光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 令和元年11月

9月巡伝報告

《大分地区》石原 義堂

◇4日 善光寺 10名
◇5日 蓮華寺 20名
◇6日 西福寺 15名

 「至心に帰命す」について。如来様は私の全てにおいて「親」としての恵みを持って全身全霊の心で抱き育てていて下さいます。それは私の父母が、嬉しい時も悲しい時も苦しい時も常にそばにあって、共に喜び悲しんで育てて下さった様なものです。お念仏をお称えしても如来様のみ心の中に住んでいなければ、お念仏を称えているとは申せません。法然上人のお言葉に“南無阿弥陀仏と申せばその仏の誓いにて、如何なる身をも嫌わず一定迎え給うぞと深く頼みて、如何なる咎をも省みず疑う心の少しも無きを申し候なり”と申された様に、安心決定の思いを持ってお念仏申すことがとても大事で有ることをお話させて頂きました。

《唐津地区》 西 徹空

◇20日 安養寺 45名
◇21日 九品寺 55名

 両寺ともに彼岸法要が奉修されました。多い参詣者の中に壮年男性の姿も散見されて、厳粛な法要の雰囲気に満ちていました。法話も熱心に聴いて下さいました。思い出したことですが、昔ある御老僧が“城下町の寺の説教は雰囲気が堅苦しくて話がしにくい”と話された事が有りましたが、それもなるほどと思いました。今回の参詣の皆様はどなたも礼儀正しく立派だと感じました。堅苦しいと取るか厳粛と取るかは紙一重の所だと思います。会所も檀家も求法の心で、真剣に熱心に勤められておられます。光明会の巡伝として、巡伝師はそれに応えていけるだけの勉強と念仏に精進しなければならないと思いました。

《熊本地区》 尾関 快照

◇22日 荘厳寺 台風のため休会
◇23日 善樹院 15名

 22日は台風のため休会。休会でしたがその日ご住職と暫くお話が出来、有意義なまた、有難い時間を過ごさせていただきました。23日は善樹院様で彼岸法要。法話は「清浄光」についてで、世間のあらゆる物事に影響される私達の感覚・意識がお念仏によって浄化される事をお話させて頂きました。台風に見舞われた今回の巡伝でしたが、特別な被害は無く安心して帰路につきました。

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