光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成23年4月

2月巡伝報告

大分地区 今井 裕光

4日 善光寺 29名
5日 長昌寺 休会
5日 迎接寺 15名
6日 蓮華寺 33名

6日の蓮華寺は小生の都合にて不出講いたしました。
善光寺様、迎接寺様、二ヶ寺とも「南無の六義」についての一席でした。礼拝儀に「至心に○○す」をもとに六義についてのお取次ぎ。話す当人が実感しておりませんのでお伝わりしにくい話ではなかったかと存じます。
両ご寺院とも沢山のお集まりで頭の下がる思いです。合掌
※蓮華寺は自説で実施されました。

宮崎地区 永徳 光明

18日 自然寺 休会
19日 円福寺 60名
20日 円浄寺 90名
21日 円光寺 60名

三ヶ寺とも御忌法要ということで、御忌について、法然上人が出家し立教開宗に至るまで、お念仏の教えに生かされた人たち(親鸞聖人、聖如坊、荒巻くめなど)についてお取次ぎをさせていただきました。各会所とも が多く、熱心なご聴聞をいただきました。

南国の春色はひときわ濃く感じられ、数々の御高配にも心温まる思いでした。
口てい疫、鳥インフルエンザ、新燃岳噴火による降灰と続いた災いの大きさを現地を訪れたことで、改めて痛感しました。

粕屋地区 代講・炭本 義空

13日 西林寺 40名
14日 珠林寺 38名

天気予報では、13日14日は大雪・強風警報がだされて、天候が気がかりでしたが、2日間とも大した崩れもなく、みぞれのようなものが少々降っただけで、2日間とも天気はまずまずでした。ただ寒さだけは厳しいものがありました。西林寺様、珠林寺様二ヶ寺とも不断光について、お取次ぎさせていただきましたが、今回は特に橋爪勇哲上人著の『妙好人荒巻くめ女』の中より、次の三つの歌を、話の中に折り込ませていただきました。

ものしりに なりてじごくに ゆうこうより もとのあほうで ごくらくへゆけ

うたごうて 五万三万 となえても みんなしいらで 先はとぶなり

これほどの ことは凡夫の 習ひぞと 心に許す 罪ぞおそろし

福岡地区 川端 瑞教

16日 正法寺 45名

梅一輪 一輪ほどの 暖かさ 服部嵐雪

毎週のように雪が積もり、積もる中にも春の暖かさが駆け寄ってくる中での巡伝でした。
正法寺さんのみの巡伝でした。今年は法然上人800年を迎える年となりました。
京都・東山・吉水・知恩院さんのご詠歌に、

草も木も 枯れたる野辺に 只ひとり松のみのこる 弥陀の本願

とあります。冬の詠で、草も木も枯れてしまい、松(待つwait)だけが残ってしまった。阿弥陀様がお念仏を称えるのを待っている。私のために待っている。Wait for me, wait for you.

合掌

佐世保地区 金田 恭俊

22日 善隣寺 18名

今回は、阿弥陀様の本願(光)に遇うことによって、光明の生活になってゆくことをお取次ぎさせて頂きました。
お寺での法話を一度聴聞したいという若い女性が、飛び入りで参加して下さり、ご住職の辻本光信上人より、わかりやすくお願いしますとの事でしたので、なるべくわかりやすくお話したつもりですが、ついつい「如来様」というような仏教の専門用語を説明もなしに用いてしまって、わかりにくかったかもしれないと懺悔しています。
ご住職の辻本光信上人からは、『礼拝儀』の内容をテーマにする際は、皆と一緒に拝読したほうが良いですよ、というアドバイスを頂きました。また、副住職の辻本良明上人からも、相手の身になること、相手の言葉そのものにとらわれず、その背後にある思いを知ろうという姿勢の大切さを教えて頂きました。
聖者の同体大悲(おもいやり)とは、このことであったと、今回の佐世保地区の巡伝で、聖者のお言葉が身にしみて参りました。

諫早地区 炭本 義空

25日 慶巌寺 36名
25日 安祥寺 10名

好天に恵まれました。二ヶ寺ともに、不断光についてお取次ぎさせていただきました。

筑豊A地区 炭本 義空

23日 定禅寺 8名
23日 福円寺 26名
24日 種善寺 22名

三ヶ寺ともに好天に恵まれ、あたたかい二日でした。不断光について、お取次ぎさせていただきました。
弁栄聖者は、「如来の不断光は衆生の意思を霊化す。意思は霊化されて菩提心となり、如来の終局目的に協力し、行動に聖意を実現す」と、お説き下さっております。振り返って、日々の生活においてお念仏申させていただき自分の身体、心にお育てをいただいて、いのちの深まりを(実現)信知し感知させていただき、一生をまっとうしたいものです。

筑豊B地区 山上 光俊

24日 西福寺 休会
25日 浄光寺 休会
25日 長安寺 30名

久しぶりのご縁でございました。ご住職様のお孫様が玄関でお出迎え、紅葉のような手を床についての御挨拶に感心いたしました。法話のテーマは「自分の死を想い仏を念って生きる」でした。貪り・怒り・愚かさに振り回されて生きていると本当の自分が見えなくなる。メメント・モリ(Memento mori)は、ラテン語ですが「死を記憶せよ」と日本語に訳される。「自分がいつか必ず死ぬことを忘れないで」という生き方の警句です。だれでもじぶんの死を想うと心が清まります。29万頭の牛や豚が口蹄疫で殺された悲しみから執筆した拙書『モーちゃんとピーちゃんの涙』を紹介しながら「命への優しさ、尊さ」を話しました。死を想い仏を念う念仏をして、永遠なる命を自覚すると心安らかに平和にこの世・後の世を生きることができる幸せが真実の幸福(極楽)であると法話を結びました。その後「三祖の聖歌」をバイオリン伴奏曲(佐野上人演奏録音版)で参詣者の皆さんと歌いました。み光の中で楽しい集いをさせて頂き心からお礼を申し上げます。

北九州地区 日隈 敬慈

20日 大願寺 24名
20日 戸畑光明会 7名
21日 円応寺 16名

南無阿弥陀仏
梅の花咲き匂う晴天に恵まれました。各会所とも熱き信仰心によって、尊いお念仏の法会が営まれました。窮屈なおとりつぎになってしまい申し訳なく存じております。

筑後地区 大谷 決正

19日 浄源寺 休会
20日 浄土寺 休会
20日 浄福寺 休会
20日 竜川寺 休会
20日 摂化院 休会

聖恵(めぐみ)病院 菅野 眞慧

25日 85名

初めて訪れた古賀市の聖恵病院。弁栄聖者の光明主義の理念のもとに運営されている病院が、九州にあるということに深い感銘を受けました。安松院長先生のもと、阿弥陀如来様がおられる病院に春のような陽気もあり本当に光に包まれているような空気を感じました。大ホールでの法話中は85名という大人数の方が一斉に耳を傾けてくださり、毎月1回のお念仏と法話の時間を患者さんも職員さんも貴重なひとときとして参加されている姿を受けとめました。短い時間でしたが、常に温かい雰囲気が漂い、とても話し易く緊張を皆さんにほぐして頂いたような気持ちです。

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