光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成20年8月

5月巡伝報告

筑豊(A)地区 金田 恭俊

23日 定禅寺 7名
23日 福円寺 15名
24日 種善寺 16名

今回は「南無阿弥陀仏について」。皆様のお念仏の実践の助けになればと、お話させて頂きました。イギリスの意志ボウルビィの「安全基地」の説明をし、母という安全基地があってこそ子供が安心して遊び、学び、生活していくように、私達もミオヤの安全基地(極楽浄土)があってこそ、この世においても大安心の中、生活していくことができます。

合掌

筑豊(B)地区 岩沼 光裕

24日 西福寺 15名
24日 浄光寺 3名
25日 長安寺 47名

今は、筑豊地区も2地区に分かれていますので、前よりは行きやすくなりました。しかし、筑豊のB地区にはなかなかご縁がありませんでした。久しぶりの西福寺・浄光寺・長安寺の三ヶ寺様、いろいろな面で外観内観の変化を見ることができます。変わらないのは、出席してくださる皆様の大きな声での念仏と、そのお姿であります。巡伝は私達布教する者をお育ていただける場でもあります。今回は長安寺様は、お寺の婦人会の設立の総会にご縁をいただきました。特に人数も多い上に聴衆の方々の元気さに、テンポの良い話をさせていただけたような気がします。

筑後地区 冨永 秀元

19日 浄源寺 休会
20日 浄土寺 休会
20日 浄福寺 13名
20日 竜川寺 8名
21日 摂化院 休会

巡伝の日程が迫ってくると自坊の法務との遣り繰りで頭が痛いのは私だけではあるまい・・・。

が、しかし、いざ巡伝に出てみると前出の法務の遣り繰りの大変さなどたわいない事に気付かされる。毎日、時間に追われている筈の私が、巡伝に出ると何と多くの自由な時間を頂いている事か・・・。愚僧の愚かな心を慰め、導いてくださる縁に心から感謝した巡伝であった。

北九州地区 菅野 浄光

20日 大願寺 10名
20日 戸畑光明会 10名
21日 円応寺 休会

前日の大雨の天候から快晴の日よりとなった。

大願寺の巡伝は慈眼寺観音堂にて法話。金田上人のご長男さん、家族、お檀家さんに囲まれ、家庭的な雰囲気の中、お話をさせていただきました。

戸畑光明会、19時開始、おつとめの後、20時から1時間、日帰りの日程のため21時までお話をしました。例会にも新しいメンバーも加わり、会所の方々のご苦労に報いるべき、法話に身を入れなくてはと思っております。

聖恵(めぐみ)病院 辻本 良明

23日 68名

新しい会場に移って2度目のご縁となりました。デイケアも含めて68名という皆様の前で、パネルシアター「花咲き山」をブラックライトでいたしましたが、外の光を遮るのが難しく、効果としては今一つと感じています。「やさしいこと いいことをすると花が咲く。命をかけると山になる」を主題に、本当のやさしさとは何かについて、如来の慈悲と重ねてお伝えいたしました。安松院長先生が、入院・デイケアの皆様に、死を真正面に見据えたお話をされる姿に感銘しました。

福岡地区 佐野 隆和

15日 福岡光明会 15名
16日 正法寺 休会

在家にて念仏の会所を引き受けることはなかなかの配慮のことと思う。
1時より念仏三昧。2時より礼拝儀勤行。2時半より法話。
無駄のない時間である。お浄土から三隅上人のご指導の賜と信じる。
故三隅上人のご回願。法話内容「すがる思いにかよいくる 大慈大悲のなつかしさ もよほす涙あこがれて 呼べば答うる大ミオヤ」(田中木叉上人)

共にうたい、ともに味わう。口称念仏。声本願の南無阿弥陀仏、呼ぶうちに通う慈悲のふところ。

口先で南無阿弥陀仏いえばよい 心なくして申せるものか 徳本行者

長崎地区 多賀 学昭

22日 善隣寺 15名

たまには佐世保まで自動車でドライブしてみようと思いたって、朝6時過ぎに自坊を出発。国道10号線を北上して延岡から高千穂へ。九州山脈を横断して県境を越え、熊本市の南御船インターに9時過ぎ到着。九州自動車道を北上して鳥栖から長崎自動車道、武雄から西九州自動車道、佐世保到着は11時半。高速を降りたら善隣寺はすぐ目の前だった。所要時間は休憩も入れて訳5時間半、やっぱり遠いですねぇ。

善隣寺では寺報の「能生」がいつも面白いので愛読しています。いつもながら文章伝道がきちんとなされているのを垣間見て、感心したり我が身を反省すること、しきりでした。ご住職辻本上人の着実な教化ぶりに敬意を覚えます。そしてこのたびはご子息も例会に加わって堂々の若和尚ぶり。まことに頼もしい限りでした。

さてお話を済ませて午後3時半頃、善隣寺を辞去。帰りに高速の佐賀金立パーキングでしばし昼寝。寝苦しいので途中窓を開けたのは覚えているのですが、ぐっすり寝込んでしまって気付いたらもう7時前。「これは大変」と慌てて起き上がって、車のエンジンを掛けようとしたら「あれ?」うんともすんとも言いません。バッテリーが上がってしまってさぁ大変。さてその先はどうなったのでしょう。ともかく疲れた一日でした。

島原地区 西 徹空

25日 慶厳寺 20名
25日 安祥寺 休会

慶厳寺は御縁を頂く度に印象深い思いがする。本明川を挟む向かいの山の楠の若葉が、初夏の光に輝く美しき五月である。参詣の皆様とも、お互いの心がスッと開かれて、打ち解けた雰囲気でお話をさせてもらうことができました。

法話は「身意柔軟」について、熊野宗純上人の「オレがという力みが取れて、柔らかにしてかつ強い」という所説を拠り所に、法然上人流罪の時のこと等を例話に挙げてお話しました。

いつもお忙しい御住職の稲永上人が、その日は珍しく昼食後の暫を、近況や趣味と研究を兼ねた書画のことについてお聞かせ下さり、楽しく有意義な一時を過ごしました。

大分地区 慶田 太龍

4日 善光寺 15名
5日 長昌寺 休会
5日 迎接寺 20名
6日 蓮華寺 40名

ゴールデンウィークの後半、お天気にめぐまれた2年ぶり2回目の「ほとけの里」大分地区巡伝でした。平成11年に大腸ガンになり、今日まで生かされている私の体験をふまえて、お念仏の大事さを1時間程お話させて頂きました。絶好の行楽日和で、参加された方々と仏縁を結ばれた、有難いことでした。蓮華寺様では鶴山瑞教上人・鶴山恒教上人に宿泊をはじめ、教学のことなどご指導頂き有難うございました。また善光寺様、迎接寺様の檀信徒の方々も田植えで多忙の折に参加して頂き有難いことでした。

合掌

熊本地区 菅野 俊光

22日 荘厳寺 休会
23日 善樹院 25名

善樹院様には前日電話、降誕会法要のよし。当日車にて出発、片道津奈木までちょうど260キロ。1時より法要、2時より降誕会についての法話。福岡より前住信順上人の娘さんが勤務を休んで前々日より掃除、おときなど諸々準備の下座行、頭が下がります。1席の法要にも多くの人の汗が・・・。出講する講師もこの汗に報いるためにも心してかからねば・・・。と肝に銘じました。

山口地区 永徳 光明

24日 長命寺 60名
25日 西蓮寺 27名
26日 極楽寺 休会

長命寺様ではお念仏の功徳、元祖大師の略御伝記と教化(特に時国公の御遺言の持つ意味)について述べさせていただいた。
教師部屋の窓前の青田、教化のために種々のご配慮が印象的でした。

西蓮寺様では、老・病・死をどのように受け容れるかについて、お念仏によって安心が培われ、正受(正観)できるようになっていくであろうことを、先立ちし人を例に述べさせて頂きました。

西方の 弥陀の浄土に 咲く花の うてなの御寺 仰ぐとうとさ

とご自作の歌をご山主が揮毫なされた山門の扁額が見事で、講義・講演等でご繁忙の中を寺門興隆に尽力なされているご様子に頭の下がる思いでした。

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