7月巡伝報告
福岡地区 塩先 晋照
15日 福岡光明会 12名
16日 正法寺 60名
福岡光明会 博多どんたくの最終日、非常に蒸し暑い日でした。下司様が温かくお迎え下さり、能所一体の雰囲気の中でお話することができました。下司様は会社経営の多忙の日々のかたわら、例会の会所を維持されております。また一方摂化院のお別時のお世話をされる等、七面八臂。身業説法のお手本を拝みながら帰寺しました。光明会の今があるのはこのようなダーナの御蔭。
正法寺 久方ぶりの正法寺様では、優美な山門がまず目に飛び込んできました。不快な暑さもこの山門を入り清められた境内に入った時、突然癒されるような気になりました。信は荘厳からという言葉が、そのまま実感できました。寺内の皆様の平素のご苦労が偲ばれます。冷房の効いた本堂には多くの女性の参詣者があり、炎天の中、お参り下さるお姿に敬服するのみです。
筑豊(A)地区 石原 義堂
23日 定禅寺 4名
23日 福円寺 16名
24日 種善寺 15名
種善寺の皆様大変お世話になりました。今回は如来様の炎王光について、お浄土を目指し如来様とともに過ごしていきますと、日々の中で支障となる三障の薪を焼き尽くして下さる如来様のお力が不動明王の姿となって私達の身体に働いて下さるというお話をさせて頂きました。
筑豊(B)地区 松岡 光規
24日 西福寺 休会
24日 浄光寺 5名
25日 長安寺 休会
浄光寺様におきましては暑い中5名の参加を頂きました。熱心に耳を傾けて頂き有難かったです。
法話の内容は「炎王光」について。自分の力ではどうしようもない私達、救われがたい私達であります。そのような「機」であるということをお取り次ぎ致しました。これからも分かりやすい法話を心掛けて精進していきます。
筑後地区 炭本 義空
19日 浄源寺(夜・昼) 30名
20日 浄土寺 20名
20日 浄福寺 13名
20日 竜川寺 16名
21日 摂化院 12名
今回は鶴山上人の代講で5ヶ寺の巡伝でした。ありがたいご縁を頂いて感謝の気持ちで一杯でした。5ヶ寺とも「不断光」についてお話しさせて頂きました。
如来様に育てて頂いていること(お念仏のこころを感知させて頂いておること)は、お念仏申すことにおいて、感知させて頂けるものです。
「あんた、ばかね」といわれて「はい、ばかです」とうなずきたい。あやまらなければならない時は、こころの中で、こころの底まで「なむあみだぶつ」を称えます。「すまんかった」「ごめん悪かった」という言葉も自然に出るでしょう。
空外上人は「こんちきしょう」の「こ」まで出ても、「このあとは、なむあみだぶつ」です。「こ、なむあみだぶつ」と口に出すと、阿弥陀様と一つになれるとよく言われました。現実生活の中で、水が流れるように、いろんなことに引っかからずに行きたいなぁと思っていたら次のような言葉に出会えました。
いはもあり きのねもあれど さらさらと
たださらさらと 水のながるる 甲斐里子先生)
なむあみだぶつ 十念
粕屋地区 岩崎 念唯)
13日 西林寺 100名
14日 珠林寺 30名
粕屋地区の巡伝は初めてでした。光明会に入り大変お世話になりました橋爪勇哲上人がご遷化なされた時、お焼香にも行けなかったので、今回西林寺様の巡伝布教はたいへんありがたい御縁でした。
西林寺様は、お施餓鬼法要と重なり、たくさんの檀信徒の皆様のお参りがあり、午前10時から約1時間半の法要、回向の後、35分間の法話でした。今回は「お施餓鬼について」と「念仏の功徳」についてお話をさせて頂きました。
珠林寺様の例会は午後1時から約50分のお別時とお勤めの後、1時間20分程お話しさせて頂きました。「ご縁とおかげ」についてと「如来光明歎徳章」についてお話をさせて頂きました。
2ヶ寺の皆様とってもアットホームな感じで、温かな雰囲気の中で交流させて頂きました。
合掌
聖恵(めぐみ)病院 安永 宏史
25日 80名
デイ・ケアに通院の方々中心に、「懺悔と感謝」についてお話をさせて頂きました。
時折、笑顔で頷かれ、皆さん和やかな雰囲気の中で聴聞下さいました。
北九州地区 日隈 敬慈
20日 大願寺 13名
20日 戸畑光明会 11名
21日 円応寺 15名
南無阿弥陀仏
雲の峰の聳える候、3会所にご縁を頂きました。大願寺さまは浅川観音寺さまにて勤まりました。そして戸畑光明会・岸田さま宅、そして円応寺さまです。
田中木叉上人の
日盛りの 玉なす汗は流すとも 稲は実らん この暑さにぞ
のお歌の如く、3会所ともに猛暑を厭わず、死なぬ命の実りを期してのご精進でございました。
清々しい思いで帰途につきました。
合掌
大分地区 山上 光俊
4日 善光寺 50名
5日 長昌寺 休会
5日 迎接寺 20名
6日 蓮華寺 40名
猛暑中の巡回伝道でした。
お参りの方々も汗を拭きながらのご聴聞を頂きありがとうございました。
善光寺様に着きますと大きな白い蓮の花が咲いていました。一瞬暑さを忘れて見入りました。小鳥はさえずりウシガエルは鳴くし、フクロウの赤ちゃんも啼くし、ヤマモモは実るし、蝶は舞うし、善光寺様は自然の楽園だなぁとつくづく思います。鎮守の森のお社が荘厳に改築されていました。お参りするたびに山内が美しくなり驚きます。
巡伝では初めて2席の布教をさせて頂きました。ご住職様が今回とくに田中木叉上人の心田田植え歌の法話を希望されましたので、冨永上人から頂いたCDで参詣の皆様と歌いました。朝7時半の梵鐘は副住職真美さんが毎日撞かれ、夕方本堂ではご住職様の自行の念仏で清浄な気持ちで過ごさせて頂きました。
迎接寺様では白いサルスベリにヒメアカタテハ蝶が舞っていました。マイク設備を新設されてとても楽にお話ができました。若き日の別府上人のお話をご住職様から拝聴し感動しました。
蓮華寺様では鶴山恒教上人が晋山されて住職様として前ご住職様と同じくご活躍されていました。命の授業をNHKで放映された山田泉さんのことをご住職の奥様にお話しましたら教員時代に知っておられました。私が宇佐の山田さん宅に参るのに素敵なお菓子まで用意していただき有難うございました。お蔭様で癌で限りある命を精一杯生きておられる山田さんと2時間もお話しすることができました。
今回の巡回伝道でご住職様や副住職様たちが聖者九十回忌事業で活躍の機会を与えて下さるといいなぁと思いました。今回3会処でしたが拙い法話にもかかわらず過分のご厚情を賜り心からお礼を申し上げます。
五島地区 金田 隆栄
4~5日 阿弥陀寺 50名
6~7日 善福寺 45名
初めての五島巡伝でしたが、布教記録を拝見致しますと、阿弥陀寺様・善福寺様ともに、かつて多くの大導師が何度も何度も布教なさっていることに感動しました。現在の私達もこの流れを大切にし、一期一会とがんばって行きたいと思います。
島原地区 菅野 俊光
25日 慶厳寺 40名
25日 安祥寺 10名
慶厳寺 午前9時よりチベット争乱、ミャンマーサイクロン犠牲者追悼法要が諫早市仏教会の主催で催され、稲永滋行師が導師を勤められる。
なかんずく法要差定に観音経、般若心経、礼拝儀「至心に勧請す」が読誦される。他宗派の僧侶方がどのような思いでこの偈を拝誦されたか感想をお聞きしたかった。その後、引き続き境内で昭和32年諫早水害犠牲者の追悼法要、境内には500人の犠牲者の遺骨が合祀されている由。
10時半より例会、無対光をテーマにお話をさせて頂く。猛暑の中皆さん熱心に聞いていただく。
安祥寺 午後1時前にお伺いすると、勤行が始まっていた。1時より法話、猛暑にもかかわらず10名程の参詣者に熱心に話を聞いて頂く。つたない話を暑さを我慢して聞いて頂く。本当に有難うございました。
長崎地区 辻本 光信
22日善隣寺 23名
2ヶ月続けて自坊で話すことになりました。普段の行事で話す10分間の話とは違い、準備をして話の内容を組み立ててみましたが、月例の新聞で様々なことを文字にして配布しているので、以外に苦労しました。
初めての参加者が3割くらいありましたので、光明会の概要や弁栄聖者のお話を20分ほどしたあと、迷い多き者がお念仏の生活をするということについて40分くらいお話しました。去る5月の法のつどいでのお話を下敷きにしました。