光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成24年8月

6月巡伝報告

筑後地区 柏原寿美

◇19日 浄源寺 休会
◇20日 浄土寺 30名
◇20日 竜川寺 20名
◇20日 浄福寺 12名
◇24日 摂化院 休会

報恩の阿弥陀立像について

元祖大師800年の大遠忌に際して奇しくも発見され(真言宗玉桂寺で)浄土宗にお還りになった源智上人報恩の阿弥陀如来立像。其の中に造た願文と全国の貴賎、道俗、老若男女、故人と4万6000人に及ぶ結縁交名状が納められている。

源智上人は師法然上人の一周忌に間に合うように之を成し遂げられた。実に「念仏の絆で結ばれた比類なき仏像」である。

源智上人の師法然上人をお慕いする真情が切々と伝わってくる。

福岡地区 岩沼光裕

◇15日 福岡光明会 休会
◇16日 正法寺 28名

巡伝では初めての正法寺様でした。個人的には何度かお参りさせて頂いたお寺です。三十年近く前の横手は、大変のどかな交通の便の良い町でしたが、この間の変わり様には驚きました。しかし、周りは変りましたが、お上人の今も変らぬ前向きな教化の姿勢を有難く思いました。
今回は、山口と福岡の習慣の違いとお供えの基本をお話しました。 合掌

聖恵病院 菅野眞慧

◇22日 85名

聖恵病院は二度目となります。台風四号、五号通過後の梅雨の晴れ間の一日でした。
梅雨の外出できない時は家でお念仏をと、夏安居の過ごし方について提案してみました。

佐世保地区 菅野浄光

◇22日 善隣寺 14名

台風の影響で例会が危ぶまれたが台風一過の好天に恵まれ、無事、例会を終えました。お勤めの後、一時間程お話をさせて頂きました。善隣寺さまの弛まぬ教化の一端を皆様の聴聞の姿に、寺族の皆様に感じました。

大分地区 辻本良明

◇4日 善光寺 17名
◇5日 長昌寺 休会
◇5日 迎接寺 22名
◇6日 蓮華寺 34名

麦がたわわに実り、これから麦刈りが始まるという時期に、大分地区の巡伝にお伺いしました。善光寺様では、副住職が布教師養成講座で研修中ということで、方丈様にお世話を頂きました。迎接寺様では、急遽副住職の妹さんが私の弟子となり、パネルシアターの実演をしていただきました。

蓮華寺様では、宿の女将さんとご住職相手に、PTA対象にやっている研修をご披露させていただきました。今回の法話は、「至心に勧請す」を讃題に、人生は修養の学校であるとお示しをいただいても、目の前で起きる出来事に対して、無明の姿をさらけ出している。私共の心は自分自身が一番知らぬということを嫁姑の例話から入り、相手の気持ち知ってしまったばかりに、それまでの穏やかな生活から、何か心の奥にひっかるものを感じながらの生活となったことを、私の中で、どのように解決するかということを、問い掛けながら、話を進めました。

人生の辛さ、苦しさ、悲しみに遭った時に、先ず事実と向き合うという事大切であり、そこから如来様へ顔が向く始まりとなることを述べました。お母さんの歌を、子供とお母さんに分かれて、相手の顔見ながら歌うと、皆さん生き生きとした顔になられていたことが、印象的でした。

筑豊A地区 日隈敬慈

◇23日 定禅寺 休会
◇23日 福円寺 18名
◇24日 種善寺 16名

福円寺さまは夜のお勤めです。昼間の仕事のお疲れを押してのご精進に頭がさがります。ご住職ご他行の為ご先代武元上人がお勤めになられました。お元気なお姿とお声に接し安心いたしました。

種善寺さまは雨でした。法嗣上人の十分間法話でおつとめが始まり参詣者のお念仏もいよいよホットに、教えられることの多い今回の巡伝でした。

諫早地区 大谷決正

◇25日 慶巌寺 40名
◇25日 安祥寺 16名

「至心に勧請す」についてお取次ぎさせて頂きました。梅雨の最中ではありますが、繰り合わせてお寺におまいりされ、御本尊様の御前で法話に耳を傾けて頂き、有難い限りでした。

筑豊B地区 鶴山恒教

◇25日 長安寺 30名

5年ぶりのご縁をいただこまして、直方市長安寺さまにおじゃましました。ご住職は諫早地区へ巡伝のため不在であり代わって副住職様が例会を進めてくださいました。筑豊地区ではこのところ次期住職候補が帰山されている寺院が多く、頼もしい限りです。初夏を迎えた境内ではたくさんの蓮が咲き始めています。そんな芳しい環境の中、30名の方々がお参り下さり、声高らかに礼拝儀が拝読され、お念仏が称えられています。これ以上何も付け足すことはいらないのですが、僭越ながら聖者のお言葉を頂戴「信仰の伝達」の必要性についてお取次ぎをさせていただきました。

北九州地区 山上光俊

◇20日 岸田宅 8名
◇21日 大願寺 30名
◇21日 円応寺 14名

合掌 北九州は久しぶりの巡伝でした。6月20日、毎度ながら岸田内室の自然食の造詣が深い話に共感しながら手作りの夕食を智慧光のお徳を感じながらいただきました。法話は「名体不離」について特に「念」弥陀思い心の大切さを話しました。翌21日は午前9時大願寺の末寺慈眼寺で伝道させて頂きました。初めてのご縁でしたが小さなお堂でした。村人が遠い昔から祈りの霊的な場として大切にされてきた気を感じました。

法話は同じく「名体不離」について2、3例話を付加して判り易く話しました。午後1時30分からは円応寺さま会場でした。なんと、法話の前に住職矢野上人と園児たちとで数珠くり、そして可愛い声でお念仏をもうしていました。お念仏の種蒔きですね。矢野上人は仏教大学では伝導部で活躍されていましたから、子供たちへの伝導を熱心になさっておられるのだなとおもいました。法話は浄土宗式のお勤めで法然上人の「名体不離」観を重点に例話を使い話しました。

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