光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成26年9月

7月巡伝報告

筑後地区 炭本 義空

◇19日 浄源寺 42名

当日は昼夜の二席でした。暑い中にもかかわらず大勢の方のご参詣で、皆さんが静かにお聴き下さり有り難い事でした。お話は「不断光」についてのお取次ぎでした。

筑後地区 西 徹空

◇20日 浄土寺 29名
◇20日 浄福寺 20名
◇20日 龍川寺 9名
◇21日 摂化院 休会

梅雨明け早々の巡伝は人々の心も一新するのか、各会所とも参加者が多く盛会となりました。浄土寺様は御住職と一緒に若上人がお勤め下さる姿に頼もしさを感じ、浄福寺様では、お孫さんたちのヤンチャで屈託のない姿を楽しく思いました。
龍川寺様の御嬢さんたちも一段と成長されていました。末の御嬢さんが、私にお茶を出して挨拶するところをお姉ちゃん達が指南するという、なんとも微笑ましい一幕もあって、若い方々の明るさと元気の良さに触れた今回の巡伝でした。

糟屋地区 山上 光俊

◇13日 西林寺 100名
◇14日 珠林寺 40名

西林寺様 九州各地大雨で心配しておりましたが、当日は不思議と晴れました。
勇誠上人からお手紙で御忌会を勤めるとご案内をいただきましたので、法然上人作「月影」の歌を中心に常光、神通光(摂取不捨)を身近な話題をまじえて法話をさせて頂きました。
本堂一杯のお参りでした。御住職の感想に「雨天がおさまり100人程度の参加者が集まり皆様熱心にお参りしておられました」とございました。副住職上人は布教にも関心を示されご住職を支えて頑張っておられました。 珠林寺様 ご住職加藤哲道上人がご遷化されて中陰中の念仏会でした。愚僧の師僧が何度も五重の勧誡をされたお寺で黙々と教化に専心されたご住職でした。御内室様や新ご住職加藤浄道上人から哲道上人のご遷化の様子をお聞きいたしました。朝のお勤めを終え掃除を済ませて寺務所で椅子にすわり、そこで安らかに往生されたようです。ご生前、無口で静かな印象でございましたので有言実行の何か深い印象が残りました。
両会処では、ご厚情に欲し心からお礼を申し上げます。

合掌
山上光俊 拝

福岡地区 岩崎 念唯

◇15日 福岡光明会 8名
◇16日 正法寺 20名

2年ぶりの福岡光明会での巡伝でした。今回は前もって下司様より「歓喜光」についてのリクエストが有りましたので、聖者のお考えの〝人間の宗教的活動の中心が感情であり、感情・感覚・知的活動が意思の上に働く光明が歓喜光である。〟と説かれていることを説明し、具体的な喩え話をさせて頂きました。

正法寺様は六年ぶりの巡伝で懐かしい限りでした。「歓喜光」についてのお話で、①如来の光明に照らされて、今現に生き生かされていることに気付くことが大事。②念仏生活をして行くと、そのことが自分自身の上に現象していかなければ、念仏している意味がないのではないか? そんな話をさせて頂きました。法話の後に、軍嶋上人から色々なご教示を頂き有り難いご縁でした。

合掌

佐世保地区 今井 裕光

◇22日 善隣寺 20名

今回の巡伝では、聖者には申し訳ありませんが「ご回向」の事、特に亡くなった方のご回向についてのお話でした。礼拝儀を離れての〝ウケねらい〟の一席でしたので、ご参加の方には退屈なしの1時間だったと感じましたが、反省の残る巡伝でした。

諫早地区 花房 尚美

◇25日 慶巖寺 18名
◇25日 安祥寺 10名

この日は、昭和32年に起きた諫早大水害の犠牲者の慰霊法要が、境内の慰霊塔の前で朝から行われていました。当時の諫早の皆様方・被災者の方々に思いを馳せてお念仏させて頂きました。今回も「歓喜光」についてのお取次ぎでした。お忙しい中に皆様には大変お世話になりました。

北九州地区》

◇20日 大願寺 15名 [西 悠哉]
◇20日 戸畑光明会 8名 [西 悠哉]

大願寺様ではご近所のお堂(観音堂)で、戸畑光明会様では岸田様宅で、いずれもお寺とは違った雰囲気でのお話でした。お寺でお念仏の声がするのは当たり前、お寺以外の場所でお念仏の声がすることの有り難さを感じました。

◇21日 円応寺 22名 [西 徹空]

円応寺様では先月「五重相伝」が開筵されたそうで、参詣者も多く又高らかなお念仏の声が堂内に響き渡っていました。近隣の御寺院のお二方も随喜されており、盛大な例会が催されました。ご当山は特に光明主義を標榜された例会ではないと思いますが、時代に適った念仏の受け止め方が浸透している様に感じました。

筑豊A地区 辻本 光信

◇23日 定禅寺 6名
◇23日 福円寺 17名
◇24日 種善寺 12名

梅雨が明けて間もない日、特に23日は高温の暑い一日でした。この暑さの中皆様よくご参詣下さったと思います。講題は十二光の「超日月光仏」の項を一緒に唱和して、語句の説明と信者の方の体験談などを交えてお取次ぎいたしました。

大分地区 冨永 秀元

◇4日 善光寺 20名
◇5日 迎接寺 休会
◇6日 蓮華寺 30名

会所のご要望に応えることが出来ず、自分の力不足を感じる。突き詰めれば己の勉強不足であろう。我ながら実に情けない限りである。お詫びを申しあげます。

聖恵病院 炭本 義空

◇25日 51名

何時ものことながら理事長先生のご教化の姿勢には、多くのこと・貴重な事を教えられます。お集まりの方々も静かに聴いて下さいました。今回は「因果応報」についてお話でした。

五島地区 永徳 光明

◇阿弥陀寺 4日昼35名夜18名 ・5日昼31名夜13名
◇善福寺  6日昼15名夜7名・7日昼23名
7日の夜席は台風にて中止

両寺とも、梅雨の台風8号の影響もあって、降る雨に雷鳴も交じる悪条件でした。そんな中をご参詣下さった方々に頭の下がる思いでした。法話は、炎王光、清浄光、歓喜光の働きについて、先人の例を引きながらお取次ぎさせて頂きました。

阿弥陀寺様 中村好秀上人が今春4月に御晋山されたとの事。4月に誕生された2番目のお孫さんを抱きながら、朝早くから池の鯉を眺めておられた前住の有信上人のお姿が心に残りました。(どんな想いであられたか?) 好秀上人ご夫妻の連係に感じ入りました。

善福寺様 台風8号の接近で天候はさらに悪化し、雨足・雷鳴も強くなってきました。そんな中、参加者の方々への気配りが良くなされておる事に感服。正雄上人のお勤めでの昼席終了後、そのまま帰りのフェリーに乗船させて頂きました。

五島なる 小値賀の町は おしなべて
和顔愛語の 人ばかりなり

  • おしらせ

  • 更新履歴

  •