光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成28年3月

筑後地区 岩崎 念唯

◇19日 浄源寺 休会
◇20日 浄土寺 休会
◇20日 浄福寺 休会
◇20日 龍川寺 休会
◇20日 摂化院 休会

30年ぶりの寒波の影響で九州の各地区で大雪……。筑後地区も大雪のためにいずれの会所も休会になりました。

福岡地区 岩沼 光裕

◇15日 福岡光明会 休会
◇16日 正法寺   60名

福岡光明会は残念ながら年頭のため休会でした。

正法寺様例会の16日は、センター試験の初日でありました。私の年代は、丁度「共通一次試験」と言われたセンター試験の始まりでした。その当時を思い出しながら正法寺様へ。例会は、いつもの方々と『ともいき会』の方々で60人という大人数です。若い方も多く今日のために仕事を休んで来た方が10人以上おられたそうです。法話は、「脳の老化を防ぐ かきくけこ」(感動 興味 工夫 健康 恋)をお話しさせて頂きました。熱心な聴衆の方々に励まされて、本年初めてのお話を終えることが出来ました。

北九州地区 炭本 義空

◇20日13時 大願寺   12名
◇20日19時 戸畑光明会 8名
◇21日 円応寺     休会

大願寺様・戸畑光明会様ともに「不断光」についてお取次ぎをさせて頂きました。両会所共に、とても熱心に聞いて頂きまして頭の下がる思いでした。参加者の方々の熱心さ、真剣さが心に沁みた巡伝でした。

筑豊地区 石崎 秀篤

◇23日 定禅寺 6名
◇23日 福圓寺 31名
◇24日 種善寺 雪のため休会
◇25日 長安寺 雪のため休会

30年ぶりの寒波の到来で、雪の降る中二ケ寺様の巡伝でした。両会所共に7月以来2度目のご縁を頂きました。法話は「無碍光」についての1時間。道徳心について弁栄聖者は、〝阿弥陀仏こそが永遠の道徳律の根源である。念仏申す事によって道徳律がわが心の奥底から確立されていく。真の道徳とは単なる他律的のものであってはならない。

自らが自らを律するところでのみ初めて道徳性は成り立つ。単なる他律のみの世界にはただ強制のみがあって自由は無い。〟と述べられています。福圓寺様では新年会が開かれるとの事で30分の法話となりました。長く話すことが難しいと思っていましたが、短く話す事がこんなにも難しい事を実感させられました。法話の後で新年会にも参加させて頂きました。お世話になりました。紙面を借りて御礼申し上げます。

大分地区 金田 恭俊

◇4日 善光寺 【金田隆栄上人の代講】55名
◇5日 迎接寺 22名
◇6日 蓮華寺 38名

善光寺様 今回は年頭別時の4日目の大事な時に、皆様の念佛三昧の妨げにならねばよいがと思いながら、念仏の内容である「光明」について50分間お話をさせて頂きました。話している私の方が光明を頂いたようで厚く感謝申し上げます。 合掌

迎接寺様・蓮華寺様 『如来光明礼拝儀』の三心と題して、「至心に深く信ず」についてお話しさせて頂きました。「至心」については、〝私のお念仏は必ず如来様に届いていると思い心から〟と説明させて頂きましたが、「現に此処に存す」ことも強調した方が良かったのではと反省しています。また、〝信仰しなければ〟と焦るのではなく、如来様にすべてをお任せ申し上げることの大切さをお取次ぎ致しました。

合掌

年頭別時レポート

今井 英之

平成24年から豊前善光寺さまの年頭別時に参加し始め、早5年。今や正月は、妻と一緒にこのお別時に参加するのが恒例行事となりました。

元日の夕方から5日の朝までの5日間。1日のスケジュールは、4時半の起床から就寝までの間4度、鎌倉時代創建の本堂に入り2時間以上のお念仏をします。5時から7時半まで、9時から布教堂での晨朝の礼拝後、9時半から12時まで、13時半から17時まで、18時半から布教堂での昏暮の礼拝後、19時から20時半まで。懈怠の心が度々起きる自分にとっては、新年早々、たっぷりお念仏ができ、弱い心を引き締める絶好の機会であります。

善光寺ご住職菅野上人が、先代ご住職から年頭別時を引き継がれ30年。今年の参加者には、去る12月、浄土宗の僧侶になるための最後の行、伝宗伝戒道場(加行)を無事成満した青年が参加しておりました。彼は生まれる前から、年頭別時のお念仏の声をお母さまの母胎で聞き育った方です。一人前の僧侶となった立派な姿を見て、菅野上人も感慨深い様子でした。

人生の中で大切な節目となる年の始まりに、お別時の中でゆっくりと如来さまにその決意をお伝えできる。それも年頭別時の良さ、有り難いところではないでしょうか。私も来年、晋山させて頂く予定でございます。今年1年、年頭別時で引き締めて頂いたお念仏精進の心が緩まないように、妻と一緒にお念仏に包まれた生活をし、来年の年頭別時で善光寺の如来さまにしっかりとした強い決意をお伝えできるように日々つとめてまいります。

合掌

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