弥陀仏」と申すだけ。

③そうすればどうなるか。念仏する人の為に阿弥陀仏が直々に光明で、今以上に知(明るく)、情(楽しく)、意(正しく)の生活ができるように変化させて下さる。

筑後地区 鶴山 恒教

18日 摂化院 8人
19日 浄源寺 休会
20日 浄土寺 16人
20日 浄福寺 15人
20日 竜川寺 8人

聖名 2月も半ばというのに、鼻歌が自然と出てくるような暖かい日和の中、筑後地区三ヶ寺にお邪魔をいたしました。

全国で我が子の給食費を払わない保護者が年間9万人、金額にすると22億円にもなるという。そのうち経済的な理由で払えない方は9万人中の30%だそうだが、私はこの数字も承服しかねる。皆さんご存知の「父母恩重経」中に「母、飢に中る時も哺めるを吐きて子に啗わしめ」と、親さまからの養育の御恩について説かれている。この下りに関していえば、人間を含めた全ての生物の定めであろう。人間は種族保存という本能的感覚も放棄し、獣以下の存在になろうとしている。

そんな意味も含めて、四恩より機を見つめ、お念仏の必要性についてお取り継ぎをさせていただきました。お世話いただき、ご聴聞いただいた皆様、ありがとうございました。合掌九拝

摂化院は代講 石原 義堂
午前中雨であったが午後より晴れ、足元の悪い中8名の参加、13時より1時間の念仏、その後はお勤め(晨朝の礼拝)。法話は14時半より1時間ほど。涅槃の月に因み。小我の闇の人生から大我なる光明の世界へのお育てをお話ししました。

筑豊(A)地区 岩崎 念唯

23日 定禅寺 5人
23日 福円寺 20人
24日 種善寺 40人

平成15年5月の巡伝から3年9ヶ月ぶりの巡伝でした。約4年前の話を覚えてくださっていて感激やら、お恥ずかしいやら・・・。2月というのに気温17度もあり、遠賀川水系の河川敷の菜の花が五分咲きで春の気配?ビックリというより異常さを感じました。自家用車、窓を全開してルンルン気分の巡伝でした。

定禅寺様では、大庭達城上人のご回向をさせていただいた後、「光明摂取」についてお話させて頂きました。少ない人数ながらアットホームな中での念仏会、継続することの大切さを感じました。

福円寺様では、いろんなご縁で、お説教や随喜に行かせて頂いていて、お檀家の皆様とも随分と顔なじみになりまして、親しくお話をさせて頂きました。「如来の光明に気づくことの大切さ」と「信仰・宗教を次の世代に伝えることの大切さ」についてお話させて頂きました。福円寺様の例会は夜7時から30分間のお念仏と30分の昏暮の礼拝で始まるのですが、本堂を暗くしての別時会は、如来様と一体となれる雰囲気づくりとしてはすばらしいことだと感じました。夜または早朝の別時会を企画したいと思った巡伝でした。

種善寺様の今回の巡伝は、御忌法要と重なったため「御忌会」についてのお話と「ご縁のおかげ」「信仰の大切さ」「念仏の功徳=気づき」等について、約1時間お話をさせて頂きました。参詣の皆様、お念仏一生懸命で、通じるものがあり、日頃の念仏生活が偲ばれる法要でした。念仏を中心とした日暮らしをしていると、身も心も明るくなるのだという実感をさせて頂いた巡伝でした。合掌

筑豊(B)地区 川端 勝教

24日 西福寺 20人
24日 浄光寺 8人
25日 長安寺 12人

梅の花が満開で、遠賀川には菜の花の黄色いジュウタンで春満開のなかでの巡回伝道でした。

西福寺様では、観通寺で影清観音さまのご開帳法要でした。浄光寺様、長安寺様いずれも清浄光と情報化のお話。私たちの情報の源の眼耳鼻舌身意の浄化(六根清浄)、古今集一六九藤原敏行「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる」驚く=気づきの歌を上げ取り継ぎました。

粕屋地区 冨永 秀元

13日 西林寺 60人
14日 珠林寺 30人

2月はお釈迦様が涅槃に入られた月であり、両会所とも大きな涅槃図が本堂内に掛けられている。西林寺では涅槃会弊修という連絡を事前に頂いていたので、涅槃会にそったお取り継ぎをさせて頂きました。

珠林寺では今年5月に、13年ぶりとなる五重相伝を開修されるとのこと、またとなき良きご縁を頂きますようにとの願いを込めて、お取り継ぎを致しました。私の父と同年である加藤上人の年齢を感じさせぬ力強さと、檀信徒教化に対する変わらぬ熱意を感じ、たいへん有難い巡伝でした。

聖恵(めぐみ)病院 山上 光俊

23日 84人

合掌 老人ホーム等の施設では何度か法話させて頂きましたが、病院では初めてでした。福岡聖恵病院の理事長安松聖高先生は、林松寺のご住職でもあられる。先生はターミナルケアにも造詣が深く、高齢患者さんの心のケアのために、また高齢患者の皆さんがお寺参りしたいという希望を叶えて上げるために病院でお寺参り体験が出来るように、この法座をお開きにまったようです。当日は鶴山弁護士さんが維那をつとめられ、高齢者に読みやすい大きな文字で印刷された如来光明礼拝儀の抜粋版で勤行、そのあと「感謝とその実践」について、20分ほど法話をさせて頂きました。最後に「ふるさと」を皆さんで歌い、和やかな雰囲気の中で終えることが出来ました。

50年前は自宅死が90%、現代では病院死が90%以上であることを思いますと、安松上人のこの取り組みはターミナルケアも含めて高齢者医療現場の最重要課題だと思いました。また宗教家は寺から出て、もっと病める人たちの中にどんどん入って行くべきではないかと考えたりして、いろいろと学ばせて頂きました。お世話になり有難うございました。 和南

宮崎地区 今井 裕光

19日 円福寺 午前40人 午後30人
20日 円浄寺 午前40人 午後40人
21日 円光寺 午前40人 午後30人

巡伝でしたが、三ヶ寺様は御忌法要でしたので、元祖様の「一枚起請文」と「御法語」を中心にしてお取り継ぎさせていらだきました。

お集まりの方々にもよく聞いていただいた様に感じました。御礼申し上げます。

また各会所のご住職様にも大変なおもてなしを頂き、重ねて御礼申し上げます。

大分地区 大和 顕栄

4日 善光寺 30人
5日 長昌寺 休会
5日 迎接寺 休会
6日 蓮華寺 40人

今回の大分地区巡伝は2月初旬にもかかわらず4月中旬の暖かな気候に恵まれ、善光寺・蓮華寺の二ヶ寺にご縁を頂きました。両寺とも二代にわたるご住職の教化の賜物か、いつもこの例会には数多くの檀信徒のご参加があり、また勤行・聴聞に熱心につとめられている姿を拝見できて、感服させられます。

この度の法話は念仏信仰上の基本となる「信機信法」について、お話させて頂きましたが、多少理屈に傾きすぎた嫌いがあり反省しています。

島原地区 大和 顕栄

25日 慶厳寺 32人
25日 安祥寺 10人

今年の2月も比較的温暖な日が多かったようですが、巡伝当日は急に気温が下がり平年通りの寒い一日となりました。

両寺とも極めて熱心な勤行・ご聴聞の例会となりまして誠に有難く心温まる想いでありました。法話は「念仏の功徳」についてお話させて頂きました。

なお慶厳寺では十六羅漢堂・薬師堂が相次いで建立され寺門興隆の勢いが感じられました。

長崎地区 大谷 決正

22日 善隣寺 15人

「わが心 鬼と仏と あい住めり」とはある方の歌。弁栄聖者のご法語に「こころ我にあればこれ凡夫、おもいを転じて仏にあればこれ仏。一念、仏を念ずれば一念の仏。念々、仏を念ずれば、念々これ仏」とあります。お互い凡夫ならばこそ、念仏申しながらの日暮らしをしたいものです。

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