6月巡伝報告
筑後地区 石崎 秀篤
◇19日 浄源寺 休会
◇20日 浄土寺 25名
◇20日 浄福寺 13名
◇20日 龍川寺 休会
◇21日 摂化院 休会
この度は鶴山恒教上人の代講でした。両会所様ともに「光明歎徳章」から〝それ衆生ありて斯の光に遇う者は…善心生ぜん〟を讃題に、光明と三垢についてお話をさせて頂きました。弁栄聖者は「お慈悲のたより」の中に〝知らず、ただ自分ばかりの力にて生けるものと思うて、今日の御徳おもかたじけなく御礼申し上げる心も無く…世の中の人は如来の御恩を有り難いとは思わず、罪を懺悔もせずに只心を苦しめ浅ましき心ばかりで…。如来の御光の中に日を暮らす身になれば、魂が清らかになるから心も安らかに有り難く、この世も暮らせて、また清き楽しき御国へ行かれるものを。悟りを知らぬ身ぞ哀れではありませぬか〟と、此の様に書かれておられます。
福岡地区 大谷 決正
◇15日 福岡光明会 5名
法話は礼拝儀の中の「霊応常住にわが心殿に在して転法輪を垂れ給へ」についてお話させて頂きました。そのとうりの会所の下司様から光明聖歌のCDを頂戴し大喜びでした。翌日の正法寺様は葬儀の為に西徹空上人に代講をお願いしました。
◇16日 正法寺 31名
西 徹空上人の代講。
佐世保地区 西 悠哉
◇22日 善隣寺 14名
初めてのご縁を頂きました。通された部屋には分厚い宿帳が…。見せて頂くと中には初めて見る祖父の字が!。三代にわたってご縁を頂いたことを大変有り難く感じました。
私の拙い話を皆様が熱心に聴いて下さり恐縮です。
諫早地区 岩崎 念唯
◇25日 慶巖寺 26名
◇25日 安祥寺 10名
5年ぶりの諫早巡伝でした。両寺様とも「炎王光」についてお話させて頂きました。聖者が宗教の大切さを、炎王光の文章に残されています。〝人間には生死の苦悩あり、此の苦の原因は人々の罪悪の源たる煩悩を具して、罪悪の薪有るが故に生死の苦悩の火は尽るところなし。…暗きより冥きさまよう凡夫なり。しからばこれらの苦の解脱を求めんには、絶対的力を有する如来に帰依・信頼するほかに途なし。宗教は人生の闇を照らす光明。また人類を苦悩より救い出す力なり。〟(お慈悲のたより)
宗教心・信仰心についての話、子供や孫たちにも信仰の大切さを教え伝えていく事の大切さをお伝え致しました。二ヶ寺様とも皆様が熱心に聴聞して下さり有り難いことです。
北九州地区 山上 光俊
◇20日 大願寺 39名
◇20日 戸畑光明会 休会
◇21日 円応寺 休会
梅雨の晴れ間に恵まれて、庭に紫陽花が咲きさわやかな例会でした。恭俊上人がご晋山されて1年目でした。寺務ご多用のうえに「ひかり誌」の編集長も勤められており、ご多用だなと思いました。隆栄上人もご壮健で、弁栄聖者の百回忌の遠忌についての抱負も拝聴できました。今回の巡伝では、〝念〟についてお話し致しました。今アメリカでは「マインドフルネス」な佛教書が多く出版されて、それを健康や医療などの面でも大いに実践に取り入れられています。マインドフルネスは「サティ(sati)」というパーリ語を翻訳されたもので〝瞑想〟のことです。念仏の「念」も「サティ」でサンスクリット語では「スムルディ」と云います。念も邪念・雑念・妄念と云うように、心の方向性を誤るとマインドフルネスな瞑想になりません。お念仏もただ称えるだけではマインドフルネスになりません。それで、弁栄上人の起行の用心説や徳本行者の念仏の称え方などを分かり易くお話し致しました。名号を称えて心に光明を頂くことがマインドフルネスな念仏であることをお伝えしました。法話の後、御住職・前住職・お弟子の皆さんと歓談出来て楽しい一時でした。
筑豊地区 岩沼 光裕
◇23日 定禅寺
◇23日 福円寺
◇24日 種善寺
◇25日 長安寺
大分地区 花房 尚美
◇4日 善光寺 休会
◇5日 迎接寺 16名
◇6日 蓮華寺 34名
2ヶ寺様とも「歓喜光」についてお話させて頂きました。
聖恵病院 金田 恭俊
◇25日 88名
聖恵病院が、阿弥陀様に護られ、観音様に護られ、そして南無阿弥陀仏をおとなえする皆様が、周囲の方々にとても良い影響を及ぼすことをお話し致しました。
法話中も、本当に聖なる恵みに溢れた場所という実感があり、言葉で教えをお伝えしている私が、その雰囲気に圧倒されました。
このようなすばらしい病院が増えていくことを祈念しております。合掌