光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成23年7月

大分地区 西 徹空

4日 善光寺 20名
5日 長昌寺 休会
5日 迎接寺 24名
6日 蓮華寺 30名

大型連休中なので、善光寺へ向かう列車の中は行楽客で一杯です。御住職の菅野俊光上人が駅までお迎えに来て下さいました。勿体ないことです。善光寺の境内は若葉が香りツツジや藤の花が満開で、初夏らしい明るさに溢れていました。参詣の皆様の和やかな雰囲気に包まれて、私も寛いだ気持ちでお話ができました。終わってお茶請けに、お手作りの牡丹餅をいただきました。特大でした。

迎接寺の手入れの行き届いた境内に一際目を惹くヒトツパタゴの樹があります。これから花が開くところでした。私の好きな花木の一つなので、一日二日早かったのが残念です。例会の最後にクリスタルポウルの演奏とトリム体操がありました。クリスタルポウルには初めてお目にかかりました。迎接寺のお嬢さんの演奏は寺院の鐘や教会の鐘の音を彷彿させて、宗教的な響きを感じさせます。その波動が心の緊張を和らげ、魂を浄化するのだそうです。

豊後水道の海の色に心が洗われて蓮華寺へ到着すると、すでに木魚の音がこだましています。

勇みある念仏は本当にいいものです。ご住職の哀感切々たる御回向も心に染みました。前住職の鶴山瑞教上人から色々承った話の中で、「光明主義に出会って一番有難いと思うのは三身即一の如来様です」という言葉が印象的でした。西方極楽の阿弥陀様だけでは、現代には受け入れられにくいのです。鶴山上人は法然原理主義のような立場のことを危倶しておられました。

熊本地区 岩沼 光裕

22日 荘厳寺 休会
23日 善樹院25名

2回目の熊本であります。九州も丁度梅雨に入り、日帰りの往復800キロ、運転時間12時間でありました。

大変ハードな一日でありましたが、大変有意義な一日を過ごさせていただいたと思っております。仏事の基礎として三具足の意義と三宝の意味の関連についてお話しさせていただきました。このことについて皆わかっているようでわかっていない現実があります。このことをお話させて頂き、善樹院の方々が喜んで下さった事、私の喜びであります。今回荘厳寺様はお休みでした。 

合掌

北九州地区 大谷 決正

20日 大願寺
10名20日 戸畑光明会
8名21日 円応寺
休会

大願寺は会所が北九州市早田東区高見の深町家で行われました。金田上人に案内されてお伺いした当主は、名前は存じませんでしたが、何度か豊前善光寺でお目にかかったことのあるお方で、こうして例会の会所をお勤め下さり有り難い限りでした。

戸畑光明会は常に皆様熱心で頭が下がります。両会所とも大変お世話になりました。

山口地区 今井 裕光

24日 長命寺 20人(14時)15人(20時)
25日 西蓮寺 22名
26日 極楽寺 休会

長命寺様は「御忌会」にて「一枚起請文」を中心に二席おつとめしました。ご随喜のお寺様方も多く川端上人のご活躍の程がおうかがい出来ます。

西蓮寺様は藤本浄彦先生がお留守でしたので、法嗣上人がしっかりと例会をお勤めきれました。心強い事です。

極楽寺犠は休会との事でした。

山口地区巡伝でしたので熊野上人の善生寺様にもお伺いいたしました。新築になりましたご本堂、すばらしい出来栄えで心よりお祝い申し上げます。 

合掌

筑豊B地区 辻本 光信

24日 西福寺 休会
24日 浄光寺 休会
25日 長安寺 25名

長安寺様にはここ2年間で3度ご縁を頂きました。会員の方々が当番で朝食を用意し、準備も会食も、とても和やか、かつ賑やかで皆さん方の笑顔が素晴らしいものでした。「斯光に遇うものは三垢消滅し・・・」光明歎徳章から講題を頂き、阿難尊者のお話と、木叉上人の逸話を引用してお話しました。住職ご夫妻をはじめ寺族皆様方まで本堂にてご聴聞下さり、嬉しく存じました。到着の折も皆さんのご挨拶を受け、帰る折も、一家六名全員でお見送り下さいました。有難いことです。

佐世保地区 炭本 義空

22日 善隣寺 12名

鶴山上人の代講で、不断光についてお取り次ぎさせていただきました。参詣の方々はいつも熱心に聞いてくださいます。なごやかな雰囲気で聞いてくださるのは、住職様の教化のたまものだと感じています

聖恵(めぐみ)病院 炭本 義空

27日 68名

5回目の御縁をいただきました。此の度は「善き友」という経典の言葉に主題を得て、話をさせていただきました。

日々の生活の中で、隣人をいたわり、仲良く、明るく暮らすことが人として、大切なことでしょう。自己の人間形成の内面の営みに対して、さまざまな要素があるけれども、そのなかにあって、最も大切な要素の一つが「善き友」、「良き隣人」であります。

福岡地区 鶴山 恒教

15日 福岡光明会 9名
16日 正法寺 休会

新緑の肱い季節、福岡光明会会所、下司様宅にお邪魔をいたしました。お馴染みの皆さんと久しぶりに再会できましたことを嬉しく感じました。一時間のお念仏の後に四十分のお勤めと一時間の聞法、五月中旬とはいえ蒸し暑い中を皆さん熱心に努めていただき、感謝するばかりです。3月11日に起きた東日本大震災の被災状況を見聞するにあたり、人間とは何と力の限られた存在であったと思い知らされ、法然上人の「知者の振る舞いをせずして、ただ一向に念仏すべし」とのご遺訓が、いつもながらに我が心に染みます。聖者のご法語の一節『見不見にかかわらず、我如来と共に有りとの確固の信念こそ宗教の第一義にて候」を讃題にいただき、法然上人が大衆にお広め下さった大悲大修の本願念仏についてお取り継ぎをさせていただきました。

合掌九拝

筑豊A地区 冨永 秀元

23日 定禅寺 8名
23日 福円寺 自説
24日 種善寺 休会

今回の巡伝は、自坊を含めた筑豊A地区を担当させていただいた。梅雨の走りの雨の中、三ヶ寺とも熱心な信者さんのお参りをいただき、背中を押されるような気持ちで勤めさせていただいた。最近、お参りの方々の高齢化が進み会所の存続が危ぶまれるという言葉をよく耳にするが、今回の巡伝ではことのほか若い方々のお顔が目立ったような気がする。気のせいだろうか?

諫早地区 金田 恭俊

25日 慶厳寺 25名
25日 安祥寺 12名

今回は、阿弥陀如来様の第十八願を通して、「光明の生活」について話しました。

十八願の話をしますと「至心」「信楽」「欲生我国」「乃至十念」等の言葉の説明からしないといけませんが、それらの説明をしますと、やはり話が難しくなるような感じが致します。もっと簡単にわかりやすい方法がないものかと模索はしていますが、なかなか難しいのが現状です。

本当に話したいことをよくよく考えてみますと、それは、「如来光明歎徳章」の「それ衆生ありて、この光に遇う者は、三垢消滅し、身意柔軟に、歓喜踊躍して、善心生ぜん」ですから、もっとそこに焦点を絞って話すべきではなかったかと思いました。そしてこの話は、お念仏をした人であれば、だれでもその人なりに体験できる事です。もっとそういう話を皆さんとともにし、光友の親交と信仰を深めていけたらと思いました。

慶巌寺様、安祥寺様ともに、熱心に聴聞して下さいました。本当にお世話になりました。  

合掌

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