光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成21年12月

10月巡伝報告

筑豊A地区 金田 恭俊

23日 定禅寺 5名
23日 福円寺 16名
24日 種善寺 12名

今回は、「お念仏の生活」をテーマにお話をさせて頂きました。

阿弥陀如来様の十八願に込められたミオヤの大慈悲に大安心を得て、子が親を念うことと大切さをお話致しました。

ミオヤを思う心に励まされて、ミオヤの子である私達は段々とですが成長していくことができます。信じ楽うことが、ミオヤを信じ愛する心と成長していく。そこに宗教の核心があると思います。

『徹選択集』下巻に、問うて曰く「前の義の如きは称名の行者において尤も不離仏・値遇仏の義有り。爾ばその義、委くこれを聞かんと欲す、如何」 答えて曰く「念仏三昧は本願、本、見仏を以て所期と為すが故に、口に名号を称え、必ず仏を見たてまつらんと大誓願を起こす。是則ち不離仏値遇仏の義なり」とあります。

「仏身を観るものは仏心を見る」という観経の文によるならば、本願というのは「仏の大慈悲の御心を見るためのもの」ということになります。

筑豊B地区 大和 顕栄

24日 西福寺 休会
24日 浄光寺 休会
25日 長安寺 20名

曇りがちの幾分肌寒さが感じられる中秋の一日、久しぶりに長安寺へお伺いしました。例会当日はちょうど町の合鴨祭りと重なり、お参りの方は少ないとのことでしたが、 の皆様は熱心に念仏精進・聴聞におつとめ下さいました。

法話は『礼拝儀』より「至心に感謝す」について。如来様の広大無辺の威力と恩恵とによって生かして頂いている私共は如何にしてその御徳に報い奉るべきかについてお話ししました。

北九州地区 松岡 光規

20日 大願寺 30名
20日 戸畑光明会 8名
21日 円応寺 30名

大願寺様では写仏会に参加させて頂き貴重な経験をさせていただきました。

戸畑光明会様では午後5時と遅い時間ながら8名の方が集まり下さって共にお念仏を喜びました。

円応寺様では幼稚園児と一緒に念珠繰りがあり、幼いながらも一生懸命お念仏している姿に感動しました。

どの会所様も貴重な御縁有難うございました。

福岡地区 岸本 義空

15日 福岡光明会 休会
16日 正法寺 45名

鶴山瑞教上人の代講で正法寺様にご縁を頂きました。話は「不断光」についてお取り次ぎさせて頂きました。

いつも巡伝が終わった後に思うことは自分の勉強不足であります。今年の善光寺様での布教研修会で実演が終わった後、瑞教上人が「通論ではなくもっと具体的に」と仰せられた言葉が頭から離れません。「具体的に分かりやすく」ということが一番肝心ではありますが、私にとっては一番難しいことでもあります。豊かな表現力は、お念仏を申し一冊でも多くの本を読むことでしょうか。

筑後地区 今井 裕光

18日 摂化院(講師不在で開会)
19日 浄源寺 休会
20日 浄土寺 25名
20日 浄福寺 代講
20日 竜川寺 11名

摂化院様には当方の連絡ミスにて出講いたしませず大変失礼致しました。重々におわび申し上げます。

浄土寺様、浄福寺様とも大勢の方々のお集まりで日ごろのご教化の程、頭の下がる思いです。内容は「光化の心相」にて約1時間。つたない話を熱心にお聞きいただき御礼申し上げます。

聖恵(めぐみ)病院 金田 隆栄

24日休会

粕屋地区 吉田 泰淳

13日 西林寺 70名
14日 珠林寺 150名

始めての粕屋地区巡伝でした。

西林寺様 事前にご住職からお手紙をいただき安心して伺うことができました。秋の好天にも恵まれ、本堂が輝いているように感じました。法話は『如来光明歎徳章』から「三垢」と「善心」のお話。昨年加行を受けられたばかりの御法嗣様ともお話ができてよいご縁を頂きました。社会人から発心して僧侶の道に入られたとのこと。有難うございました。

珠林寺様 こちらも早々とお手紙をいただいており感謝して法話に臨みました。満堂の檀信徒の中、浄道師の入山式が厳かに執り行われ、御山内全域が喜びに包まれているように感じました。またこの日は私の誕生日で法縁を感じずにはいられませんでした。私もいつの間にか40代半ばとなり、今後一層精進しなければと思った次第。法話は途中の例話を多少変えながらも、前日の西林寺様と同じ流れをとりました。有難うございました。

大分地区 柏原 寿美

4日 善光寺 25名
5日 長昌寺 休会
5日 迎接寺 休会
6日 蓮華寺 30名

雪山偈のお取り次ぎを致しました。

「四句の偈」「諸行無常偈」とも申します。大般涅槃経に説かれている偈文です。

諸行無常 是生滅法 生滅滅己 寂滅為楽 の四句で、お釈迦様が遠い過去世において、ヒマラヤ山中で御修行中に得られた偈文と伝えられています。諸行は無情なり 是れ生滅の法 生滅滅し己って 寂滅をもって楽と為。

この偈文をわかり易いように日本の歌にしたのが「いろは歌」である。色は匂へど散りぬるを 我が世誰そ常ならむ 有為の奥山今日越えて 浅き夢見し酔ひもせず。

「雪山偈」は葬儀の際に祭壇に掲げられますが、最近では簡略化されて見ることが少なくなりました。今日の簡略化の中に何か大切な心が失われていく淋しさを覚えます。

会所のお寺院様には送迎・食事・宿泊等大変お世話になり有難うございました。

長崎地区 松岡 光規

24日善隣寺 20名

今月は地蔵講が併修されました。

善隣寺様は二度目で、前回は3年前の初めての巡伝でした。緊張の中お話しさせて頂いたことを思い出します。今回も緊張の中でしたが、前回と同じように熱心に耳を傾けてくださる姿に励まされながらどうにか一席の法話をさせて頂きました。貴重なる御縁有難うございました。

島原地区 菅野 俊光

25日 慶巌寺 休会
25日 安祥寺 10名

日曜日(25日)、初めて高速道路が千円になる恩恵? にあずかる。

参詣者10名、おときを頂いて12時半より勤行、1時より「清浄光」をテーマに約1時間お話をさせて頂く。時折メモをされるお方を拝見すると、しっかりと予習しなければと反省させられる。森下法尼ならではのアットホームな雰囲気、15年間のご精進に頭が下がりました。

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