光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成30年11月

9月巡伝報告

《大分地区》大谷 決正

◇4日 善光寺 11名
◇5日 蓮華寺 18名

 聖歌「念仏七覚支」の中の択法覚支のご文にある、“弥陀の身心紫金にて 円光徹照したまえる 端正無比の相好を 聖名を通して念ほえよ”についてお取り次ぎさせて頂きました。熱心に聞いて下さり有難い限りでした。善光寺様・蓮華寺様ともに大変にお世話になりました。

《唐津地区》 多賀 学昭

◇20日 安養寺 35名
◇21日 九品寺 60名

 お彼岸の時期に特有の前線の通過による秋雨の中、11年ぶりに当地区の二ヶ寺の巡伝を努めさせて頂きました。安養寺様では、現住職の善裕昭上人の篤実なお人柄と御先代の達司上人の在りし日のお姿が重なって感無量の思いが致しました。参詣の皆様方の雰囲気も真面目で上品な趣が感じられ、二代に渉る誠実な教化の賜物であるとの感を深く致しました。九品院様でも、御先代の冨田享映上人の思い出話に花が咲きました。色々なエピソードを興味深く伺い、改めて個性溢れる享映上人の面影を偲ばせて戴きました。現住職の幸秀上人もしっかりと寺門の経営と強化の実績を挙げておられる様子を拝見し、とても頼もしく感銘を受けた次第です。唐津という土地の歴史と文化の深さを実感させられた巡伝でした。法話は観経の「仏心とは大慈悲是なり」をテーマにして、如来様のみ心に触れることの大切さをお取り次ぎさせて頂きました。

《熊本地区》 西 徹空

◇22日 荘厳寺 30名
◇23日 善樹院 15名

 穏やかな秋日和に恵まれて、二ヶ寺ともに彼岸法要が厳修されました。両寺ともに参詣の方々の中に、特に熱心に聴いて下さる方の姿があって響きあうような嬉しさを感じました。荘厳寺の御先代・福田 秀明上人は今年89歳に成られたそうですが、お元気に法要に随喜されておられる姿を尊く拝見いたしました。また、老境に至った念仏者のあるがままの日常や心境についていろいろとお話を聞かせていただきました。私にとってはこの事が今回の巡伝の最高の恩寵となりました。巡伝の有難さの大きな一つは、光明主義念仏者との交流にある事を改めて思いました。

《聖恵病院》 金田 隆栄

◇28日 福岡聖恵病院 131名

 福岡聖恵病院の院長先生は、仏教の慈悲の精神に基づいた全人的医療を実践されており、私共僧侶がお話に参りましても院長先生は勿論、職員の皆様は寺院顔負けの対応です。
 帰る時には院長先生自ら病院内を案内して頂きましたが、全体が仏教色あふれて、あちらこちらからお経が聴こえてくるような感じで、特に今度新しくできました「聖恵ビーハーラ」の施設は明るく清浄で、ここが浄土の入口のような感じが致しました。 この度は院長先生にはいろいろお世話になりました。有難うございました。今後共、多くの方に仏縁を結んで頂きますことよろしくお願い致します。 合掌

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