光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成29年9月

7月巡伝報告

《筑後地区》 稗貫 光遠

◇19日 浄源寺 12名(昼席)20名(夜席)
◇20日 浄土寺 20名
◇20日 浄福寺 15名
◇20日 龍川寺 休会
◇21日 摂化院 休会

 尊い法縁を頂き当地の巡伝を担当いたしました。九州北部豪雨の被害のニュースが毎日のようにテレビから流され、当日の例会の開催がとても心配されましたが、各会所ともに大勢の方々がお参り下さいました。当地区は以前に大本山善導寺でお世話になりました石原義堂上人のご自坊が有り、親しくご教導頂きながら、また今回の朝倉地区の災害の様子など現地のお話を伺えました。各寺院・各上人にはご高配を賜り、またお導きを頂きました事を心より御礼申し上げます。今後とも、如来様の大いなる光の中に共に生きて往くお念仏の御教えを力強く説いて参りたいと存じます。

《糟屋地区》 花房 尚美

◇14日 珠林寺 23名

 布教内容「歓喜光について」。 歌を交えながらの法話でした。皆様方よく聴いて頂き御礼申し上げます。また、色々とよくして頂きまして有り難うございました。

《福岡地区》 西 徹空

◇15日 福岡光明会 7名

 福岡光明会は代表者の下司様のマンションの一室が会所です。下司様は自然食品店を経営されているだけあって、昼食は雑穀入りのご飯に季節の野菜をふんだんに使った料理です。例えば魚と鶏肉の蒸し焼きにレタス・パプリカ・ブロッコリー・アスパラガス・キュウリ・トマト・サツマイモなどの野菜が沢山添えられていました。食事一つをとっても、そこに光を迎えて下さる温かい心遣いが溢れているようでした。光明会的とでも言いましょうか、このような会所が本当に少なくなって行きますが、時代も流れと言うより外有りません。しかし家庭的な雰囲気の中で、法話もリクエストに応えながら自由な形で進めさせて頂きました。これも形式的・伝統的な法話とは一味違った新しい布教のスタイルを模索する契機となるかもしれません。暖かな光に包まれた様な例会のお集まりでした。

《諫早地区》 金田 恭俊

◇25日 慶巌寺 20名
◇25日 安祥寺 9名

 この度の巡伝では「信じること」についてお話ししました。
「信じること」が大切だということは皆わかっていることですが、なかなか信じ切ることができないものです。ですが、その信じ切ることができない自分をそのまま、阿弥陀様にお任せする事が大切です。
慶巌寺様・安祥寺様では熱心に聴聞していただきました。尊い仏縁に心より御礼申し上げます。合掌

《北九州地区》 岩崎 念唯

◇20日 大願寺 18名(観音寺) 
◇21日 円応寺 20名

 20日の観音寺様での巡伝ははじめてでした。30度を越す猛暑の中18人の皆様がお集まりいただき本当に有難い事です。30分のお勤めの後「斯の光に遇うものは三垢消滅し、身意柔軟に歓喜勇躍して善心生ぜむ」を讃題に、お念仏の功徳と信仰生活について1時間お話をさせて頂きました。円応寺様は11年半ぶりでした。猛暑の中20人のお集り。1時間のお念仏・お勤めの後、信仰生活の大切さ・お念仏の功徳について1時間のお話でした。付属の幼稚園の子供たちがご本尊様に手を合わせる姿・母親たちも一緒に拝む姿を見ていると幼少期からの宗教情操教育の大切さを感じました。
両会所共に現在世間で起きている「直葬」(亡くなったら直ぐに火葬)や「0葬」(遺骨の受け取り拒否)の話をしたところ、“本当にそんな事が有るのですか?”と質問を受けました。信仰心・宗教心が欠落してくると大変なことが起きることについて、現在の現状を伝える事も大切なことを痛感させられました。

《筑豊A地区》 尾関 快照

◇23日 定禅寺 7名
◇23日 福円寺 14名
◇24日 種善寺 12名

 初めての筑後の巡伝でした。2週間ほど前に発生した九州北部豪雨の被害も、当地区にはそれ程の被害も無かったようでした。法話は、自分のお念仏とのご縁と歓喜光についてです。自分の体験は今回のような災害で感じる不安や苦しみとも通じる点が有ると思い、こんな時こそお念仏と安心を大切にして戴きたいと・・・お伝えしました。こうした時にお寺にお参り戴ける事を本当に有難く思いました。

《大分地区》 富永 秀元

◇4日 善光寺 台風のため休会
◇5日 迎接寺 大雨のため休会
◇6日 蓮華寺 35名

 善光寺様・迎接寺様は台風・大雨のため休会。蓮華寺様はいつもながらの多くの方のお参りでした。例会に先だっての早朝よりの念仏、法話もどなたも熱心に拝聴頂き日頃よりの御教化に感心させられました。

《聖恵病院》 大谷 仙覚

◇28日 130名

 当病院にはおよそ十数年前に勉強の為に寄せてもらって以来でした。お集りの皆様と共にお念仏をさせて頂き、大変に有難い時間を過ごさせて頂きました。法話の後で新しくできたビハーラの施設等も見学させて頂き、人の「生き死に」を改めて考える時間も頂戴致しました。

《五島地区》 今井 裕光

◇阿弥陀寺 4日(台風のため休会)・5日昼30名 夜22名
◇善福寺 6日昼25名 夜15名・7日昼20名 夜15名

 台風3号の接近でフェリーが欠航して阿弥陀寺様は1日の例会となりました。1年に1度のお集まりですので1日は残念でした。6日からの善福寺様は2日間の例会でしたので、四席をゆっくりと聴いて頂きました。離島での4日間は、法話が終われば後はゆっくりしますので島内をあちこちと見て回りました。思っていた通りの過疎で空き家が目立っていました。お集まりの皆様方もお年を召された方が多く、若い方が少ないのが気にかかります。法話は、「至心に回向す」を中心にしての1時間の四席(阿弥陀寺様は二席)、熱心で穏やかなにお聞き頂き恐縮しております。3日間両会処のご寺院に泊めて頂き大変お世話になりました。心からのおもてなしに預かりました事を深謝申し上げます。

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