光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成24年4月

2月巡伝報告

宮崎地区 塩先晋照

◇18日 10時 自然寺 休会
◇19日 10時 円福寺 90名
◇20日 10時 円浄寺 70名
◇21日 10時 円光寺 60名

南国の冬は予想以上に暖かく、コートも要らない程の暖かさでした。三ヶ寺とも御忌法要で、元祖上人のご法語から話させて頂きました。

多賀学昭上人は、仙台学英上人亡き後、大坊円福寺の後を継ぎ、多忙の中を縫うように、教化活動に邁進されて居られます。お人柄は檀徒の範として、近隣の人から深く敬愛され、特技の音楽活動や、幼稚園、地域の世話等を通して感化は行き届き、今や高鍋の名士として知らぬ者は無い有様です。近年上人の活動は海外まで及び、国際交流は町の名物になりつつある由。大いなる刺激を上て帰寺しました。巡伝中にもご葬儀の要請があり、一時も席温まらぬ間を、充分に御もてなし下さった事が大変有難く、感激した次第でした。

円浄寺様では、40年程前、師匠増谷雄鳳上人が宮崎巡伝中に体調不良となり、円福寺にてお世話になった折、自坊行橋までお送り下さったのが、若い頃の秋山玄仁上人であられた由、改めてお聞きし、思わず低頭しました。行き届いた寺内のご様子などから上人の厳格、謹厳なお人格が彷彿とされ、師弟二代に亘るご縁を有難く、勿体なく感じた次第でした。又ご多忙の中、名所などをわざわざご案内頂き、暖かな御心遣いに恐縮しつつ帰りました。

円光寺様では、多賀上人の御子息ご夫婦が、住職として法灯を立派に継がれ、幼稚園のお世話にも余念がなきご様子。誠実なお人柄は、檀信徒にもすでに信頼厚く、代々上人のお徳と相俟って、これからの時代を切り開かれるであろうお姿を頼もしく感じた次第でした。

一期一会の心持ちで、三ヶ寺巡伝を終えることができ、喜んでおります。

筑後地区 大谷決正

◇19日 13時 浄源寺 休会
◇20日 11時 浄土寺 休会
◇20日 13時 浄福寺 10名
◇20日 19時 竜川寺 休会
◇23日 13時 摂化院 休会

大分地区 大谷決正

◇4日 13時 善光寺 30名
◇5日 10時 長昌寺 休会
◇5日 13時 迎接寺 30名
◇6日 11時 蓮華寺 30名

大分地区、筑後地区共に「至心に勧請す」についてお取り次ぎさせて頂きました。

弁栄上人は『お慈悲のたより』の中で、「善導大師も法然上人も弘法大師も、霊界の偉人といわれた方々は、皆、その心の宮の中に、この活ける本尊仏を宿して居られたから、信仰が常に活き活きしていた。我々も又同じように、各自の心の宮の中に、この活ける御本尊を御安置する事が出来て、初めて本当の信仰が向上する」とお説き下さいました。

鬼や蛇をかくまいおいて何になる
あみだ佛々いうて責め出せ
鬼も出よ蛇も出よ出よと追い出して
胸にあみだを住ませてやれよ

今月は節分で徳本上人のこの歌二首も有難く、私たちも念仏して心中に阿弥陀如来さまをご安置し、お導きいただきたいと願うばかりです。

糟谷地区 冨永秀元

◇13日 10時 西林寺 26名
◇14日 10時 珠林寺 30名

二ヶ寺とも涅槃会併修で熱心に聴聞頂く。前回伺った折は、両寺ともご住職がお一人で檀信徒の教化に励んでおられるお姿に感銘を受けたが、その甲斐あってか、どちらも立派な後継者に恵まれた様子、喜ばしい限りである。

念仏信仰の広まりは、そのみ教えを正しく継承出来るか否かが鍵である。熱心に取り組む若い力に大きな可能性を感じる。至心合掌。

北九州地区 炭本義空

◇20日 13時 大願寺   30名
◇20日 19時 戸畑光明会 8名
◇21日 13時半 円応寺  25名

大願寺様、戸畑光明会では「不断光」について、お取り次ぎさせていただきました。円応寺様では、涅槃図がかけられておりましたので、涅槃会のお話をさせていただき、法然上人の御法語を三つほど、お取り次ぎさせていただきました。

佐世保地区 岩沼光裕

◇22日 13時 善隣寺 11名

佐世保は個人的に来た事はありますが、公的には初めてでした。片道360キロ車で日帰りの行程ではありましたが、聞き上手な聴衆のおかげにより、不思議な一体感を味わうことが出来ました。お話は、お供えの意義について、お話しさせていただきました。また御縁があれば、佐世保という町も知りたいと思いました。

合掌

福岡地区 辻本良明

◇15日 13時 福岡光明会 10名
◇16日 10時 正法寺   40名

福岡光明会(辻本良明) 今回は、所用のため福岡光明会、一会所のみお伺いしました。先に手作りの昼食をおいしくいただいた後の法話となりました。「それ衆生ありて・・・身意柔軟に歓喜踊躍して善心生ぜん」を讃題に、私どもの心は自分自身が一番知らぬということを嫁姑の例話から入り、相手の気持を知ってしまったばかりに、それまでの穏やかな生活から、何か心の奥に引っかかるものを感じながらの生活となったことを、私の中で、どのように解決するかと言うことを、問い掛けながら、話を進めました。人生の辛さ、苦しさ、悲しみに会った時に、まず真実と向き合うという事が大切であり、そこから如来様へ顔が向く始まりとなる事を述べました。法話後に、参加者の方から、ご近所の引きこもりの青年への対応を訪ねられ、私の考えを伝えながらさらに質問が続き、逆に私自身が勉強させていただく体験となりました。

正法寺(西徹空) 辻本良明師の代講を務めました。正法寺の住職軍嶋上人は、常に時代を見据えた教化に熱血を注いでおられ、年齢を感じさせない情熱でお聞かせ下さる話には、毎度ながら有難い指南を頂きます。年内には住職を譲られる由、その後の御予定を尋ねると、これまた軍嶋上人ならではの事業構想を披瀝下さり、将来の楽しみを土産といたしました。

聖恵病院 炭本義空代講

◇22日 14時 休会

筑豊A地区 菅野眞慧

◇23日 13時半 定禅寺 10名
◇23日 19時  福円寺 17名
◇24日 13時  種善寺 33名

2日続けての巡伝は初めてで、気持ちではリラックスしていたつもりが身体の調子がいまいちで不思議に感じていたのですが、三ヶ寺の巡伝を終えたとたん、ほっとした喜びが起こり、やはり強いプレッシャーを身体は受けていたのですね。同じ法話を違うお寺で三回行うのも初めての経験でよい勉強になりました。そしてそのお寺も法話を聞いて下さる皆さんが、とてもあたたかいです。これからも、お念仏を喜んで精進いたします。

筑豊B地区 西徹空

◇24日 13時 西福寺 休会
◇24日 19時 浄光寺 休会
◇25日 13時 長安寺 30名

巡伝の御縁を重ねるにつれて顔見知りの方々も増え、和やかな雰囲気のうちにお話をすることができました。

参詣者の方々の中には毎朝2時間の念仏を日課とされている人もあるとか。真に長安寺の御住職三代にわたる、光明主義教化の賜ものでしょう。又、いつもながら御家族を挙げて例会に奉仕されるお姿や、法話をお聴き下さる態度に大変心暖まるものを感じました。

諫早地区 炭本義空

◇25日 10時 慶厳寺 35名
◇25日 13時 安祥寺 9名

慶厳寺、安祥寺ともに「至心不断」について、『礼拝儀』を中心に、法然上人の御法度を加えてお取り次ぎさせていただきました。

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