光明の生活を伝えつなごう

九州支部だより

九州支部 平成20年11月

9月巡伝報告

大分地区 松岡 光規

4日 善光寺 30名
5日 長昌寺 休会
5日 迎接寺 20名
6日 蓮華寺 30名

善光寺様、迎接寺様、蓮華寺様を巡伝させて頂きました。

どの会所でもお念仏を熱心に称えている姿、法話の時でも私の未熟な話にも、うなずきながら耳を傾けてくださる姿を有難く感じました。

巡伝に出ますと本当に勉強になります。各会所の熱心なお檀家様の姿に負けないように内容のある法話、わかりやすい法話を目指し、頑張ります。

聖恵(めぐみ)病院 辻本 光信

26日 83名

外来・入院の方々が大勢あつまり、「礼拝儀」の抜粋を唱和し、お念仏を称えての例会です。

維那の音がはっきりと響くので皆さん方の声も次第に大きくなり、お念仏は音吐く朗朗、堂内に溢れました。

お話は「至心に発願す」から「いかなる場合にも姿色を換えず」。これは本当に難しいことです。努めて心がけること、そして耳を傾けて受け容れることの大切さをお伝えしました。

聖恵病院は始めて伺いましたが、仏教精神に基づく病院経営を大変に尊いことと感じます。また、国道線沿いの繁華な場所でありながら敷地内に緑地がとても多く、静かなことにも感銘しました。

佐賀地区 山上 光俊

19日 安養寺 40名
20日 浄泰寺 90名
21日 九品院 60名

合掌。大型台風が接近しているということで天候を心配しましたが、九州をそれました。良い天気になりましたがとても暑いお彼岸の入りでございました。

19日に安養寺様に参り御住職様にご挨拶申し上げますと、なんと20年ぶりの佐賀地区巡伝とおっしゃったので驚きました。今回は会所御寺院様方から「十二光仏」のテーマを頂きました。光明主義の核心の御教えですから、少なくとも法話するのに5時間ぐらいはかかりますが、少しずつ御法縁をいただきながら回を重ねてお伝えしたいと思いました。

今回は彼岸会をお勤めされますので彼岸会の意義と「十二光仏」の総論をお話し致しました。なお、「十二光仏」の説明に弁栄上人様が大谷上人に与えられた「十二光仏図」をプリントして使用しました。

20日、浄泰寺様では午後1時からご法要、御詠歌の奉納がございました。導師部屋で20年前に、唐津焼きのお話やお宝を拝見したことを思い出し懐かしく思いました。ご法嗣様とは知恩院の宗学研究所で何度もお目にかかりお世話になっておりました。来年にはお寺に帰られるとのこと、ご活躍を期待します。

21日、九品院様は午前10時からのご法要。前日にご法嗣様から、御住職様が入院しておられるにもかかわらず、愚僧にどうしても会いたいから一日病院を出てお勤めをされることを聞いて驚きました。御尊顔を拝眉してご高悦を賜りとてもうれしく思いました。ご法嗣様はご立派になられ、20年前の愚僧のワープロやパソコンの話を覚えておられて感動しました。

今回の巡伝でも皆様に変わらぬご厚情に浴し心からお礼申し上げます。

熊本地区 佐野 隆和

22日 荘厳寺 40名
23日 善樹院 30名

荘厳寺、彼岸会併修、声を揃えての称名念仏。応声即現(元祖様)

谷川の 木の葉がくれの下の月 ここにあるとは誰か気づかず(徳本行者)

南無阿弥陀仏称うれば有難くても、有難くなくても、称うる人の心は如来様に照らされている。

満堂に響く念仏の声。田中木叉上人、橋爪上人の念仏指導の賜である。飲み屋街の中で念仏の声、泥中の蓮華である。

善樹院、彼岸の中日である。先住職信順上人、光明会の伝道師の先輩者である。浄土へ帰られて15年、遺影の前で法話をさせて頂く。感無量である。

散る桜 残る桜も散る桜 先きだつ悟り道しるべかし 十念

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