光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成21年11月

9月巡伝報告

大分地区 日隈 敬慈

4日善光寺 30名|5日 長昌寺 休会|5日 迎接寺 休会|6日 蓮華寺 43名

処暑を過ぎて朝夕の涼しさが増しました。お月様の暦の確かさを実感させられております。豊前路の空は秋の装いを帯びてまいりました。

自身のお念仏信仰の分岐点、勝縁となりました善光寺さまに重ねてのご縁を賜りました。熱気とお馴染みのお顔ぶれに励まされ、お念仏こそ万機普益第一の行との確信をいっそう深めさせられた法会でした。ご住職さま、奥さまにもお心遣いを賜り、心より感謝申し上げます。

代講 金田 隆栄午前10時に始まる巡回伝道、少し早めにと思い9時半に着いた時には、もう大勢の皆様が本堂でお念仏の大合唱でありました。いつも思うことでありますが、皆様のお念仏の声、お話を聞かれる態度、内外の清掃、寺族の皆様が一丸となっての受け入れ態勢などのすばらしさを自坊と比較しますと自坊の至らなさに反省してしまいます。
しかし有難いことです。声なき声の大説法、お念仏させて頂く者は、何もかもが勿体ない出会いとなると思います。

熊本地区 永徳 光明

22日荘厳寺 40名|23日 善樹院 30名

荘厳寺様 秋彼岸法要との併修ということで「彼岸」「到彼岸」について彼岸花にまつわる話や先人の例を紹介しながら話させていただきました。

お寺は町中に位置しながら、年輪を感じさせる本堂・庫裡・前庭…とゆったりとしたたたずまいでした。先住様より、これまで歩まれてきた道についてのお話を拝聴できたこともよい教訓でした。

善樹院様 秋彼岸法要と巡伝との併修とのことで「彼岸とは」「彼岸に到るには」ということについて、六波羅蜜、無財の七施などを先人の事例を引きながら話させていただきました。

球磨川沿いの堤防に赤・白・黄の彼岸花が見られ、人吉へ往くSLの汽笛も聞くことができ、心和む二日間でした。

唐津地区 佐野 隆和

19日安養寺 60名|20日浄泰寺 80名|21日九品院 60名

金子みすゞの詩を紹介。

蚕は繭にはいります、
きゅうくつそうなあの繭に。
けれど蚕はうれしかろ、蝶々になって飛べるのよ。
人はお墓へはいります、
暗いさみしいあの墓へ。
そしていい子は翅が生え、
天使になって飛べるのよ。

肉体の生命が終われば(往生浄土)彼岸へ帰るようになっている(自然悟道の密意)。

三ヶ寺ともその彼岸法要であった。多くの参詣があり、皆熱心な信者であった。

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