4月巡伝報告
粕屋地区 辻本 良明
13日 西林寺 70名
14日 珠林寺 40名
久しぶりの粕屋地区巡伝となりました。
初日の西林寺様は例会と御忌法要の併修となり、「至心に勧請す」と讃題にお話をいたしました。手遊びやパネルシアターでその場の空気を和げた後、聞くということの大切さと難しさをお伝えいたしました。「喜んで聞く」「黙って聞く」「最後まで聞く」ことが、悩みを持つ人に接するための心がけであり。優しいようで実は困難であることを述べました。そして、金子みすゞさんの詩を例に挙げながら、思いを重ねて寄り添うのは、まさに如来様の姿そのものであり、そのためには如来の霊応を我が身体に宿すことが大切であることをお伝えしました。
二日目の珠林寺様では、同じく心も体も柔らかくするためにパネルシアターをした後、「至心に勧請す」から、我が身体は如来の霊応を宿すべき宮という話をいたしました。
両会所ともに、気軽に聞いていただけること心がけましたが、法話を聞き慣れていらっしゃるようで、話しやすい雰囲気を上手に作り出して下さったことが、印象に残っています。
福岡地区 石原 義堂
15日 福岡光明会 14名
16日 正法寺 休会
人であることと煩悩があることは一体のもので、切り離すことは出来ないものです。しかし、煩悩を欲しいままにすることはやがて人は煩悩に覆い尽くされて、人は人としての生を全う出来なくなってしまいます。煩悩を煩悩のままにしない仏性の育ちは人生に希望を失わない光明となることを信じます。
北九州地区 金田 隆栄
20日 大願寺 休会
20日 戸畑光明会 14名
21日 円応寺 15名
今回は十二因縁についてお話をさせて頂きました。
弁栄聖者はお釈迦様が説かれた十二因縁を、現代の私どもに最も分かりやすく説明して下さっています。その第一原因である無明の所に、念仏して光明を頂ければ全ての十二の迷いの姿が、光明生活の姿に変化すると説いておられます。この度は、そのような事についてお伝えさせて頂きました。
戸畑光明会の岸田様宅には五組の夫婦の方も参加し夫婦で一緒に念仏出来るということは大変珍しく尊いことではないかと思います。
長崎地区 大谷 決正
22日 善隣寺 19名
『礼拝儀』の中の「霊応常住に我が心殿に在して転法輪を垂れ給へ」についてお話いたしました。常にそうありたいと私自身が願うことですが・・・。青葉若葉の陽春の中、熱心な参詣者で有難い限りでした。
大分地区 大和 顕栄
4日 善光寺 休会
5日 長昌寺 休会
5日 迎接寺 20名
6日 蓮華寺 40名
今回は桜爛漫と咲き誇る好時節での大分地区巡伝でありました。
迎接寺様はまだ夜席であった頃以来の久しぶりの御縁でありましたが、ご参加の皆様は以前と変わりなくご精進されている姿を拝見して心強く感じました。
蓮華寺様では例会は午前10時開催となっていますが、すでに9時頃より大勢の方が念仏に励まされており、これも鶴山瑞教上人・恒教上人二代に亘る教化の賜だと感じ入りました。
法話は『礼拝儀』「至心に感謝す」より。如来様より与えられた今日一日の命を如何にして聖意にかなうべく尊く生かして行くのかについてお話させて頂きました。
筑豊A地区 大谷 決正
23日 定禅寺 休会
23日 福円寺 休会
24日 種善寺 休会
筑豊B地区 菅野 浄光
24日 西福寺 30名
24日 浄光寺 休会
25日 長安寺 32名
24日・西福寺 少し肌寒さを感じさせる天気であった。先々代の五十回忌に祥当するという事で御回向をさせていただきました。総代さんも出席され、熱心に聴聞され、精進の励みとしたいものです。
25日・長安寺 お参りの方が多く、長くこうやって例会を積ねて日頃の地道な努力が感じられ、頭の下がる想いがしました。両会所ともにそれは感じられ、2日間よき出会いとなりました。
筑後地区 佐野 隆和
19日 摂化院 9名
19日 浄源寺 休会
20日 浄土寺 20名
20日 浄福寺 休会
20日 竜川寺 7名
花満開の浄土を偲ばせる巡伝の旅であった。
摂化院の裏には響き絶えせぬ瀧の音、前庭はつつじの花の満開。
華は開く希有の色 波は揚ぐ実相の音 仏の通しと雖も念仏をもちうべし。今現在説法。
浄土寺20名の参加。一心に聞法、念仏、昼は食事作法での食事。皆様と共に頂く。上人には多忙中日田までお送り頂く。
竜川寺は夜席にもかかわらず、お疲れの中、参詣あり。有難く思う。
島原地区 金田 恭俊
25日 慶厳寺 40名
25日 安祥寺 休会
今回は「お念仏の実践」について。特に鎮西上人の不離仏義・値遇仏義について。自らの体験を通して、仏と離れないということはどういうことなのか。仏にお会いしたいという思いに仏が応えて下さるということはどういうことなのかをお話しました。
聖恵(めぐみ)病院 辻本 光信
25日 81名
賑やかな国道3号線沿いにありながら、緑豊かな静かな雰囲気に感銘します。宗教宗派も異なる方々への話で時間も30分間えdすので、話にも自ずと力が入りました。
院長の安松先生はお話も聴いて下さった上、示唆に富む貴重なお話をして下さいました。医療には信仰が不可欠であるという趣旨と理解しましたが、信念に裏打ちされた実践の日々は、真に尊いものと思います。
唐津地区 今井 裕光
19日 安養寺 35名
20日 浄泰寺 45名
21日 九品院 40名
今回は三カ寺とも「御忌法要」にて大勢の方々のお集まりでした。先月(3月)と今月二席にわたり「光化の心相」と我々の心の深奥にある「無明」についての法話でした。前回のお上人より三身のお話を聞かれたいうことで、私なりに引き続いて清浄・歓喜・智慧・不断を進めさせて頂きました。
唐津へ次回ご出講のお上人には、つづく難思光よりを・・・と思っております。
お三カ寺上人より心からのおもてなしに深く御礼申し上げます。